Apple純正「ファインウーブンケース」をレビュー。手触り&使用感良好で普通に良いケース

廃止されたレザーの代替として登場し、発売直後から様々なメディアで酷評されていた新しいApple純正ケース「ファインウーブンケース」ですが、逆に気になって購入したのでダダっとレビューをお届け。

すでに購入から4か月ほど使用していますが、従来のレザーケースほど”手に馴染む”感覚こそないものの、これはこれでめっちゃ良い。特に、マイクロツイル製のファインウーブン素材は手触り&質感が抜群でした。

さすがのApple純正だけあって高品質。ファインウーブンケースが気になっているブラザーは参考にどうぞ。

Apple公式HPでの価格は9,980円。2024年1月現在はかなり価格が落ち着いてきていて、7,000円ほどで購入可能です。もはやずっとセール状態。

手触り抜群で純正の安心感。Apple純正「ファインウーブンケース」をレビュー

それじゃ、さっそく4か月間がっつり使用して感じたことをまとめつつ、デザインを写真で眺めつつレビューといきましょう。

廃止されたレザーケースの代替として登場した「MagSafe対応 ファインウーブンケース」は、なめらかな手触りが特徴の新しいApple純正ケース。

マイクロツイル製ファインウーブン素材が採用。

iPhone 15シリーズ向けのケースで、カラバリは「マルベリー」「エバーグリーン」「トープ」「パシフィックブルー」「ブラック」の5色。僕が購入したのは「MagSafe対応 iPhone15 ファインウーブンケース ブラック」です。

ファインウーブンケースの最も大きなトピックは、柔らかくスエードのような感触のマイクロツイル製ファインウーブン素材が採用されていること。MagSafe対応iPhoneであれば、MagSafe充電器で簡単に充電することもできます。

#Tips

マイクロツイルとは、繊維の密度が高く、きめ細かく、肌触りの良い素材のこと。生地の織り方の名称でもあり、上品なツヤと滑らかな手触りが特徴です。

再生素材を68%使用しており、レザーに比べて炭素排出量を大幅に削減。ファインウーブンケースはレザーよりもエコなケースでもあります。

使用感良好。質感や手触りは抜群で傷にも強い

忖度無しで抜群の質感と手触り。

ファインウーブンケースを実際にiPhone 15に装着してみるとこんな感じ。カメラ部分はレンズの出っ張りの分だけ盛り上がっており、落下した時にカメラレンズを守れるように設計されています。

さすがの純正ケースだけあり、作りは非常にしっかりしていて高品質。iPhone15にぴったりフィットし、簡単に装着できます。

ぴったりすぎて取り外しはちょこっと力が必要かもですが、ガシガシ使っていても4か月の使用で目立つ傷は一切ないので、傷への耐久性はあると思っていいかなと。

電源ボタンやサイドボタンにはアルミのカバーが搭載されており、ひんやりしてソリッドな質感&手触りがいい感じ。ボタンを押した感触を指先で感じることができ、カチカチとしたクリック感もあるのでレスポンスも良好です。

ファインウーブンケースはiPhoneにジャストフィットするように作られていますが、サードパーティーのガラス保護フィルムも問題なく張れる余裕もありますよ。

※iPhoneには国産保護ガラスガラスザムライ iPhone15用 ガラスフィルムを張り付けています。こちらも今ならAmazonセールでお買い得。

デメリットはMagsafe充電器の跡が付くこと

ファインウーブンケースを発売日に購入してから4か月。

これはMagSafe対応充電器の宿命というか…仕様上しょうがないかもですが、どうしてもMagSafe充電器の跡はついてしまいます。これはファインウーブンケースの分かりやすいデメリットですね。

拭いても戻らないくらいにくっきりと跡がついてしまっているので、どうしても跡をつけたくない人はMagSafe充電時はケースを外すなどの工夫が必要かも。

コーヒーなんかはこぼさないようにご注意を

お手入れ大事。

ファインウーブンケースを使う上で気を付けておきたいことは「食べ物のソースや飲み物をこぼさない」こと。

繊維の密度が高く、きめ細かい素材が使われているため、少しの水程度なら弾いてくれますが、コーヒーやミートスパゲティのソースなんかは天敵です。

僕も一度コーヒーをこぼしてしまったことがありますが、カラーがブラックだったことと、コーヒーが少量だったこと、すぐに対処したことで、幸いシミになることはなかったですが…ど派手にこぼして時間が経過してしまうと確実にシミになってしまうので、食事の際は注意したほうがいいかもです。

ファインウーブンケースのお手入れ方法については以下の記事も参考にどうぞ。

#ファインウーブンケースを綺麗に長く使うための掃除とお手入れのHowTo

原価はレザーケースの３分の1らしい

海外のYoutubeチャンネル”Apple Explained“によれば、ファインウーブンケースの製造コストは3ドル(約435円)、レザーケースの製造コストは10ドル(約1,450円)となっており、コストは3分の1。

あくまでも考察であり、実際の製造コストはAppleさんのみぞ知るところ。事実でないことには注意が必要ですが、製造コストが下がったにも関わらず、販売価格がレザーケースと同額なのはちょっと気になるポイントかもですね。いいケースなのは間違いないですが、割高感は否めないので、気になるブラザーはセール期間に購入するのがベター。

MagSafe対応ファインウーブンケースの仕様

名称	iPhone 15用 MagSafe対応 ファインウーブンケース
カラバリ	マルベリー エバーグリーン トープ パシフィックブルー ブラック
素材	ファインウーブン マイクロツイル製 再生素材68%
MagSafe充電器	対応
Qi規格の充電器	対応
互換性	iPhone 15
定価	定価:9,980円 Amazon:6,841円～

レビューまとめ！ファインウーブンケースは手触りが素敵で使用感も良好なApple純正ケース

最後に「MagSafe対応 iPhone15 ファインウーブンケース」の僕のレビューと評価をまとめておきます。とりあえず伝えたいことは…ファインウーブンケースは様々なメディアで言われているほど悪くないこと。

確かに、”レザーの代替”といわれると「ん？」な評価になるかもですが、そもそも新しいケースなわけで。Appleさん曰く、ほかのApple製ケースと同様に設計と製造の工程を通じて何千時間にもわたるテストを実施しているようなので、耐久性も安心です。

※上述のとおりコーヒーやソース類は厳禁。天敵です。

ファインウーブンケースの僕のレビューと評価をまとめるとこんな感じ。発売日から毎日愛用していますが、普通にお気に入りのケースです。

ファインウーブンケースのApple公式HPでの価格は9,980円。2024年1月現在はちょうどAmazonでセール価格になっていて、中でも、エバーグリーンは6,841円と超絶お求めやすい価格。

定価だとコスパが良いとはいえないかもですが、セール時のコスパは半端ないので、ファインウーブンケースが気になっていたブラザーはこの機会をお見逃しなくです。