Xbox公認&ハイエンドな仕上がり。
GameSirより、寿命の長い「Mag-Res TMRスティック」や「ホールエフェクトトリガー」「光学式マイクロスイッチのABXYボタン」「4つのマクロボタン」「トリガーストップ付きLT/RTボタン」を搭載するフラグシップモデル「GameSir G7 Pro」をご提供頂いたので、デザインや使用感、特徴をおさらいしつつレビューをお届けです。
モンハンワイルズやオブリビオンリマスター、デッドアイランド2などのゲームを遊ぶ時にガッツリ使っていますが、G7 Proはとにかくレスポンスが良い。追加ボタン便利。超使いやすい。
GameSir G7 Proの発売日は2025年7月29日。価格は12,999円(税込)。専用ソフトでカスタムもできるし...ガチ勢ゲーマーのちょうど良い選択肢になってくれる良いコントローラー。
忖度なしに...今まで使ってきたコントローラーで1番好きかも。
※GameSir G7 Proは想定よりも多くの予約注文があったとのことで、初回出荷分は完売した模様。G7 Proは8月10日よりAmazonなどで再販開始予定とのことなので、在庫が拡充され次第商品ページなどの情報は追記予定です。
GameSir G7 Proをレビュー。ハイエンド級仕様で12,999円はお買い得過ぎる

GameSir G7 Proは、Mag-Res TMRスティックやホールエフェクトトリガーを搭載し、耐久性が高くて、長く使える有線&無線対応コントローラー。
1,000Hzのポーリングレート(有線 or 2.4GHz接続時)、ジャイロ機能、4つのマクロスイッチ、トリガーストップ付きのLT/RTボタン、自動電源ON/OFF、交換可能な十字キー、オプティカルマイクロスイッチのABXYボタンなどなど、機能も豊富なGameSirのフラグシップモデルです。
Xbox公認で信頼性も高く、それでいてハイエンド級の豪華仕様はズルい。(いい意味で)

デジタルスケールとノギスで計測してみたところ、サイズは152×103×58mm。重さはコントローラー単体で271g、充電ドック込みで392g。
GameSir G7 Proの主な特徴は以下の通りです。
- トリプルモード接続 (有線/2.4GHz/Bluetooth)
- Xbox Series X|S、Xbox One、PC、Androidに対応
- Xboxは”有線接続のみ”対応
- GameSir Mag-Res™ TMR スティック
- スムーズな操作と長い寿命
- Hall Effect アナログトリガー
- クリック感のあるマイクロスイッチトリガーストップ付き
- マッピング機能対応の内臓ジャイロ(PC のみ)
- 1000Hz ポーリングレート (有線 & 2.4G ワイヤレス)
- カスタム可能な4つのマクロボタン
- 光学式マイクロスイッチのABXY ボタン
- メカニカルマイクロスイッチの十字キー
- 3.5mm オーディオジャック(有線 & 2.4G ワイヤレス)
- 4 つの振動モーター
- 1,200mAhのバッテリー
- 自動電源ON/OFF機能付きの充電ドックが付属
- 高度なカスタムができるGameSir Nexus 2.0 ソフトウェア
Mag-Res TMRスティックやホールエフェクトトリガー、自動電源ON/OFFなどの各機能については後述しますが、とりあえず、各社コントローラーの上位モデルが搭載しているような機能は軒並み搭載している...と思ってOKかなと。


付属品はコントローラー本体、充電ドック、USB Type-Cケーブル(3m)、2.4GHz接続で使用するUSBレシーバー、交換用十字キーが2種類と取り扱い説明書。
GameSir G7 Proは「ホワイト」のほか、「ブラック」と「ドラゴンズドグマ2 エディション」も後日発売予定とのことなので、白以外が欲しい...って人はもうちょっと待ってみるのもありかもですね。






GameSir G7 ProのデザインはXbox Wireless Controllerに近いですが、グリップの角度はより内向きで深く、メニューボタンやビューボタンはやや上方に配置。
今回レビューするのは「GameSir G7 Pro ホワイト」なので、全体的にモダンな印象です。グリップはゴムコーティングが施されているため、汗ばむような緊張感のあるゲームでも握りこみやすい。


ちなみに、GameSir G7 Proに付属する充電ドックはこんな感じ。ボディカラーと合う色合いになっており、上からカチャッと置くだけで充電できるタイプ。


2.4GHz接続時に使用するUSBレシーバーは充電ドックの裏面に取り付けできるようになっているため、PCのUSBポートを節約できるのもメリットです。
充電ドックのUSBポートに2.4GHzレシーバーを差しておけば、充電ドックとPCのUSBポートを接続するだけですべて完結するので、まさにシンプルイズベスト。超ユーザー目線。
GameSir G7 Proのスペック | |
---|---|
製品名 | GameSir G7 Pro |
サイズ | 152×103×58mm 約392g |
重さ | 充電ドック込み:約392g コントローラーのみ:約271g |
対応プラットフォーム | PC、Xbox Series X|S、Xbox One、Android ※Xboxは有線接続のみ対応 |
接続方法 | PC:有線&2.4GHz ワイヤレス Xbox:有線のみ Android:Bluetooth |
スティック | GameSie Meg-Res TMRスティック |
トリガー | Hall Effect アナログトリガー (マイクロスイッチストップ付き) |
ボタン | 光学式マイクロスイッチ ABXYボタン 機械式マイクロスイッチDパッド |
振動モーター | 4個 |
マクロボタン | 4個:R4/L4バックボタン、R5/L5ミニバンパー |
ポーリングレート | PC:250/500/1000Hz(有線or2.4G) Xbox:250Hz |
3.5mmオーディオジャック | 有線&2.4GHz対応 |
バッテリー | 1,200mAh |
その他 | バックボタンラッチ搭載 ジャイロスコープ搭載(PCのみ) 充電ドック付属 専用ソフト「GameSir Nexus 2.0」対応 |
付属品 | 充電ドック×1 USBレシーバー×1 Dパッド×2 ケーブル固定具×1 Type-Cケーブル(3m)×1 |
発売日 | 2025年7月29日 |
価格 | 12,999円(税込) |
GameSir G7 Proの秀逸過ぎる便利機能たち

GameSir G7 Proの特徴や機能、スペックについておさらいしたところで、ここからは秀逸過ぎる機能についてもう少し深堀りしつつ、レビューしていきます。
僕のゲーマー脳にビビッと来た機能は「GameSir Mag-Res TMRスティック」「交換できる十字キー」「自動電源ON/OFF」「トリガーストップ」「専用ソフトによるカスタマイズ」の5つ。
要点をまとめつつ、ダダっとご紹介していこうかと思うので、ぜひ参考にしてもらえれば。
好みの形状に交換できる十字キー

GameSir G7 Proは「フェイスプレート」が取り外し可能になっており、好みの形状の十字キーに簡単に交換できるのもメリット。(十字キーにはメカニカルマイクロスイッチを搭載)
パッケージには、デフォルトで装着されている「全方位タイプ」のほか、「十字タイプ(隙間あり)」と「十字タイプ(隙間なし)」の3種類が付属するのですが、十字キーの形状って結構好みが分かれるじゃないですか。
G7 Proは物理的に交換することで、ユーザーの十字キーの好みに合わせてくれます。...ナイス過ぎる。
GameSir G7 Proはフェイスプレートを取り外し可能ですが、フェイスプレートの単品販売などは今のところ無さそう。G7シリーズのフェイスプレートはG7 Proで使用可能みたいなので、違う色とか、人気ゲームとコラボしたカバーとかあったら面白そう。
自動電源ON&OFFが秀逸過ぎる
次にご紹介したいのがG7 Proの「自動電源ON/OFF機能」。
これがめっちゃ便利な機能になっていて、充電ドックに置けば勝手に電源OFF。充電ドックから取り出せば自動で電源をONにし、ペアリングしているPCと接続してくれます。
最近僕が使っていたコントローラーは、どれもこれも電源ボタンを長押しして手動で接続するタイプばかりだったので、久しぶりの自動電源ON/OFFに感動した。
すぐゲームを遊び始められるのは嬉しいポイントです。
Mag-Res TMRスティック&ホールエフェクトトリガーで耐久性も高い


GameSir G7 Proの目玉機能と言っていいのが「GameSir Mag-Res TMRスティック」と「ホールエフェクトトリガー」。
Xbox公認コントローラーで初めて”TMRスティック”を搭載しており、従来のポテンションメータースティックの正確さと低消費電力に加え、ホールエフェクトスティックの優れた耐久性を両立しています。
TMRスティックは、ホールエフェクトトリガーのように”磁気”で動く非接触センサーを搭載しているため、摩耗しにくいのが特徴。従来のスティックに搭載されている「ポテンションメータースティック」は物理的な接点があるため、長期間使用していると摩耗してスティックのドリフトが発生します。
TMRスティックは、指先の機敏な動きに反応できる高精度センサーを搭載しているため、ホールエフェクトトリガーよりも解像度が高く、操作精度も高い。
TMRスティックは、従来のスティックよりも高く安定したポーリングレート、スムーズでレスポンスの良い操作性、そして、なによりもスティックのドリフトを起こしにくいのが最大のメリットですね。
G7 Proは、RT/LTトリガーにGameSirが調整した「Hall Effect アナログトリガー」を搭載しているため、耐久性が高く、長期間の使用にも耐えうるゲーマー向けコントローラー。
トリガーストップでクリックに切り替え可能なLT/RTボタン
GameSir G7 Proは、LT/RTボタンに「トリガーストップ」を搭載しているのも大きなメリットで、背面のスイッチを切り替えるだけで「従来のトリガー」と「クリック感のあるマイクロスイッチ」に切り替えることができます。
GameSir G7 Proのトリガーストップで嬉しいのがABXYボタンと同じ光学式マイクロスイッチを使えること。
(G7 Proの光学式マイクロスイッチはタクタイルでクリック感があり、耐久性も高い)
浅いストロークで、カチャカチャとしたクリック感を感じながら、的確にLT/RTボタンを操作できるようになるので、FPSやモンハンワイルズのヘビィボウガン、ライトボウガンとの相性がとにかく抜群。

ちなみに、背面のバックボタン(L4/R4)はロック機能を搭載しているので、使わない場合はロックしておくことで誤動作を防げるほか、M+LT/RT ボタンを長押しでアクティブになる「ヘアトリガーモード(短い押し込みで反応するモード)」にも対応していまして。
G7 Proはトリガーの操作感や使用感もばっちり好みに合わせられる。
専用アプリ「GameSir Nexus 2.0」で動作を細かく調整できる

GameSir G7 Proは専用アプリ「GameSir Nexus 2.0」に対応している点も大きな特徴で、僕はこれまでに何度かGameSirのコントローラーを使ってきていますが...GameSir Nexus 2.0はこれまでのGameSir製ソフトの中でも完成度が高く、最も使いやすいソフトかなと。
若干起動時に待ち時間がありますが、分かりやすいし、レスポンス良いし、めっちゃ完成度高い。


スティックやトリガーは「デッドゾーン」や「アンチデッドゾーン」、「カーブ調整」ができるほか、グリップとトリガーの振動モーターも細かく調整可能になっていまして。とにかく微調整ができる。
慣れないうちは「どこをどう触ればどう変わるのか?」が分かりにくいかもですが、画面右上のアイコンからデフォルトにリセットすることもできるので、使っていないプロファイルに変更してから色々と触ってみるといいかもしれません。

モーションセンサーについては、専用ソフトから設定を行わないと有効化されない点は注意が必要ですが、こちらもスティックやマウスなどを割り当て可能。デッドゾーンやカーブ調整の変更もできます。
(僕は普段モーションセンサーは使わないけど、ジャイロは”スティック"を割り当ててます)
\G7 Proに必須のWindows向け制御ソフト/
PCやAndroidスマホとの接続方法もおさらいしとこう

せっかくなので、GameSir G7 Proの接続方法についてもダダっとおさらいしておきます。対応するプラットフォームは「WindowsPC」「Android」「Xbox Series X|S」「Xbox One」。
※Xboxは有線接続のみ対応。
GameSir G7 Proは「有線接続」「2.4GHz無線接続」「Bluetooth」に対応しており、それぞれの接続方法は以下の通り。
- 同梱のUSB Cケーブルを使用してコントローラーとPCを接続する
- Xboxボタンを軽く押して電源をON
- 接続に成功したらXboxインジケーターが点灯する
- コントローラーの背面にあるスイッチをBluetoothに切り替える
- Xboxボタンを軽く押して電源をON
- 接続するデバイスからBluetooth設定を開き、「GameSir G7 Pro」を選択する
- 接続に成功したらXboxインジケーターが点灯する
- レシーバーをPCのUSBポートか充電ドックのUSBポートに接続する
- コントローラーの背面にあるスイッチを2.4Gに切り替える
- Xboxボタンを軽く押して電源をON
- 接続に成功したらXboxインジケーターが点灯する
- 同梱のUSBケーブルを使用してコントローラーをXboxに接続する
- Xboxボタンを軽く押して電源をON
- 接続に成功したらXboxインジケーターが点灯する
GameSir G7 Proの使用感は抜群。モンハンワイルズも快適過ぎた
さて、ここからはGameSir G7 Proの使用感についてのレビューですが、使用感はハイエンド機と言っていい快適さと満足感。さすがフラグシップモデルな使い心地です。
ABXYボタンも、RT/LT(トリガーストップON)も、スティックも、すべてレスポンスが良いので、キビキビ反応してくれるのはもちろん、背面ボタンに操作を割り当てたり、必要に合わせて十字キーの形状を変更したり、ユーザーに合わせてカスタムできるのはGameSir G7 Proのメリットかなと。
モンハンワイルズの場合、普通のコントローラーだと特定のアクションが出しづらい武器種がありますが、GameSir G7 Proは背面に2つのバックボタン(L4/R4)、トリガー周辺に2つのミニバンパーボタン(L5/R5)を搭載しているため、操虫棍で出しにくい定点ループコンボなども出しやすくなります。
GameSir G7 Proは最大4つのプロファイルを保存可能なほか、プロファイルは専用ソフトまたは「Mボタン+ABXY」で簡単に切り替え可能なので、あらかじめソフトで設定しておくことで、合計4つのカスタム可能なボタンを全力で活用できます。
PC専用になりますが...GameSir G7 Proは”ジャイロセンサー”を内臓し、ジャイロをスティックやボタンにマッピングできるため、使えるゲームの幅も広い。
LT/RTボタンは”トリガーストップ”を搭載しているので、ストロークが浅く、連射できるようになる恩恵でFPSやモンハンワイルズみたいなアクションゲームはガチで相性が良いかもしれません。
GameSir G7 ProのFAQ
レビューまとめ!GameSir G7 Proはゲーマー向けの機能が詰め込まれた理想のコントローラー

さて、GameSirのフラグシップモデル「GameSir G7 Pro」のレビューをダダっとお届けしてきましたが、最後に僕のレビューと評価をまとめておきます。
これだけ多機能&ハイエンド仕様で12,999円は...安い。

GameSir G7 Pro レビュー&評価
欲しい機能は全部ある理想のコントローラー
メリット
- 高精度&ドリフトしにくいMag-Res TMRスティック
- トリガーストップ付きホールエフェクトトリガー
- 自由に割り当てできる4つのマクロボタン
- オプティカルマイクロスイッチを搭載したABXYボタンとトリガー(トリガーストップON時)
- 自動電源ON/OFF機能
- 多機能なのに12,999円で買えるコスパ
デメリット
- 専用ソフトの起動&接続に若干待ち時間がある
- Xboxは有線接続のみで250Hzのポーリングレートになるなどの制限がある
持ちやすさ | |
機能 | |
操作性 | |
デザイン | |
コスパ | |
総合評価 |
※レビューの評価基準についてはこちら。
GameSir G7 Proの僕のレビューと評価をまとめると上記の通り。
やっぱり、最も大きな特徴であり、メリットは耐久性と精度が高い「Mag-Res TMRスティック」を搭載しているところ。Xbox公認で信頼性も高く、全体的にゲーマーが欲しいと思う機能もしっかり搭載。GameSir G7 Proはフラグシップにふさわしい性能かなと。
僕がG7 Proを使っていて唯一気になったのは、専用ソフト「GameSir Nexus 2.0」の起動&接続に若干時間がかかるくらいで、コントローラー自体の性能や動作、機能で不満に感じたことは1つもありませんでした。
ガチで使いやすくて。レスポンスもめっちゃ良好。忖度なしに最近使ったコントローラーでは一番お気に入りです。
6%オフクーポン
ゲガジェ専用クーポン | |
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クーポン(Amazon) | GAMESIRG7PR |
クーポン(公式サイト) | GSG7PRO |
割引率 | 6%オフ |
期間 | 終了時期未定 |
GameSirより、G7 Proを6%オフで購入できるクーポンをご提供いただいたので、購入を検討している人はこちらもぜひご活用を。
記事冒頭で触れていたとおり、GameSir G7 Proは現在品切れ中。8月10日より再販開始予定とのことなので、少しでも気になる人はぜひ。がっつりつかってますが...めっちゃ良いコントローラー。