解像度は歴代最高「Meta Quest3」が発表!発売日は10月10日、スペックや仕様をおさらい

Meta Quest3 スペックや仕様、解像度のまとめ

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がちで気になるプロダクト。

2023年6月1日に発表されたMeta Quest(旧Oculus Quest)の新型モデル「Meta Quest3」ですが、9月28日午前2時に詳細が発表されたので、改めてスペックや仕様、解像度や性能、出来ることについておさらいです。

Meta Quest3の発売日は2023年10月10日、価格は128GBモデルが74,800円、512GBモデルが96,800円です。

Meta Quest3の解像度は歴代最高でグラフィック性能は2倍。スペックや仕様まとめ

Meta Quest3  スペックと仕様 解像度のまとめ

まずはMeta Connectで詳細が発表された次世代VR「Meta Quest3」のスペックや仕様についておさらいしていきましょう。

Introducing Meta Quest3(動画)

Meta Quest2よりも2倍高速なSoC、歴代で最も高い解像度のディスプレイ、デュアルRGBカメラによる立体視カラーパススルーなど、そして複合現実(MR)など、Meta Quest3は前モデルから大幅に進化。

Meta Quest3はスタンドアローン型のVRヘッドセットですが、実質Meta Quest Proの廉価モデルといった立ち位置となり、最先端のMR/VRを両方体験できるMeta初のコンシューマー向けデバイスです。

Meta Quest2から2倍高速化したSoC

Meta Quest3  搭載するSoC Snapdragon

Meta Quest3にはQualcommと共同開発した次世代Snapdragon「Snapdragon XR2(第2世代)」をSoCに搭載。

Meta Quest2に搭載されている"Snapdragon XR2(第1世代)"と比較して2倍以上のグラフィックス性能を実現しており、8GBのDRAMを搭載するほか、さらなる高画素数での描写を可能にしたとのこと。

Meta Quest3は、500以上のVRゲームやアプリが含まれるMeta Quest2のコンテンツカタログと後方互換性があり、現行モデルと互換性があるのもシンプルに嬉しいポイント。

Meta Quest3の解像度は歴代最強

Meta Quest3 高い解像度とパンケーキレンズ

Meta Quest2とMeta Quest Proの解像度は片目1,832×1,920、両目の解像度3,664×1,920のディスプレイを搭載していましたが、Meta Quest3はこれを上回るさらに高い解像度を誇るディスプレイを搭載。

Meta Quest3の解像度は片目:2,064×2,208ピクセルとなっており、両目での解像度は4,128×2,208ピクセル。Meta Quest2は両目3,664×1,920ピクセルだったため、約30%の高画質化を実現しています。

Meta Quest3はQuest Proと同じ「パンケーキ型レンズ」を搭載し、リフレッシュレートは90Hz/120Hzに対応。正確なレンズの位置調整とスムーズな瞳孔間距離調整機能(無段階)も搭載しているため、より快適な使用感になっていると思われます。

※120Hzのリフレッシュレートはテスト機能として提供し、今後のアップデートで正式に実装予定。

瞳孔間距離(PID)の調整範囲は58mm~71mmとのこと。

Meta Quest3の立体視カラーパススルー

Meta Quest3 スペックと仕様 カメラセンサー

Meta Quest3は、2つの「4メガピクセル RGBカラーカメラ」を搭載したことで立体視フルカラーパススルーに対応。

Meta Quest2と比較すると10倍以上の画素数を実現したほか、より精度の高いプレイエリアを可能にする「深度センサー」を搭載した恩恵でユーザーの周囲にあるものを検知し、ガーディアンの設定も自動になりました。

もちろん、Meta Quest3は"PC不要"で動くスタンドアローン型です。

#Tips
パススルーとは、現実の世界とVR空間を組み合わせて表示する技術のこと。Meta Quest3はより自然でリアルなパススルー表示が可能になります。MR(複合現実)にさらにコミット。

MR体験もなんのその「Meta Reality」

Meta Quest3 Meta Reality 複合現実

Meta Quest3は「Meta Reality(ミックスリアリティ)」でVRとMRを組み合わせた複合現実に対応。

MRをがっつり体験できるMeta初のコンシューマー向けプロダクトとなり、上述の立体視カラーパススルーを活用し、現実と仮想空間が融合したようなMRコンテンツをケーブルを気にせず、思いっきり楽しむことができます。

発表では、現実空間に仮想オブジェクトを置くデモが盛り上がってた。

Meta Quest3なら、向上したスペックと処理性能、フルカラーパススルー、そしてMR Realityをフル活用して仮想デスクトップ環境を構築できる"Immersed“も快適に使えるんじゃないかなぁと。

Work Faster in VR/AR than in real life(Youtube)

Meta社のCEOマーク・ザッカーバーグ氏が自身のInstagramでMeta Quest3のカラーパススルーとMRゲームのプレイ映像を公開しているので、気になるブラザーはこちらも要チェック。

#Meta Quest3の実機プレイ動画の映像 – Instagram

40%スリムになったボディ

Meta Quest3 Meta Quest2から40%スリムになったボディ

Meta Quest3は、現行モデルMeta Quest2と比較して40%スリムになったボディも大きなトピック。※重さは515gと少し重くなった。

Meta Quest3  ヘッドバンド

Meta Quest3はヘッドバンドも含め、これまでよりも洗練されたデザインになり、快適に装着できるVRヘッドセットになっているとのこと。

Meta Quest2は重心が前面にあり、長時間使用には"Eliteストラップ"がおすすめされていましたが、Meta Quest3は装着感もよさそう。

TouchPlusコントローラー

Meta Quest3 コントローラー Touch Plusコントローラー

コントローラーは技術の進歩により、トラッキングリングを廃止したシンプルでモダンなデザインに進化。

Meta Quest3のコントローラーは人間工学に基づきより洗練されたデザインが採用されたほか、触覚フィードバック「TrueTouchハプティクス」を搭載。コントローラーを使わず、自分の手でオブジェクトを操作できる「ダイレクトタッチ」にも対応します。

Meta Quest2/Meta Quest Pro用に発売されているセルフトラッキング式のコントローラー"Touch Proコントローラー"はMeta Quest3でも使用できるほか、Meta Quest Gaming Showcaseでは20本を超える新作VRゲームが発表されており、Meta Quest3で遊べるVRゲームもグイグイ増えそうです。

※Meta Quest3のコントローラーはQuest2と同様に単三電池1本(左右1本ずつの合計2本)で動作するとのこと。

#Tips
Meta Quest Storeに「Xbox Cloud Gaming」が追加されるとのことで、Meta Quest3でXbox Game Passに対応するゲームを2Dスクリーンでプレイできるようになります。これもシンプルに強い。PCVRにも対応しています。

Meta Quest3は「Air Link」対応でPCと接続可能

Meta Quest3は「Air Link(無線)」または「Meta Quest Linkケーブル」でWindows PCと有線接続することで、PCのパワーを利用してゲーム体験を大きく引き上げることもできます。

※Meta Quest Linkケーブル(Type-C to C)は別売り。有線接続する場合は推奨スペックを満たしたPCが必須。

無線接続の「Air link」は遅延の問題もあるので、個人的にMeta Quest3は有線接続に対応しているのは嬉しい。

Meta Quest Linkの推奨スペック

CPUIntel i5-4950以上
Ryzen5 1500X以上
GPUGTX1060 6GB以上
AMD 400シリーズ以上
RAM8GB以上
OSWindows 10/11

Meta Quest3の解像度やスペック、仕様のまとめ

名称Meta Quest3
SoCQualcomm Snapdragon XR2
グラフィック性能は2倍
サイズ40%スリム化
約512g
ストレージ128GB
512GB
DRAM8GB
ディスプレイ片目:2,064×2,208ピクセル
両目:4,128×2,208ピクセル
パンケーキレンズ
リフレッシュレート90Hz
120Hz(テスト機能)
視野水平:110度
垂直:96度
レンズ調整より正確なレンズ位置調整
スムーズな瞳孔間距離調整
瞳孔間距離(IPD):58~71mm
カメラ2つの4MP RGBカラーカメラ
深度センサー
Meta Quest2の10倍の画素数のパススルー
18PPD
性格な深度投影とルームマッピング
バッテリーゲーム:2.4時間
ソーシャル:2.2時間
プロダクティビティ:1.5時間
メディア:2.9時間
自由度6DoF
インサイドアウト方式
電源18W 電源アダプター付属
充電時間:2.3時間
コントローラーTouch Plusコントローラー
TrueTouchハプティクス(触覚)
単三電池で駆動
通信Wi-Fi 6E
Bluetooth 5.0
発売日2023年10月10日
価格128GB:74,800円
512GB:96,800円

Meta Quest3の正式発表されたスペックや仕様についてダダっとまとめるとこんな感じ。

Meta Quest3のトラッキング方式は「6DoF(外部センサー不要のインサイドアウト方式)」となり、体全体の動きを認識することができます。

もう明らかに進化していて、価格も考慮すると…ガチで買いなVRヘッドセットに仕上がっているかなと。Meta Quest3の解像度は片目2,064×2,208ピクセル、両目4,128×2,208ピクセルと歴代最高を誇るのも大きなトピックであり、Meta Quest3のメリットです。

Meta Quest3とMeta Quest2のスペック比較

Meta Quest2Meta Quest3
SoCSnapdragon XR2Snapdragon XR2
第2世代
グラフィック性能は2倍
サイズ295.5×191.5×102mm
503g
40%スリム
512g
ストレージ128GB
256GB
128GB
512GB
メモリ6GB8GB
ディスプレイ片目:1,832×1,920
両目:3,664×1,920
パンケーキ型
LCD(液晶)
片目:2,064×2,208
両目:4,128×2,208
歴代最高の解像度
パンケーキ型
LCD(液晶)
リフレッシュレート60Hz/72Hz/90Hz90Hz/120Hz
IPD
(瞳孔間距離)
58/63/68mm
(3段階)
正確な調整
58~71mm
視野角垂直:96°
水平:96°
水平:110°
垂直:96°
電池持ち2-3時間最大2.9時間
カメラ前面に4つのカメラ
モノクロ
2つの4MP RGBカラーカメラ
深度センサー
Meta Quest2の10倍の画素数のパススルー
自由度6DoF
インサイドアウト方式
6DoF
インサイドアウト方式
コントローラーTouchコントローラーTouch Plusコントローラー
TrueTouchハプティクス
発売日2020年10月13日2023年10月14日
価格128GB:47,300円
256GB:53,900円
128GB:74,800円
512GB:96,800円

Meta Quest3の発売日は2023年10月10日、予約受付中

Meta Quest3 発売日と価格

さてさて、ついに詳細スペックと発売日、価格、解像度が発表されたMetaの次世代VRヘッドセット「Meta Quest3」ですが、スペックや機能を眺める限りではなかなかに良い感じ。

発売日は2023年10月10日。価格は128GBが74,800円、512GBは96,800円となっています。

#Tips
Meta Quest3の海外での発売日は2023年10月10日。Meta Quest3の発表後、速攻注文したのにお届け日は10月14日だったため、国内での発売日は2023年10月14日だと思っていましたが、日本も10月10日発売で間違いなさそう。

Meta Quest3はApple Vision Proとはまた違ったアプローチで参戦してきた印象ですが、どちらかというとMeta Quest3はエンタメ寄り。想定される用途としては映像コンテンツやVRゲーム、MRを活用した仮想デスクトップが主になるのかなぁと。

Meta Quest Proのような体験がMeta Quest3で出来るのはシンプルに強い。

Meta Quest3はガチで"買い"なVRヘッドセットになっているので、気になってたブラザーは要チェックです。

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Posted by Yusuke Miyamoto