新型iPad Proを買ったんですけど、それに伴い、W1チップを搭載し、iPhone/iPadの切り替えが簡単なヘッドフォンが欲しくなったので、”beats solo3 wireless”をAmazonで購入しました。ほぼ毎日使ってるんですけど、付け心地はそれほど悪くなくて音質も良い感じ。
Beats Solo3 WirelessはAmazonで安く購入することができましてですね。僕が購入した時はグロスホワイトで26,800円でした。
beatsブランドのヘッドフォンとしてはミドルモデルになるbeats solo3 Wirelessですが、ファッショナブルでかっこいいし、音質も意外に悪くありません。買うの悩んでるんだけど……という人は参考にどうぞ!
それじゃ、Beats Solo3 Wirelessのレビュー。いきます。
※追記!beats Solo ProやAirPod Proが発売されたため、すこーしだけ内容を修正しました。2022年現在、beats solo3 WirelessのAmazonでの価格は2,2000円ほど。
デザインは及第点以上で音質も良好。beats Solo3 Wirelessをレビュー
まずは、Beats Solo3 Wirelssのデザインをチェックしつつ、ダダっとレビューです。照明の当たり方で色味が少し変わってますが、実物は真っ白ですよ。
beatsプロダクトらしいデザインで、前モデルから変化はないですが、性能面でみてみると、連続使用時間が大幅に伸びていたり、Apple W1チップを搭載したことでApple製品との接続が簡単になったりと、様々な面で進化しています。
beats Solo3 Wirelessのバンド上面には「beats」のロゴ。詳細は後で触れますが、バンドの締め付けがほかのヘッドフォンよりも強く感じるかなぁ、と。いずれにしても、デザイン面で気になるところはありませんでした。
従来のbeatsヘッドフォンと比べても明らかに堅牢性は優れていますし、踏んづけない限りパキッといってしまうこともなさそうです。
機能や性能について
さてさて、ここからはbeats Studio3 Wirelssの機能や性能について。
概ね、価格相応なスペックになってはいるんですけど、2019年現在のイヤフォン・ヘッドフォンで言えば、ノイズキャンセリングや外部音取り込みモードなどの優れた付加価値はありません。
サイズ | 高さ:19.8cm 重さ:215g |
形状 | オンイヤー型(耳に乗せるタイプ) |
接続 | Class1のBluetooth ワイヤレス |
バッテリー | 連続使用:最大40時間 FastFuel機能 (5分の充電で約3時間再生可) |
その他 | Micro-USB 3.5mmイヤフォンジャック |
LightningコネクタやUSB-Cではなく、充電端子がMicro-USBというのは気になるポイントですが、バッテリーライフについては申し分なし。急速充電にも対応しているので、急いでいる時でもぱぱっと充電して持ち歩けます。
接続性は前モデルと比較してもかなり改善されており、Bluetooth接続が途切れることは稀です。(駅やモールなど、電波が入り乱れている場所だと切れることはあるかも)
beats Solo3 Wirelessの操作感
Beats Solo3 Wirelessの右側のイヤーカップには、電源ボタンとバッテリー残量などを知らせるLEDインジケータが搭載されていて、操作感は良い感じ。
beats Solo Proのように、パカッと開くだけで電源ON! みたいな便利な機能こそないですが、電源ボタンの配置はGood。長押しで電源を入れることができるほか、このボタンはほかのデバイスと接続したりするときにも使います。
左側のイヤーカップはフラットなデザインかと思いきや、beatsロゴは「再生/ 停止」ボタンになっているんですよ。
ボリュームコントロールも左側イヤーカップに配置されているので、操作感はものすごくいい感じです。WX-1000XM3みたいなタッチ操作のボリュームコントローラーも良いですけど、僕はこのアナログな感じが結構好き。
Beats Solo3 Wirelessの主な操作
電源のON/OFF | 電源ボタンを1秒長押し |
再生/停止 | beatsロゴを1回押す |
音量を上げる/下げる | ボリュームコントロ―ル |
次の曲へ | beatsロゴを2回押す |
前の曲へ | beatsロゴを3回押す |
早送り | beatsロゴを2回連続で押してホールド |
巻き戻し | beatsロゴを3回連続で押してホールド |
RemoteTalkケーブルで有線接続も
Lightningコネクタ搭載iPhoneは、別途Lightning – 3.5mmヘッドフォンジャック変換アダプタが必要ですが、付属のRemoteTalkケーブルで繋げば、ガレージバンドや音ゲーでも遅延なく音楽を聴くことができます。
PS4やPCなどなど、3.5mmイヤフォンジャック端子を備えるハードウェアなら、直差しでOKですし、こういうのは有線だからこそのメリット。もちろん、RemoteTalkケーブルのボタンで電話に応答したり、ボリュームをコントロールを調整することだってできます。
有線で接続している間は、beats Solo3 Wirelessのバッテリーが無くなってもOK!
※RemoteTalkケーブルの操作はiPhone純正のイヤフォン「EarPods」と同じです。
W1チップの恩恵でiPhone/iPadの切り替えが最高
Beats Solo3 Wirelessのペアリングは、W1チップを搭載した恩恵で超簡単になりましてですね。ロックが解除されたiPhone/iPadの近くでヘッドフォンを持ち上げるだけでOKです。
iPhoneの画面にペアリングの画面が表示され、「接続」をタップすれば、同じiCloudアカウントでサインインしているデバイス全てにBeats Solo3 Wirelessを設定してくれるんです。
コントロールセンターを開き、ミュージックのカードを長押ししてbeats Solo3 Wirelessのアイコンをタップすれば、接続するiOSデバイスをすぐに切り替えられます。
この接続/切り替えの快適さを体験できるのは、beatsブランドのヘッドフォン、イヤフォンとAirpodsだけ。つまり、W1チップ/H1チップを搭載するモデルのみってことですね。
一度体験するともう戻れないレベルで快適です。
beats Solo3 Wirelessの音質や付け心地はどう?
さてさて、次はほとんどの人が気になってるであろうBeats Solo3 Wirelessの “音質” や “付け心地” についてチェックしていきましょう。
結論を先に言ってしまうと、Beats Solo3 Wirelessの音質は、世間一般的な評価とは対照的に普通に良いんじゃないかなぁ、と。
付け心地については、決して悪くはありません。悪くはないけども、バンドの締め付けがほかのヘッドフォンよりは強めで、長時間の使用は厳しい場面もあるかも……です。
Beats Solo3 Wirelessの音質をレビュー
僕は、意外と音質厨なんですけど、Beats Solo3 Wirelessの音質は最高!とは言えないまでも、普通に音楽を視聴するには申し分ないレベルだと思いました。
※あくまでも素人の意見。歴戦のオーディオマニアからすればまた違った意見になるかもですけどね。
一般的に、beatsブランドのヘッドフォンは低音が強めのドンシャリと言われてますが、これは初代から2代目の評価なのかなーと。
beats Solo3 Wirelessはたしかに低音が強調されているけども、ドンシャリ感は少ない。高音域/中音域/低音域のバランスは良い感じです。
ただ、beats Solo3は以前のモデルよりも低音が抑えられている気がしたため、個人的にはもう少し低音が強くてもよかったかな……なんて思ったり。
僕は本当にいろんなジャンルの音楽を聴きますが、ヒップホップやEDM、ロック、ポップを聴くにはBeats Solo3 Wirelessは良い感じ。クラシックやジャズ、オペラやオーケストラを聴くと繊細な音は埋もれがちかもです。
(GAGA様や最近はまってるAlan Walkerの曲はbeatsに最適化されてんじゃね?くらい気持ちよく聞けました。)
ノイズキャンセリングは非搭載
beats Solo3 Wirelessのイヤーパッドにはそれなりの遮音性があるんですけど、ノイズキャンセリングは搭載していないので周囲の音は入ってきます。
外では特に細かい音が聞えにくく、音量を上げがちになってしまうというのは気になったポイントです。※この点については、上位モデルとなるBeats Studio3 Wirelessが解決してくれます。
beats Solo3 Wilressの音質の印象は、若干のぼやぁっとした感こそあるものの、低音はしっかり響いてきますし、高音域も良き。音楽だけでなく、映画やゲームも十分に楽しめるヘッドフォンじゃないでしょうか? 少なくとも、価格相応の音質は備えています。
Beats Solo3 Wirelessの付け心地は可もなく不可もなく
beats Solo3 Wirelessのイヤーパッドはふわっふわで柔らかく、付けるだけで周囲の音はある程度抑制してくれます。
“パッシブノイズアイソレーション” とこれまた大層な名前で呼ばれてるみたいですけど、やっぱり周囲の音は聞こえるし、音量を上げると音漏れしちゃいます。オンイヤー型なので仕方ないことではあるんですけどね。
イヤーパッドがほんとに柔らかいので、装着感、付け心地は悪くないですが、beats Solo3 wirelessはバンドの締め付けが結構強め。ぐいっとくる感じです。
僕は頭が小さいほうと自負してますが、それでも圧迫感があるため、せっかくのイヤーパッドがバンドの締め付けでプラマイ0になってしまってる感が否めません。
バンドの締め付けは使ってると良い感じになるかもですが、現状で評価すると、長時間の使用は厳しいかもです。
※追記、数か月使っても良い感じにはなりませんでした。結論:beats Solo3のバンドは硬い。
僕の耳には常時ピアスが付いてるので、これも原因です。多くのオンイヤー型ヘッドフォンでもそうですが、ピアスをしながらの使用は耳が痛くなるんですよね……。悲しい。
レビューまとめ!beats Solo3 Wirelessはコスパに優れるヘッドフォン
Beats Solo3 Wirelessを使うことで得られるメリットは、なんといってもiPhone/iPad/Macなど、Apple製品との連携/切り替えのしやすさで、これは、ほかのヘッドフォンには無い大きな強み。
僕がbeats Solo3 Wirelessを選んだのも、W1チップを搭載しているからというのが大きいです。
最大40時間連続使用できる圧倒的バッテリー持ちの良さと、Fast Fuel機能で5分充電すれば3時間再生できるようになるというのも良い感じですし、なにより、ファッショナブルで優れたデザインは所有欲も満たしてくれますよ。
メリット
- 想像していたよりも良い音質(EDM、ダンス、ロック、ポップは特に良い感じ。)
- かっこいいデザイン!
- W1チップによるiPhone/iPad間の切り替えの快適さ。
- 連続使用40時間という圧倒的バッテリー持ち。
デメリット
- 価格が高めです。(Apple公式HPの価格は29,800円+税)
- バンドの締め付けが強く、耳が痛くなる。
beats Solo3 Wirelessのレビューまとめ
デザイン | ★★★★★ |
操作感 | ★★★★☆ |
音質 | ★★★★☆ |
付け心地 | ★★★☆☆ |
コスパ(価格) | ★★★☆☆ |
セール時のコスパ | ★★★★★+ |
beats Solo3 Wirelessは価格の高さがネックですが、Amazonのサイバーマンデーなど、セール時に購入するならコスパは★5。音楽を楽しむという面では、かなり良い感じに仕上がってるヘッドフォンです。
音楽のジャンルにより得意・不得意はあるものの、バランスの良い音質になってました。
僕はどうしても耳が痛くなってしまうため、オーバーイヤー型の上位モデルbeats Studio3 Wirelessの使用頻度が高めで。ノイズキャンセリングや装着感が気になる人は、こちらを購入した方が満足感は高いかと。価格は高くなりますけどね。
通常時であれば、beats Solo3 Wirelessは、決してベストバイなヘッドフォンではないですが、各セール時に特化価格(15,000円前後)で販売されることも多いため、その時が狙い目。
このヘッドフォンは、iPhone/iPad/Macで頻繁に切り替えつつも、良い音質で音楽を楽しみたい人におすすめです。beats solo3 wirelessを買うならセールで安い時がベター。