gloがどんどん良くなっていく。
BAT JapanよりAMOLEDディスプレイを搭載する新型モデル「glo hyper pro(グローハイパープロ)」をご提供頂いたので、デザインを眺めつつ、新機能や性能をおさらいしつつ、レビューをお届け。
glo hyper proの最も大きなトピックは「AMOLED(アクティブマトリクス方式有機ELディスプレイ)」を搭載したこと。スタンダードモードでの使用可能時間も30秒伸びていて、上位モデルらしいリッチなデザインとスペックが特徴です。
発売日は12月18日(月)。価格は3,980円(税込)。実機の写真多めでレビューしていこうかと思うので、glo hyper proが気になっているブラザーは参考にどうぞ。
AMOLED搭載の新型モデル「glo hyper pro」をレビュー。新機能や使用感を試す
パッケージはこんな感じ。
glo hyper proは、既存モデルよりさらに使用感やユーザー体験にコミットしたgloの新型加熱式タバコデバイス。
従来モデルから着実にブラッシュアップされており、知っておきたいトピックとしては…
- AMOLEDで充電状況やデバイスの状態が見れる「EASYVIEWスクリーン」
- ダイアルを回して好みの加熱モードを選択できる「TASTE SELECTダイアル」
- より高い満足度を目指した新しい加熱技術「HEATBOOSTテクノロジー」
- 既存モデルより30秒長いセッション時間
- 軽量で手に馴染む新デザイン
こんなところ。glo hyper proの価格は3,980円となっており、発売日は2023年12月18日。※コンビニなどの店舗では2024年1月5日(金)より順次発売予定。
glo hyper proには取扱説明書とクリーニングブラシ、充電用のUSB-A to Cケーブルが付属します。
まずはglo hyper proのデザインを実機写真多めで眺めていきましょう。
手に馴染むプレミアムなデザイン
glo hyper proは、軽量でユーザーの手やポケットに簡単に収まるデザインになっていて、ボディにはアルミニウムが採用。
最も大きな特徴として、glo hyper proは充電状況やトラブルシューティングの表示、セッションの進行状況、バッテリー残量まで表示できるAMOLEDの「EASYVIEWスクリーン」を搭載しており、ディスプレイのすぐ下にはコントロールボタン(加熱ボタン)を搭載しています。
画面は輝度も高く、野外でも見やすい。
詳細は後述しますが…このEASYVIEWスクリーンが抜群の使いやすさ。
デバイス背面はこんな感じで、技適情報などが記載。
プレミアムデザインを謳うだけあって”作り”がすごく良い。
新たに採用された「TASTESELECTダイアル」の見た目はこんな感じ。ダイアルを回すだけで好みの加熱モードを選択することができます。
違う角度から見てみるとこんな感じ。
glo hyper proが搭載する加熱モードは従来通り「スタンダードモード(通常モード)」と「ブーストモード」の2つ。ダイアルを回すとシャッターが開いて電源が入り、ダイアルを回してシャッターを閉じるとオフになります。
デバイスの底面には、充電用のUSB-C端子とクリーニング用ドアを搭載。クリーニング用ドアはパチッと簡単に開けられるようになっていて、glo hyper X2よりもお手軽。
今回レビュー用にご提供頂いた「ラピス・ブルー」のロゴには鏡面仕上げが施されていて、ロゴの見た目もプレミアム。
ロゴのサイズはglo hyper X2やglo hyper airと同じくらいですが、少しだけフォントが変わりました。個人的にこっちのロゴがシャキッとしてて好き。
デバイスの状態を把握できるAMOLEDディスプレイ
使用中はHPゲージみたいに減っていく。
お次はglo hyper proの最大の特徴であり、メリットでもあるAMOLEDディスプレイ「EASYVIEWスクリーン」について。
EASYVIEWスクリーンでは、現在使用しているモードを表示したり、加熱ボタンの1回押しでバッテリー残量を確認することができるほか、使用可能になるまでのカウントダウンやHPゲージ的な感じで残りの使用時間を知ることができます。
このAMOLEDディスプレイの使用感が抜群で、めっちゃ快適。
これまでのglo hyperシリーズでは感覚的…というかフィーリングとバイブレーションによるフィードバックで使っていた感じですが、glo hyper proは加熱時間やバッテリー残量など、視覚で知ることが出来ます。
AMOLEDを採用しているため、画面の表示も見やすくて…おしゃれ。
#Tips |
AMOLED(アクティブマトリクス方式有機EL)は、有機ELディスプレイの駆動方式の一種。ディスプレイ上の各画素にアクティブ素子(スイッチング素子)を配置することで、選択した画素ごとに信号をON/OFF。レスポンスが速く、高精細な画像を表示できます。 |
30秒伸びた使用時間。glo hyper proの使用感を試す
glo hyper proはとにかく手に馴染む。
さて、ここからはglo hyper proの使用感について。
glo hyper X2やglo hyper airと異なり、起動モード(スタンダードorブースト)をダイアルで選択してから、加熱ボタンを押す方式に変更されています。
glo hyper pro | glo hyper X2 | glo hyper air | |
セッション時間 | スタンダード:4分30秒 ブースト:3分 | 通常:4分 ブースト:3分 | 通常:4分 ブースト:3分 |
起動時間 | スタンダード:20秒 ブースト:15秒 | 通常:20秒 ブースト:15秒 | 通常:30秒 ブースト:20秒 |
充電時間 | 約90分~100分 | 約210分 | 約120分 |
連続使用 可能回数 | 約20回 | 約20回 | 約20回 |
起動時間や連続使用可能回数は変わらないものの、glo hyper proは通常モードのセッション時間が既存モデルから30秒伸びていて、たとえ30秒でも実際に使ってみると明確に長くなったと感じることができるかなと。
新たに採用された「TASTESELECTダイアル」の使用感も良い感じで、適度な硬さがありつつも、動きはスムーズ。
起動モードを「スタンダード」「ブースト」から簡単に選べるほか、シャッターを閉じると自動でオフになります。
セッションの終了も画面で教えてくれる。
glo hyper proは、より高い満足感を目指した新しい加熱技術「HEATBOOSTテクノロジー」を採用しているとのことですが、吸いごたえや喫味に大きな変化はありませんでした。
glo hyper proのクリーニング方法
glo hyper proも定期的にクリーニングは必要なので、こちらもダダっとおさらい。
- 5回の使用ごとに、クリーニング用ドアを開いて付着している液体があればティッシュなどで吹き取る。
- 20回の使用ごとに、加熱チャンバーとクリーニング用ドアの両方を開き、付属のクリーニングブラシを使って加熱部分を両端からクリーニング。
クリーニングはglo hyper proの試用後、最低でも10分以上経過し、熱くなくなってから行うようにしましょう。
#Tips |
glo hyper proを再起動する方法は、ダイアルが「OFF」の位置にあることを確認し、コントロールボタン(加熱ボタン)を22秒間長押し。再起動してデフォルト設定にリセットすることができます。 |
デメリットは寒さに弱いこと
砂時計のアイコンはデフォルト設定にリセットすれば治ることが多い。
特に気になるようなことが無い新型glo「glo hyper pro」ですが、寒い季節になり、起動できないことがちょこちょこあったので追記。
というのも、普段見ないアイコンが画面に表示され、加熱が途中で止まるようなシチュエーションに遭遇するようになったんですよね。
glo公式HPにあるglo hyper proのユーザーガイドによれば、上画像の画面表示は「デバイスの準備中」。デバイスを温めたり、デフォルト設定にリセットすることで元通り使えるようになりますが、トラブルシューティングについても簡単におさらいです。
glo hyper proの画面表示とリセットする方法
Image:glo 公式HP
glo hyper proに何かしら問題があるときに画面に表示されるアイコンの種類と状態は上記のとおり。
glo hyper proは画面に表示されるアイコンでデバイスの状態とトラブルシューティングを知ることができますが、回復可能なエラーやバッテリー寿命以外はデバイスをデフォルト設定にリセットすることで元通り使えるようになると思うので、まずはリセットを行ってみましょう。
- ダイヤルを「OFF」の位置にする
- 画面が変わるまでコントロールボタンを22秒間長押し
- デフォルト設定にリセットされる
glo hyper proをデフォルト設定にリセットする方法は上記のとおり。注意したいのは途中でボタンの長押しをやめないこと。
途中でボタンの長押しをやめるとリセットが正しく行われない可能性があります。
glo hyper pro/hyper X2/hyper airを比較
せっかくなので、glo hyper pro、glo hyper X2、glo hyper airのデザインやサイズ感について簡単に比較です。
左からglo hyper X2、glo hyper pro、glo hyper airですが、長さはglo hyper airと全く同じ。厚みはglo hyper X2とglo hyper airのちょうど中間くらい。
色味はglo hyper airのブルーに近いかも。
手に持った時のフィット感というか…馴染みやすさは圧倒的にglo hyper proかなと。glo hyper proのグリップ感はゴルフクラブや釣り竿を握った時のような感覚に近くて…ほんとめっちゃ持ちやすい。
glo hyper proのスペック・仕様まとめ
製品名 | glo hyper pro (グロー・ハイパー・プロ) |
サイズ | 約97mm(高)× 37mm(横) × 21mm(奥) 約90g |
EASYVIEWスクリーン | AMOLED |
使用可能時間 | スタンダード:4分30秒 ブースト:3分 |
起動時間 | スタンダード:20秒 ブースト:15秒 |
充電時間 | 約90分~100分 |
使用可能回数 | 約20回 |
付属品 | glo hyper pro クリーニングブラシ USBケーブル |
カラバリ | オブシディアン・ブラック ルビー・ブラック ラピス・ブルー ジェイド・ティール |
販売店 | glo & VELO公式ストア Amazon コンビニ AEON |
発売日 | 一般販売:2023年12月18日 |
価格 | 3,980円(税込) |
glo hyper proはさらにユーザー体験にコミットした次世代glo
さてさて、AMOLEDディスプレイを搭載し、がっつり進化して登場した新型モデル「glo hyper pro」ですが、デザイン、使用感、ユーザー体験は確かにプレミアム。
それでいて、定価は3,980円なのでコスパも抜群ですね。最後に僕のレビューと評価をまとめておこうと思うので、glo hyper proが気になっているブラザーは参考にどうぞ。
glo hyper pro レビュー&評価
毎日使うからこそプラミアムな体験を。
メリット
- とにかく手に馴染むデザイン
- AMOLEDディスプレイ搭載
- 30秒伸びた使用時間
- 使い勝手の良いダイアル
- さすがのコスパ
デメリット
- 耐久性はもっと使ってみないと分からない
- 寒いと起動できないことがよくある
評価
デザイン | 持ちやすさ | 使用感 | 掃除のしやすさ | コスパ |
S | S | S | A | S+ |
総合評価 | ★★★★★ (5/5点) |
※レビューの評価基準についてはこちら。
glo hyper proの僕のレビューと評価をまとめるとこんな感じ。AMOLEDディスプレイが搭載されたことでユーザー体験は全体的に高水準。デバイスの状態が把握しやすくなりましたし、使用時間が30秒伸びたのも嬉しいかなと。
ほんと気になるところがない素晴らしいデバイスですが、強いて挙げるとすれば…耐久性についてはもう少し使ってみないと分からないってところ。
glo hyper X2だと使っていくうちにシャッタードアが”カバーごと”外れてしまったり、クリーニングドアが緩んできて外れやすくなることがありましたが、glo hyper proはAMOLEDディスプレイにモード選択のダイアルなど、物理的&デジタルなギミックが多いので…そのあたりがどうなるかは気になるところです。
とはいえ、glo hyper proのユーザー体験は段違い。確実に進化して登場した新型モデルなだけあり、使用感も秀逸過ぎるので、今、gloを買うなら間違いなくこいつがおすすめです。
glo hyper proの価格は3,980円(税込)。
glo™はBAT (Brands) Ltd.の商標または登録商標です。
提供&参照元:BAT JAPAN(glo公式)