2021年11月後半から12月にかけて開催されていたAmazonブラックフライデーセールですが、なにか素敵なもの見つけました?
僕はずっと気になっていたLG CXシリーズの55インチ4k有機ELテレビを11万円で購入したのですが、初めて体験する大画面の有機ELディスプレイは圧倒的に美しすぎて……ひたすらに感動。
型落ちモデルとはいえ、価格、性能、音質、映像の美しさ、デザイン、すべてにおいて間違いなく”買い”だった55インチ 4K 有機ELテレビ「LG OLED55CXPJA」のレビューをお届けです。
LG OLED55CXPJAはあくまでもテレビ。PCと繋いでも自動で電源がONになってくれないので、僕の用途としては映画や動画の視聴、そしてPS5でのゲームプレイ。(特にPS5やXbox Sieres X用におすすめ)
グラボから出力してPCと接続するのも良さそうですが……その場合はもう少し小さめのサイズのほうがいいかもしれません。
LG OLED55CXPJAのAmazonでの定価は139,800円。セール時には11万円台になることもあるため、気になる人はAmazonのウィッシュリストに追加しておくことをお忘れなく。
圧倒的美しさ、4K有機ELテレビ「LG OLED55CXPJA」をレビュー
「LG OLED55CXPJA」は2020年に発売されたLGの4K有機ELテレビで、4k/120HzのリフレッシュレートやDolby Atmos、HDRに対応するゲーミング推奨モデル。
その名の示すとおり55インチの大画面に4K画質、有機EL(OLED)パネルを搭載するテレビで、最も大きな特徴は4k/120Hzのリフレッシュレートを備える有機ELテレビってところですね。もはや大きなゲーミングモニター。
普通の液晶ディスプレイはその仕組み上、黒を表現するときにバックライトの光が漏れてしまうため、黒は黒でも”ぼんやり白がかったような黒”になるのですが、有機ELディスプレイは発光素子の1つ1つが自ら発光してON/OFFにできるため、光が漏れない”本物の黒”を再現できます。
いわゆるピクセル自発光制御ってやつ。OLED(有機EL)はバックライトが必要ないため、パネルが薄く、軽いというのも特徴の1つです。
LG OLED55CXPJAの絶対に知っておきたいトピックとしては……
- 55インチ 4k 有機EL(OLED)
- 4k/120Hzのリフレッシュレート(HDMI 2.1)
- 2.2chの内臓スピーカー&Dolby Atmosに対応
- セール時に11万円台で購入できる驚きのコスパ
- 可変垂直同期(VRR/G-Sync/AMD FreeSync)に対応
- LG製のテレビ(世界広しと言いますが、テレビ向けの大型OLEDパネルを製造できるのはLGだけ)
上記の通り。ここからは開封の瞬間をお届けしつつ、組み立てつつ、デザインを眺めていきましょう。
LG OLED55CXPJAを組み立てつつ、デザインを眺める
それでは、早速LGの55インチ4K有機ELテレビ「LG OLED55CXPJA」の開封の瞬間をお届けしつつ、組み立てつつ、デザインをチェックしていきましょう。
さすが55インチのテレビだけあり、パッケージはかなり大型。僕は1人で作業しましたが、思っていたよりも大変で。壊してしまう可能性もありますし、危ないので2人以上での作業をおすすめします。
LG OLED55CXPJAのパッケージはこんな感じでスッと上に持ち上げると簡単に開けられます。Good。
パッケージから取り出すとLG OLED55CXPJAがお目見え。画面を傷つけてしまわないように、箱から出すときは柔らかい布や毛布なんかを敷いておくと安心です。
LG OLED55CXPJAには、テレビ本体とマジックリモコン、スタンド、転倒防止用の部品、リモコン用の電池、取扱説明書とスタンドの取り付けに使用するネジが付属するものの、HDMIケーブルは付属しません。
あらかじめ用意しておくのがベターですが、あまり安いものだと帯域幅が足りなくて不具合を引き起こす可能性があるので、Anker Ultra High Speed HDMIケーブルなんかを用意しておくと安心です。
さて、スタンドを取り付けないことには始まらないので、まずはLG OLED55CXPJAのスタンドの取り付け方を見ていきましょう。
※パネル単体でざっくり20kgとはいえ、サイズが大きい分扱いが難しいのでスタンドの取り付けは2人以上で作業することをおすすめします。
スタンドは2つのパーツに分かれているため、まずはこちらの組み立てから。
スタンド背面に3か所ネジ穴があるので……
2つのスタンドパーツをネジ止めしてスタンドが完成。
あとはテレビ背面にある4か所のネジでスタンドを固定すればいいのですが、1人だと持ち上げつつネジ止めをしないといけないので結構大変。これが2人以上での作業をおすすめする理由です。
スタンドの背面にカバーを取り付ければ組み立ては完了。
さて、LG OLED55CXPJAも完成しました。ここからはさくっとデザインをチェックしていきましょう。(画面は”グレアタイプ”なので映り込みがすごい)
まず見てみてほしいのがこれ。さすが有機El(OLED)。パネルの厚み約4mmという圧倒的薄さ。
少し角度を変えてみてみましょう。薄さが極まってますね。画面の表示領域までのベゼル幅は約9mmでした。
背面には通気用のスリットがあるほか、VESA規格(300×200mm)のモニターアームや壁掛けテレビスタンドに対応しています。
スタンドには”LG OLED”のロゴ。ここからは搭載されている端子についてもおさらいです。
入出力端子について
LG OLED55CXPJAは、背面と側面に端子類が搭載されており、背面に搭載されている端子は以下の通り。
- HDMI 2.1(4k/120Hz)
- USB 2.0 ×2
- 地上デジタルアンテナ入力
- BS・CSアンテナ入力
- コンポーネントビデオ入力
- 有線LAN
- 光デジタル音声出力
- ヘッドホン/スピーカー出力
コンポーネントビデオ入力が搭載されているため、PS2などのレトロなゲーム機を接続できるというのはメリットですね。有線LANポートを搭載していますが、無線LANにも対応しているため、Wi-Fi接続でソフトウェアアップデートしたり、コンテンツを表示することもできます。
ちなみに、LG OLED55CXPJAはB-CASカードスロット非搭載。本体内蔵型(ACASチップ搭載)なのでB-CASカードは必要ありません。
お次は側面。こちらはUSB2.0が1つ、そしてHDMI 2.1(4K@120Hz)が3つ搭載されていますが、HDMI2はオーディオパススルー規格”eARC/ARC”に対応。
- ARC – 最大192KHz/24bit LPCM,5.1ch Dolby Digital,DTS,MPEG2,AAC
- eARC – 最大192KHz/24bit LPCM、5.1ch Dolby Digital,DTS,MPEG2,AAC
- Dolby Atmos/Dolby TrueHD/DTS-HD Master Audioなどもそのままの音質で出力可能
eARC/ARCに対応した機器を接続する場合は、光デジタルケーブルを用意しなくてもHDMI2に接続するだけで音声を出力できるようになります。(ケーブルがHDMIだけで済みますし、広帯域なeARCで接続した場合は最新の高音質フォーマットでもそのままの音質で出力できます)
高音質でLG OLED55CXPJAを楽しみたい場合は、なるべく高品質で帯域が広く、eARC対応のHDMIケーブルを用意しておきましょう。
おすすめはAnker Ultra High Speed HDMIケーブル。
Wiiみたいに操作できるマジックリモコン
LGの55インチ 4K有機ELテレビ「LG OLED55CXPJA」は付属のリモコン”マジックリモコン”の使いやすさも大きなトピックの1つ。
ネットフリックスとAmazonプライムビデオのボタンが搭載されているため、即座にストリーミングサービスを起動できるほか……
VRやWiiリモコンのように画面上に表示されるカーソルを動かして操作することができます。最初はすこーしだけ慣れが必要ですが、レスポンスも良いですし、とても使いやすい。
LG OLED55CXPJAではYoutube、プライムビデオ、Netflix、Disney+、Huru、DAZN、ひかりTV、PARAVI、アクトビラ、Twitch、ユーネクスト、Apple TV+が利用できます。※dTVなどのサービスはLGストアにアプリが無いため利用できません。
LGの55インチ 4K 有機ELテレビ「LG OLED55CXPJA」のスペックと仕様については以下の通りなので、ぜひ参考にどうぞ。
LG OLED55CXPJAのスペックと仕様
サイズ | 122.8×73.8×25.1cm 23kg |
パネル | 55インチ OLED 4k 3,820×2,160 ピクセル自発光制御 |
消費電力 | 待機時:347W 年間消費電力:191kWh/年 |
録画機能 | USBハードディスク録画 裏録画/繰り返し Multi HDD(同時接続3台) |
チューナー | BS 8k:× BS 4k・110度CS 4k:2 地上デジタル(CATVパススルー):3 BS・110度CSデジタル:3 |
高画質機能 | 映像エンジン:α9 Gen3 AI Processor 4k 倍速機能:〇 HDR:HDR10/HLG/Dolbt VisionIQ シネマモード:〇 リアルシネマ:〇 デジタルノイズリダクション:〇 |
高音質機能 | 最大出力:40W フルレンジ:2個/20W ウーファー:2個/20W サラウンド回路:Dolby Atmos Deep Learning AI Sound 自動音量調節:〇 音声多重:〇 オートサウンドチューニング:〇 |
入出力端子 | HDMI×4 ※4k対応、eARC HDM、HDMI- ARC ヘッドフォン出力端子×1 光デジタル音声出力端子×1 ビデオ入力端子×1 USB端子×4 LAN端子×1 |
Wi-Fi | 内臓 |
便利機能 | ブラウザ機能、ハイブリッドキャスト機能、省電力機能、オンタイマー/オフタイマー、操作ガイド |
付属品 | 説明書、マジックリモコン、転倒防止用部品 |
▶OLED55CXPJA | テレビ | LGエレクトロニクス・ジャパン
LG OLED55CXPJAの画質と使用感
LG OLED55CXPJAは2020年に発売された55インチの4K有機ELテレビですが、得られる感動は本物で。
有機ELの画面は明るく、発色(色の正確性)にも優れるため、多くの人が”綺麗な映像”と感じることができるんじゃないかなぁと。それじゃ、ここからはLG OLED55CXPJAの画質に焦点を当ててみていきましょう。
明るさや色の感じ方には個人差がありますし、主観的な意見になりますが……参考にはなるはずです。
圧倒的「黒」、鮮やかな映像
LG OLED55CXPJAの最も大きなトピックは、美しい有機ELパネルですが、まずは上の画像を見てみてください。
こちらは暗い部屋で画面を撮影したものなのですが、もはや写真と見紛うレベルの黒。くっきりはっきりのコントラスト。※記載している写真はすべて圧縮済み。実際の映像とは異なるため、あくまでも参考程度に。
黒を表現するときにバックライトの光が漏れて黒は黒でも”ぼんやり白がかったような黒”になる液晶ディスプレイと異なり、有機ELディスプレイは発光素子の1つ1つが自ら発光してON/OFFにできるため、光が漏れない”本物の黒”を表現できるのです。
ではでは、もう1枚写真かな? ってくらいに真っ黒&鮮やかな映像も見てみましょう。暗い部屋でLG OLED55CXPJAの画面を撮影したものなのですが、端にいくほど輝度が落ちるIPSパネルと異なり、有機ELパネルは均一。
有機EL(OLED)は視野角も非常に広いため、ほぼ真横から観たとしても色への影響はありません。
LG OLED55CXPJAは広色域というのも大きなトピックの1つで、色域を表す規格”sRGB”は100%カバー。HDRに対応した映像でもパキッと明確で繊細に表現された映像を楽しむことができます。
Disney+など、最近は多くのストリーミングサービスでHDRコンテンツが配信されていますが、LG OLED55CXPJAのHDRの注意点として、画面全体が明るいシーンなどでは有機ELパネルを保護するために”ABL(自動輝度制御機能)”が映像の明るさを下げて制御するため、色の再現性が一定ではありません。これは明るさを上げにくいOLEDの仕様を考えると仕方ないかもしれませんね。
(それでも圧倒的に綺麗な映像です。HDRは明るければ明るいほど綺麗な映像が楽しめますが僕はHDRだと眩しすぎるのでそこまで重要視していません)
テレビ番組の映像はどうなのか? というと、地上波では映像の綺麗さを実感するのは難しいですが……BS4Kでは美しい映像で番組を視聴することができますよ。
何も信号が検出されない時はスクリーンセーバーで世界の名画なんかを表示することもできるのですが、これもほんと綺麗。壁にかかってたらほぼ”絵”です。
コンテンツを簡単に管理できるホームダッシュボード
LG OLED55CXPJAには”ホームダッシュボード”と呼ばれるいわばコンテンツのハブみたいな機能が用意されており、テレビへの切り替えやゲーム機への切り替えなど、一目で簡単に確認できます。
リモコンの入力切替ボタンを押すと、どの端子にどの機器が接続されているか一目で分かりますし、どこにどの項目があるかも分かりやすい。LGはUIも良い感じです。
PS5のゲームプレイはどう?
さて、PS5やXbox Series Xで使うテレビとしてLG OLED55CXPJAの購入を検討している人も多いかと思うので……ゲームプレイはどうなのか? についても見ておかないとですね。
LG OLED 55CXPJAはゲーム関連の機能も充実していまして。可変リフレッシュレート(VRR)にもソフトウェアアップデートでしっかり対応しています。
- HDMI VRR(Xbox Series X)
- Nvidia G-Sync(Nvidia GeForce)
- AMD FreeSync Premium(AMD Radeon)
PC向けだと「G-Sync」と「AMD FreeSync Premium」の2つに対応し、FreeSyncはテレビの設定から有効化するだけ。G-SyncはPCのコントロールパネルから有効化すればOK。
「HDMI VRR」はHDMI 2.1で利用できる可変リフレッシュレート機能なのですが、現時点ではXbox Series Xしか対応していません。(PS5はサポートしていないですが、アップデートで対応するという噂もちらほら)
ゲームプレイで遅延を感じることはないですが、LG OLED55CXPJAには”ゲームモード”が用意されており、ゲームモード時は倍速機能が無効化されるかわりに入力遅延を大幅に減らすことができるというのも知っておきたいトピックかなぁと。
LG 55CXPJAにはゲーム向きの映像プリセットも用意されています。(映像が明るくなり、暗い場所でも見やすくなる)
また、有機ELパネルは応答速度に優れるという特徴があり、大抵のゲーミングモニターが1ミリ~2ミリ秒を超えるのに対して、LG OLED55CXPJAの応答速度は0.3ミリ秒台。
これは有機EL(OLED)ならではの特徴なのですが、これだけ速い応答速度はゲーミングモニターとしても稀。明らかにゲーム向きと言えますね。綺麗、速い、大画面。ゲーミングモニターほどの柔軟性は無いですが、ゲーム用途で購入してもきっと満足できるはずです。
それともうひとつ……4K画質かつ55インチの大画面ながら文字がつぶれず、見やすいというのも大きなメリット。120Hzに対応するゲームであればぬるっと動くゲーム体験ができるので、Xbox Series XやPS5用のモニターとしても最適です。
セール時は11万円で購入できて、4k/120Hzのリフレッシュレートに対応していて、しかも有機ELパネルで映像が綺麗&応答速度も速い。もうおすすめしない手はないですね。
LG OLED55CXPJAは20Wフルレンジ×2+20Wウーファー×2の高音質スピーカーを搭載していますし、DolbyAtmosにも対応しているので、PS5のテレビ向け立体音響にも対応。
LG OLED55CXPJAはPS5のパフォーマンスを最大限に引き出してくれます。
新型PS5や旧型PS5のスペック、機能の詳細が気になるブラザーは以下の記事もあわせてどうぞ。
録画機能はもう一声欲しいかも
LG OLED55CXPJAの惜しいポイントとして、録画機能が惜しいというところ。日本製のテレビであれば録画した番組は種類ごとに分けて分類してくれる場合が多いのですが、LG OLED55CXPJAは録画した番組を名前順に並べたり、日付順で並べて表示するだけです。
裏録画(2番組)と繰り返し録画に対応しますが、番組を録画するには外付けHDDが必要です。※最大3台までの同時接続に対応。
LG OLED55CXPJAの音質
LG OLED55CXPJAは20W:フルレンジ×2+20W:ウーファー×2の2.2chスピーカーを搭載しており、一般的なテレビと比較しても高音質。そんじゃそこらのサウンドバーを使うよりも優れた音質でコンテンツを楽しむことができます。
低音はすこーしだけ控えめで、音質は比較的フラットな印象。これといった特徴も無いですが、iOSのAirPlayに対応するため、音楽を飛ばしてスピーカーとして使っても問題ないくらいのクオリティ。
- Apple Music
- Spotify
- Amazon Music
AirPlayを利用しなくても、LGストアでApple Music、Spotify、Amazon Musicといった音楽ストリーミングサービスをダウンロードしておけばリモコン操作で音楽を楽しむこともできます。
サウンドモードのプリセットは「AIサウンドプロ」「標準」「シネマ」「クリアボイスⅣ」「スポーツ」「音楽」「ゲーム」の6種類。テレビのスピーカーでDolbyAtmosを楽しみたい場合は”AIサウンドプロ”に設定しておきましょう。
LG OLED55CXPJAの画質設定について
せっかくなので、LG OLED55CXPJAの画質設定についても少し。いくつか用意されているプリセットの映像モードを比較しつつ、設定についてチェックしていきましょう。
映像モード(9種類)
映像モードは「標準」「あざやか」「省エネ」「ライブシアター」「スポーツ」「HDR効果」「FILMMAKER MODE」「シネマ1」「シネマ2」の9種類。
いずれも視聴するコンテンツに合わせた映像モードになるのですが、映像モードを変更するだけでガラッと映像の印象が変わります。
「標準」と比べると「FILMMAKER MODE」「シネマ1」「シネマ2」は暗めで「あざやか」「ゲームモード」は明るくなる印象。HDR映像なども標準モードで使用するため基本は「標準」で問題ないかと思います。
「ゲームモード」や「ライブシアター」は色味が痩せがち。
HDR映像モード(6種類)
HDR時の設定モードは「あざやか」「ユーザー」「シネマブライト」「ゲーム」「シネマダーク」「FILMMAKER MODE」の6つ。
映像にもよりますが、僕は全体的に青が強く感じたため、色温度を少しだけ下げて調整してます。
僕にとってベストだった画質設定
せっかくなので、僕が色々試してみてベストだったLG OLED55CXPJAの画質設定についてもシェア。
テレビは基本見ないので、映画やYoutubeなどの動画コンテンツ、ゲーム向けの設定です。ぜひ参考にどうぞ。
映像省エネ設定 | 自動 |
最低輝度 | 2 |
FILMMAKERMODE自動切替 | オフ |
コントラスト | 95 |
明るさ | 60 |
シャープネス | 26 |
色の濃さ | 55 |
色合い | 0 |
色温度 | C18 |
ダイナミックコントラスト | オフ |
ダイナミックカラー | 中 |
色域 | ワイド |
超解像 | オフ |
ガンマ | 中 |
ピーク輝度 | 中 |
ピクチャーノイズリダクション | オフ |
MPEGリダクション | オフ |
スムーズグラデーション | 中 |
リアルシネマ | オフ |
アイケア | オフ |
TrueMorion | ナチュラル |
通常時も、HDR時も基本は「標準」モードを基準に設定を変更し、OLEDの”本物の黒”を活かしつつ、鮮やかな色合いで表示するために明るさは”60″。(これが絶妙なラインでした)
LG OLD55CXPJAは全体的に青みが強いため、色温度はC18に変更。遅延が発生する「ピクチャーノイズリダクション」「MPEGリダクション」「ダイナミックコントラスト」「超解像」などはゲームモードに変更すると自動でオフになりますが、あらかじめオフに設定しています。※ゲームでしか使わない場合はあらかじめゲームモードにしておくのがベター。
映像省エネ設定と最低輝度、FILMMAKERMODE自動切替は”映像>追加設定”から。FILMMAKERMODE自動切替は画面が暗くなってしまうためオフにしています。
※映像省エネ設定がオンになっていると有機EL輝度は変更できないですが、自動切換えのほうが省電力かつベストな輝度に変更してくれるので”オン”がおすすめ。
性能とコスパのバランスが最高な4k有機ELテレビを探してるなら全力でおすすめ
開封の瞬間から組み立て、デザイン、画質や機能までチェックしつつのレビューだったので少々長くなってしまいましたが、僕のLG OLED55CXPJAのレビューは以上。
55インチの4K有機ELの画面はとても美しくて、鮮やかで、圧倒的”黒”で……4k/120Hzに対応。さらに応答速度も速くて、音質まで良い。
セール時に11万円台で購入できることを考えると驚きのコスパなんじゃないかなぁと。どちらかと言うとゲーミングモニター寄りのテレビですし、PS5やXbox Series X用のテレビとして最高の選択肢になります。
Good!!
- 大画面&高音質&美しい映像で得られる圧倒的没入感
- 4k/120Hzのリフレッシュレートに対応
- 0.3ミリ秒の高速な応答速度
- 各種VRR(可変リフレッシュレート)に対応
- 広色域&広視野角
- 2.2chの高音質スピーカー(Dolby Atmos対応)
- セール時11万円台で買えちゃう驚きのコスパ
Bad…
- OLEDパネルなので”画面の焼き付き”が起きる可能性がある。※Amazonで購入する場合は6,000円ほどで加入できる5年保証の加入がおすすめ
- ゲーミング機能が充実しているものの、PC向けじゃない(自動で電源がONにならない)
- 録画機能が必要最低限でテレビ番組をよく見る人向けじゃない
LG OLED55CXPJAのレビュー&評価まとめ
デザイン | ★★★★★ |
映像の美しさ | ★★★★★+ |
録画機能 | ★★☆☆☆ |
ゲームとの相性 | ★★★★★+ |
音質 | ★★★★★ |
コスパ(価格) | ★★★★★ |
LG OLED55CXPJAの僕のレビューと評価をさくっとまとめるとこんなところ。
ほんと悪いところが見当たらないくらいにおすすめな55インチ4K有機ELテレビで、録画機能関連が物足りないこと、4K有機ELで映像の綺麗さを地上波放送では感じにくいことを考えると……どちらかというとストリーミングサービスやゲーム向けのテレビですね。
55インチの大画面&高音質&有機ELパネルの美しい映像は、圧倒的没入感と迫力で間違いなく感動を与えてくれるはずです。
LGの55インチ4k有機ELテレビ「LG OLED55CXPJA」のAmazonでの定価は139,800円。セール時には11万円台になることもあるため、気になる人はAmazonのウィッシュリストに追加しておくことをお忘れなく。
発売時の価格が約17万円だったことを考えると……型落ちモデルとはいえ、有機ELテレビを探しているならLG OLED55CXPJAは間違いなく”買い”。
セール時に購入するのがおすすめですよ、ブラザー。※現在は最新モデル「OLED55a2PJA」が発売されているのでこちも要チェック。