モンハンワイルズはPS5/PS5 Pro/XboxSeries X/Steam(PC版)のどれで遊ぶのがおすすめ?メリットとデメリット、違いを考える

広告またはアフィリエイトを含みます
モンハンワイルズ ドシャグマ ボス

どれだけの”快適さ”を求めるかによる。

2025年2月28日に発売されるモンハン最新作「モンスターハンター ワイルズ」。今作はクロスプレイに対応し、すべてのプラットフォームでマルチプレイが可能になりましたが、要求スペックの高さやゲーム機の価格、プラットフォームごとに異なるゲーム体験の違いにより「どのゲーム機で遊べばいいの?」って悩んでいる人も多いんじゃないかなと。

この記事では、モンハンワイルズはPS5/Xbox Series X|S/Steam(PC)、どのプラットフォームで遊ぶのがおすすめなのか、メリットやデメリットについておさらいしつつ、違いや悩むべきポイントについてみていきます。

モンハンワイルズの各エディションの違いについては、以下の記事も参考に。

#モンハンワイルズはどのエディションがおすすめ?価格や特典の違いをおさらいしつつ悩んでみる

目次

モンハンワイルズはPS5/Xbox/Steamのどれで遊ぶのがおすすめ?予算やメリット&デメリット、悩むべきポイント

モンスターハンターワイルズが発売されるプラットフォームは「PS5/PS5 Pro」「Xbox Series X|S」「PC(Steam)」。※任天堂スイッチは非対応。

モンハンワイルズが遊べるゲーム機
  • PS5、PS5 Pro
  • Xbox Seires X|S
    • Series Sは性能不足なので、Series X一択。
  • PC(Steam)

モンハンワイルズの各エディションの価格は、PS5のパッケージ版を除き一律で同じですが、それぞれのプラットフォームごとに性能やゲーム体験の違いがあるので、まずはプラットフォームごとに異なるメリット・デメリットをおさらいです。

PS5で遊ぶメリット&デメリット

2023年 新型PS5

まずはモンハンワイルズを遊ぶための環境を整えやすい「PS5」から。

最も大きなメリットは、PC版で環境を整えるよりも安くモンハンワイルズを遊ぶための環境を整えられること。デメリットは可変30fpsになると思われるため、4k/ハイフレームレートでの安定動作を目指せるPC版と比べると低めのフレームレートかなと。

同じゲームエンジンを使用するカプコンのオープンワールドゲーム”ドラゴンズドグマ2″の例でいうと、PS5版は当初30fps固定。後のアップデートで上限120fpsに引き上げられましたが、これは画質を低めに設定した場合で、「快適 = 高画質で滑らかなフレームレート」という前提で考えると、快適とは言えないかもしれません。

※当然、30fpsでもストレスなく遊べる人もいるため、どこまでのフレームレートと画質を求めるのか?によります。

PS5 Pro デザイン 発表
PSPortal リモートプレーヤー

PS5 Proであれば、AMDと共同開発したハードウェア実装のフレーム生成技術「PSSR」により、画質が最適化された状態で4k/60fpsでのプレイが可能になると思われるので、PlayStationで快適にモンハンワイルズを遊ぶなら「PS5 Pro」が最適解。

これは僕の見解ですが、PCの知識がないなら…もっと言うならPS5 ProとPCで悩んでいる時点でPS5 Pro一択かなと。(ゲームのためにPCを買うのは高すぎるし、何かしらPCに問題が起きた時に絶対困る)

Tips

SIEのAI超解像技術”PSSR”は、ハードウェア実装なので、すべてのプラットフォームでPS5 Proのみ対応。AMDとの共同開発で設計からアルゴリズムまでPS5 Pro向けに開発されています。AMDはAI超解技術”FSR4″として次期Radeonシリーズで実装予定。

PS5版は、PS5専用のリモートプレイ機「PlayStation Portalリモートプレーヤー」が使えるのも大きなメリットで、PS Portalで寝ころびながらモンハンワイルズを遊んだり、持ち運べるのはかなり強い。

価格はPS5が72,980円~、PS5 Proが119,800円、PS Portalリモートプレーヤーは34,980円です。

Tips

PS Portalは、フルHDのディスプレイにPS5/PS5 Proで出力した映像をインターネット経由でストリーミングしているため、ネット環境さえ整っていれば遅延も少なく、快適にプレイできます。逆に、ネット環境が整っていない場所や外出先だとめっちゃラグいので…回線次第。

モンハンワイルズを「初期型PS5(CFI-1000A01)」でどれくらい遊べるのか?については以下の記事もぜひ参考に。意外と快適に遊べたので、モンハンワイルズを遊ぶために旧型PS5を購入するのはコスパいいかも。

#旧型PS5 デジタルエディション(CFI-1200B01)をモンハンワイルズのために買うか悩んでいる人向けのレビュー

Xbox Series X|Sで遊ぶメリット&デメリット

お次は価格を抑えつつ、モンハンワイルズをストレスなく遊べるであろう「Xbox Seires X|S」のメリットとデメリットについて。※Xbox Series Sは性能不足なのでXbox Series X一択。

最も大きなメリットは、PCやPS5よりも安く購入できることに加えて、様々なゲームがサブスクで遊べるXbox Game Passの存在かなと。GamePassは一部のゲームがリリース初日から遊べるので、このあたりもメリットになります。

#特徴や違いは?Xbox Game Passの月額料金や各プランのまとめ

Xbox Game Passについてはぜひ上の記事も参考にしてほしいのですが、Xbox Game Passは、特にEAやベセスダのゲームが好きな人におすすめ。

Xbox Series Xも4k/60fpsをターゲットにしていますが、おそらく、モンハンワイルズは4k/30fps/可変になると思われるので、快適さで比較するとPS5 Pro > PS5 = Xbox Series Xといった感じで、Xbox Series Xのデメリットって特に見当たらないんじゃないかなと。

強いてデメリットを挙げるとすれば、PlayStationの独占タイトルが遊べなくなること、過去作MHW/MHW:アイスボーンをPlayStationで遊んでいた人がXboxでモンハンワイルズを始めると、セーブデータ特典が受け取れなくなることくらい。※これは逆もまた然り。

Xbox Series X デジタルエディションの価格は59,978円なので、PS5の価格を考えると…Xbox Series Xはガチでコスパがすごい。Xbox Series Xは、純正コントローラーや周辺機器もPS5より安いので、環境を整えるために必要なお金も少なくて済みます。

Xbox Series Xでモンハンワイルズをどれくらい快適に遊べるか?については以下の記事もぜひ参考に。

#Xbox Series X デジタルエディションをモンハンワイルズのために買うべきか悩んでいる人向けのレビュー

Tips

Xbox Series Sでもモンハンワイルズは遊べますが、1秒間に実行できる浮動小数点演算の回数を1兆回単位で表すことで処理性能を大まかに知ることができる”テラフロップス”は4TFLOPS

参考までに、PS5が10.3TFLOPS、Xbox Series Xが12.15TFLOPSなので、モンハンワイルズをSeries Sで快適に遊ぶのは難しいと思われます。Xbox Series SはVRAMも少なく、ベースクロックもメモリの帯域幅も少ないので…モンハンワイルズのために購入するのはおすすめしない。

PC(Steam)で遊ぶメリットとデメリット

グラボの性能がダイレクトに影響する。

PC(Steam版)でモンハンワイルズを遊ぶメリットとデメリットについてですが、モンハンワイルズをPCで遊ぶ最も大きなメリットは、予算次第で最高のプレイ環境を実現できること。

デメリットはPCのスペック次第で快適に遊べるかどうかが決まり、スペックを重視すると必要な予算が高額になってしまうところかなと。

モンハンライズのPC版がウルトラワイドの画面比率に対応していたことからも、モンハンワイルズがウルトラワイドに対応する可能性は高いので、さらなるゲームへの没入感を追い求められます。

PCはゲームだけじゃなくて、配信したり、動画編集したり、色々なことができるのもメリットですが、何かしら問題が発生した時に、大抵の場合は自分で解決する必要がある…ということも知っておく必要があるかもです。

モンハンワイルズ Steam版の動作環境

最低環境推奨環境
解像度1080p(アップスケール)1080p(FHD)
フレームレート30fps60fps
※ フレーム生成使用
OSWindows®10 (64-BIT Required)
プロセッサIntel Corei5-10600
Intel Corei3-12100F
AMD Ryzen 5 3600
Intel Core i5-11600K
Intel Core i5-12400
AMD Ryzen 5 3600X
AMD Ryzen 5 5500
メモリ16GB
グラボNVIDIA GeForce GTX 1660 Super
AMD Radeon RX 5600 XT
NVIDIA GeForce RTX 2070 Super
NVIDIA GeForce RTX 4060
AMD Radeon RX 6700XT
VRAM6GB8GB
ストレージ140GB SSD

Steam(PC版)は、最低環境でも推奨環境でもSSDは必須。

最低環境ではグラフィック「最低」設定で、1080p(アップスケール使用、ネイティブ解像度720p)/30fpsのゲームプレイが可能となっており、推奨環境ではグラフィック「中」設定で、1080p/60fps(フレーム生成使用)のゲームプレイが可能です。

※いずれもDirectStrage対応。

Tips

DirectStrageは、Windows11のストレージAPI。NVMe SSD使用時にゲームデータをストレージから直接GPUのVRAMに転送することでロード時間を大幅に短縮できます。

Steam版の動作環境では、OBTの開催決定にあわせて”超解像技術”について追記されており、モンハンワイルズはNvidiaのDLSS 3.5とAMDのFSR 3.0に対応することが判明。

アップスケールおよびフレーム生成は、 DLSS 3.5、FSR 3.0を使用した状態で測定しているとのことなので、やはり重いゲームになることには留意が必要です。

モンハンワイルズのOBTについては以下の記事もぜひ参考に。

#モンハンワイルズのOBTが11月1日から開催!キャラメイクは製品版に引継ぎ可能で参加特典ももらえる

モンハンワイルズはPS5/PS5 Pro、Xbox Series X、PCのどれで遊ぶのがおすすめ?

アーティアパーツってなに?謎過ぎる…。

現状、最も快適にモンハンワイルズを遊べると思われるコンソール機は「PS5 Pro」ですが、グラフィック性能はPC向けグラフィックカード「RTX 4060Ti」または「Radeon RX7700XT」あたりが妥当なので、PS5 Proと同じ性能のゲーミングPCを組むとなると、グラボで6万円~7万円、CPUで3万円~4万円、マザーボードとメモリで3万円~4万円、電源ユニットで2万円、SSDで1万円…といった感じで、予算を抑えて考えても16万円ほど。

各メーカーから4060Ti搭載パソコンが18万円程度で販売されていることを考えると、快適にゲームを遊べる環境を”何もしなくても”12万円で実現できるPS5 Proはかなり優秀です。

モンハンワイルズのためにPCを購入または、グラボだけ新調した場合、少し余裕のある性能の「RTX4070」や「RX7900XT」を選ぶとグラボだけで10万円コースなので、モンハンワイルズを快適に遊ぶためにPC環境を整える場合は思いのほか出費がかさむ。

すでにチラッと触れていますが、PS5 ProとゲーミングPCで悩んでいる人は、自分でPCの問題を調べて、試して、試行錯誤して、それで解決できるかどうか自問してみて、解決できるか不安…って人はPS5 Proを購入するのがおすすめです。

価格(予算)
PS579,980円
PS5
デジタルエディション
72,980円
PS5 Pro119,800円
Xbox Series X
オールデジタル
59,978円
PC(目安の価格)最低でも16万円以上
追求するなら30万円以上

※いずれも税込価格。Xbox Series Xはモンハンワイルズのパッケージ版が発売されないため、ディスクドライブ搭載モデルは除外。

結局のところ、ゲームにどれだけお金をかけられるか?なところもありますが、各プラットフォームでモンハンワイルズを遊ぶために必要な予算は上記の通り。

モンハンワイルズは、コンソール機に最適化されるため、ストレスなくスムーズに遊べればいいよ!って人は「PS5」または「Xbox Series X」。4k/60fpsで快適かつ高画質でスムーズに遊ぶなら「PS5 Pro」一択。

画質やフレームレート含め、それ以上の快適さを追求する人は「Steam(PC版)」がおすすめですが、OBTで触れた印象だと無印PS5やXbox Series Xでも普通に遊べるため、オールデジタルが6万円以下で買えて、コスパ良好な「Xbox Series X」が良い選択肢になるかな?というのが僕の持論です。

モンハンワイルズはどのエディション購入しようかな?って悩んでいる人は以下の記事もあわせてどうぞ。

#モンハンワイルズはどのエディションがおすすめ?価格や特典の違いをおさらいしつつ悩んでみる

シェアして応援よろしくです
目次