高精度なスティック搭載でコスパ良好。
今回は、BIGBIGWONよりご提供頂いたワイヤレスコントローラー「GALE(充電ドック付き)」のデザインを眺めつつ、使用感を確かめつつレビューをお届け。
「GALE」はWindows10/11、iOS、Android、任天堂スイッチに対応するワイヤレスゲーミングコントローラー。充電ドックが付属するモデルのほか、単体でも販売されており、価格はコントローラー単体で6,999円。充電ドック付属で8,999円。4つの背面ボタン、1,000Hzのポーリングレート、12bitの高解像度スティックを搭載している点が魅力です。
なる早でダダっとレビューしていこうかと思うので、気になっているブラザーは参考にどうぞ。Galeは11月24日よりブラックフライデーセールでお得に購入できるので、この機会おお見逃しなく。※Xboxは非対応。
コスパ高めなワイヤレスコントローラー「GALE(充電ドック付き)」をレビュー
パッケージはこんな感じ。
「BIGBIGWON GALE」は、Windows10/11、iOS、Android、任天堂スイッチ向けのゲーミングワイヤレスコントローラー。
Xboxライセンスを取得していないため、Xbox One/Xbox Series X|Sで使用できないことには注意が必要ですが、スペックや機能、使用感についておさらいしつつ、レビューといきましょう。
GALEにはコントローラー本体のほか、説明書、充電ドック(付属モデルのみ)、USBレシーバー、USB Type-A to Cケーブル、取扱説明書が付属。
今回レビューする充電ドック付きモデルには2.4GHz無線接続するためのUSBレシーバー&充電ドックも付属します。
- 様々なプラットフォームに対応
- Windows 10/11、任天堂スイッチ、Android、iOS
- Xbox Sereis X|S、Xbos One、PS4/PS5は使用不可
- 背面に4つのボタン
- 高精度のアナログスティック
- 1,000Hzのポーリングレート
- 12bit
- デッドゾーン0でドリフト無し
- ホールエフェクトトリガー
- 充電ドッグが付属
- PC向けの専用ソフト
ゲーミングワイヤレスコントローラー「Gale」は特に不満点もなく、全体的に及第点以上。非常に買いやすい価格ながら高機能で、高水準にまとまったコントローラーかなと。(専用ソフトはちょっと使いにくい)
ここ最近のMicrosoftはXboxライセンスを取得していない製品を使用できなくする方向性に動いているため、今は利用できていても突然Xbox One/Xbox Series X|Sで使用できなくなる可能性があることには注意が必要です。
シンプルなデザインを眺める
Galeを充電ドックに取り付けた状態。
BIGBIG WON Galeは、買いやすい価格ながら1,000Hzのポーリングレート、12bitの高解像度スティック、ホールエフェクトトリガー、4つの背面ボタンを搭載するゲーミングワイヤレスコントローラー。
基本的なボタン配置はXbox/Windowsのレガシー設定を踏襲しており、形状もXbox Wireless Controllerとほぼ同じ。※Xboxは非対応。
下部に様々な操作で使用する”FNボタン”が配置。
ボディ下部にあるボタンは”Fn(ファンクション)”ボタンとなっており、他のボタンと組み合わせて使用することで様々な操作が可能です。重さは約220g。
Galeの十字キーとABXYボタンのデザインはこんな感じ。Nintendo SwitchとBluetooth接続して使用することもできるため、各ボタンにはNintendo Switch用のボタン配置が小さく印字されています。
背面には有線接続&充電で使用するUSB Type-C端子が搭載。
3.5mmイヤフォンジャックは非搭載です。
背面には様々な操作を割り当てて使用できるボタンを4つ搭載するほか、充電ドックと接続するための充電端子を搭載。すぐ上にはデバイスとの接続で使用する”ペアリングボタン”を搭載しています。
充電ドックの使用感について
BIGBIG WON Galeを充電ドックに装着するとこんな感じ。充電中はコントローラー本体に搭載されているLEDが点灯し、置くだけで簡単に充電できます。※充電器のLEDの光り方や色は変更不可。
左:Gale、右:RAINBOW Pro2
RGB LED対応&スティックや十字キーをカスタムできる上位モデル「RAINBOW Pro2」と並べてみるとこんな感じ。
RAINBOW Pro2はポンっと充電器の上に置くスタイルだったので、接地面積が広く、場所を取っていましたが、Galeは縦置きなので省スペース。置くだけでしっかり充電してくれるので、使用感も良好です。
#RAINBOW2 Proコントローラー with Charging Dockをレビュー。PC/スイッチ/スマホ対応で使用感も良い感じ
高精度のアナログスティックを搭載
高コスパなゲーミングワイヤレスコントローラー「Gale」は、1,000Hzのポーリングレート、12bitの高解像度、デッドゾーン0でドリフト無しの高精度なアナログスティックを搭載するのも大きなトピックのひとつ。
価格を考えると非常に高い精度を誇るコントローラーだと思うので、FPSゲームはもちろん、RPGやオープンワールドゲームに最適です。
ホールエフェクトトリガー搭載
Galeは「ホール効果技術を採用したトリガー」を搭載しており、通常のトリガーと比べ、正確なレスポンスを得ることができるのも大きなメリット。
0.1mmの精度で256段調整となっており、線形トリガモードはレーシングゲーム、高速トリガモードはFPSに適しているとのこと。プレイヤーの動きをより鋭敏に捉え、レーシングカーの操作やFPSゲームの操作をより正確に反映することができます。
#Tips |
一般的なコントローラーは、計測するパーツをセンサーに当てながらスライド移動し、その抵抗を読み取って位置を測定していますが、ホール効果センサーは磁気の働きを利用し、ボタンとセンサーの間に物理的な接触がなく位置を測定することができます。 |
PCやスマホ、任天堂スイッチとの接続方法とGaleの使用感について
レスポンスはすごく良い。
さて、ここからは「Gale」の使用感をレビューしつつ、PCやスマホ、任天堂スイッチと接続する方法について簡単にご紹介です。
エイムもがっちり合わせられる。
Galeの使用感はWindows PCの純正ともいえる”Xbox Wireless Controller”と遜色なく、レスポンスも非常に優れており、オープンワールドやロールプレイング、シミュレーションはもちろんFPSでも十分以上のポテンシャルを発揮してくれます。
(これで単体価格6,999円は強い)
GALEは「Xinputモード」と「Switchモード」を切り替えることで、ほぼすべてのゲーム機で利用することができるので、ここからは接続方法についてもちょこっと補足です。
#Tips |
PS5は使用不可。Xbox One/Xbox Series X|Sも使用することはできますが、最近MicrosoftはXboxライセンスを取得していない製品を接続できないようにする方向性になっており、Galeは突然使用できなくなる可能性があります。Nintendo SwitchやPC、iOS/Androidにおすすめ。 |
XinputモードとSwitchモードを切り替える方法
Galeは「Xinputモード」と「Switchモード」を搭載しており、任天堂スイッチと接続する時はSwitchモード、その他すべての機器と接続する時はXinputモードに切り替える必要があります。※Xboxは非対応。
- Xinputモード: Bボタンとホームボタンを同時に2秒間長押しする。
- Switchモード: Aボタンとホームボタンを同時に2秒間長押し
XinputモードとSwitchモードを切り替える方法は上記の通り。
Switchモードは任天堂スイッチ用、XinputモードはPC/iPhone/Androidと覚えておけばOK。
GaleをPCと接続する方法
GaleをPCと接続する方法はめっちゃ簡単で、付属のUSBレシーバーをPCに接続するだけ。※USBレシーバー使用時は2.4GHz接続。PCはBluetooth接続も可能。
接続に失敗した場合はレシーバーとコントローラーをペアリングすることで再度接続可能です。
USBレシーバーとコントローラーをペアリングする方法は以下の通り。
- レシーバーをPCに差した後、レシーバーのインジケータが点滅するまでレシーバーのボタンを押すとレシーバーがペアリング状態になる。
- コントローラの電源を入れた後、HOMEインジケータがすばやく点滅するまでペアリングボタンを長押し。
- レシーバーとコントローラのHOMEインジケータがすべて点灯すると、ペアリング完了。
基本は遊ぶゲーム機と接続しっぱなしになると思うので、あまり起きないシチュエーションですが、iPhoneやAndroid、任天堂スイッチと接続した後にPCと接続する時に接続は切れがち。
PCと接続した場合の使用感は純正のXbox Wireless Controllerと変わりありません。
#Tips |
GaleをPCに接続してで使用する場合は、USBレシーバーを使用した”2.4GHz接続”と”Bluetooth接続”を選ぶことができますが、ラグが少ない2.4GHz接続がおすすめです。 |
任天堂スイッチと接続する方法
Galeを任天堂スイッチと接続する方法は以下の通り。
- Galeを「Switchモード」に切り替え、ペアリングボタンを長押し
- 任天堂スイッチ本体の「ホーム>コントローラー>持ち方/順番を変える」を開く
- コントローラーが表示されたらAボタンで接続
ボタンの割り当て機能があるので好みの設定で遊べるほか、グイグイ振動するのでゲームしてて楽しい。ボタン入力のレスポンスもばっちりです。
スマホと接続する方法(Bluetooth接続)
スマホ(iPhoneやAndroid)やPCを含むデバイスとBluetooth接続するときは、”Xinputモード”にしてペアリングボタンを長押しするだけ。※デフォルトはXinputモード。
スマホやPCのBluetooth設定から「Gale(もしくはXbox Wireless Controller)」を選択してペアリングしましょう。
Gale専用ソフト
日本語がちょっとおかしいのはご愛敬。
GaleはPC向けソフトも用意されており、ボタンのマッピングを変更したり、マクロを組んだり、ファームウェアのアップデートをすることができます。
アプリは誤変換が多め。
アプリはちょこちょこ日本語がおかしくて、ライティングの色や光り方も変更できないですが、ボタンの割り当て、マクロ、ジャイロスコープ、トリガー、キャリブレーションの調整などは問題なくできるので…カスタム性は高め。
この価格でこれだけ細かく調整できるのは大きなメリットかなと。トリガーのデッドゾーンやジャイロスコープの感度まで調整できるのはGood。
Galeのスペックと仕様まとめ
製品名 | BIGBIG WON Gale |
重さ | 約220g |
接続 | 2.4GHz接続(USBレシーバー) Bluetooth 有線接続 |
対応ハード | PC(Windows10/11) Nintendo Switch iPhone/iPad Android |
バッテリー | 1000mAh |
RGB | × |
オーディオ端子 | × |
その他 | 充電ドック付属 プログラム可能な4つのボタン ホールエフェクトトリガー 1000Hzのポーリングレート 12bit 高精度スティック 専用アプリ |
価格 | コントローラー単体:6,999円 充電ドック付き:8,999円 |
レビューまとめ!Galeは買いやすい価格で無難に使えるワイヤレスコントローラー
BIGBIG WONのゲーミングワイヤレスコントローラー「Gale」の操作方法や使用感を確認しつつのレビューだったので少し長めになりましたが、最後に僕のレビューと評価をまとめておきます。
Gale レビュー&評価
使用感良好。レスポンス上々。
メリット
- 非常に高いコスパ
- 安定の使用感
- PCだけでなく任天堂スイッチやスマホでも使える
- 充電ドック付属モデルが用意
- 充電ドックが縦置きで省スペース
デメリット
- 専用アプリが少し使いにくいかも
- イヤホンジャック非搭載
- Xbox Series X|S/Oneで使えない
✓Rate
押し心地 | カスタム | グリップ感 | デザイン | コスパ |
A | A | A | A | S |
総合評価 | ★★★★☆ |
※レビューの評価基準についてはこちら。
Galeの最も大きなトピックは、単体で6,999円という買いやすい価格ながら、精度の高いスティックを搭載し、ホールエフェクトトリガーや4つの背面ボタンを搭載するところ。
シンプルに使いやすいですし、機能も豊富でなかなかに良いコントローラーかなと。Xboxライセンスを取得していないため、Xbox Series X|S、Xbox Oneでは使えないのが惜しいところです。
PCや任天堂スイッチ、iPhone/Androidと接続して使える汎用性の高さも大きなメリットなので、コスパ良好で使いやすいワイヤレスコントローラーを探していたブラザーは試してみるといいかも。Galeは11月24日から開催されるブラックフライデーセールのセール対象になるとのことなので、この機会をお見逃しなく。