解像度は歴代最高「Meta Quest3」が発表!発売日は10月14日、スペックや仕様をおさらい

がちで気になるプロダクト。
2023年6月1日に発表されたMeta Quest(旧Oculus Quest)の新型モデル「Meta Quest3」ですが、9月28日午前2時に詳細が発表されるとのことなので、改めて噂されているスペックや仕様、解像度や性能に関する情報をおさらいです。
Meta Quest3の発売日は2023年10月14日、価格は128GBモデルが74,800円、512GBモデルが96,800円。本日より予約受付中です。
※Update 2023/9/28, Meta Connectにて、新型VRヘッドセット「Meta Quest3」が発表されたのでちょこっと追記。詳細はもう少し情報を整理してから後日加筆予定。とりあえず…速攻予約した。
Meta Quest3の解像度は歴代最高でグラフィック性能は2倍。スペックや仕様まとめ

それじゃ、Meta Connectで詳細なスペックが発表された次世代VR「Meta Quest3」のスペックや仕様についておさらいしていきましょう。
Meta Quest2よりも2倍高速なSoC、歴代で最も高い解像度のディスプレイ、デュアルRGBカメラによる立体視カラーパススルーなど、そして複合現実(MR)など、Meta Quest3は前モデルから大幅に進化。
Meta Quest3のスペックや仕様についてなる早で見ていこうかと思うので参考にどうぞ。
Meta Quest2から2倍高速化したSoC

Meta Quest3にはQualcommと共同開発した次世代Snapdragon「Snapdragon XR2(第2世代)」をSoCに搭載。
Meta Quest2に搭載されている"Snapdragon XR2(第1世代)"と比較して2倍以上のグラフィックス性能を実現しており、8GBのDRAMを搭載します。
Meta Quest3は、500以上のVRゲームやアプリが含まれるMeta Quest2のコンテンツカタログと後方互換性があるみたいですが、現行モデルと互換性があるのはシンプルに嬉しいポイント。
Meta Quest3は歴代で最も解像度の高いディスプレイを搭載

Meta Quest2とMeta Quest Proの解像度は片目1,832×1,920、両目の解像度3,664×1,920のディスプレイを搭載していましたが、Meta Quest3はこれを上回るさらに高い解像度を誇るディスプレイを搭載。
Meta Quest3の詳細な解像度は片目:2,064×2,208ピクセルとなっており、両目での解像度は4,128×2,208ピクセル。Meta Quest2は両目3,664×1,920ピクセルだったため、約30%の高画質化を実現しています。
Meta Quest3はQuest Proと同じ「パンケーキ型レンズ」を搭載。90Hzと120Hzのリフレッシュレートに対応するほか、性格なレンズの位置調整とスムーズな瞳孔間距離調整機能も搭載しているため、より快適な使用感になっていると思われます。
瞳孔間距離(PID)の調整範囲は58mm~71mmとのこと。
デュアルRGBカメラによる立体視カラーパススルー

Meta Quest3は、2つの「4メガピクセル RGBカラーカメラ」を搭載したことで立体視カラーパススルーに対応。Meta Quest2と比較すると10倍以上の画素数を実現してます。
より精度の高いプレイエリアを可能にする「深度センサー」を搭載するほか、もちろん"PC不要"で動くスタンドアローン型。
#Tips |
パススルーとは、現実の世界とVR空間を組み合わせて表示する技術のこと。Meta Quest3はより自然でリアルなパススルー表示が可能になります。MR(複合現実)にさらにコミット。 |
MR体験もなんのその「Meta Reality」

Meta Quest3は「Meta Reality」でVRとMRを組み合わせた複合現実にも対応。MRをがっつり体験できるMeta初のコンシューマー向けプロダクトになるとのこと。
上述の立体視カラーパススルーを活用し、現実と仮想空間が融合したようなMRコンテンツをケーブルを気にせず、思いっきり楽しむことができます。

発表では、現実空間に仮想オブジェクトを置くデモが盛り上がってた。
Meta Quest3なら、向上したスペックと処理性能、フルカラーパススルー、そしてMR Realityをフル活用して仮想デスクトップ環境を構築できる"Immersed“も快適に使えるんじゃないかなぁと。
▶Work Faster in VR/AR than in real life(Youtube)
Meta社のCEOマーク・ザッカーバーグ氏が自身のInstagramでMeta Quest3のカラーパススルーとMRゲームのプレイ映像を公開しているので、気になるブラザーはこちらも要チェック。
#Meta Quest3の実機プレイ動画の映像 – Instagram
Meta Quest2と比較して40%スリムになったボディ

Meta Quest3は、現行モデルMeta Quest2と比較して40%スリムになったボディも大きなトピック。※重さは515gと少し重くなった。

Meta Quest3はヘッドバンドも含め、これまでよりも洗練されたデザインになり、快適に装着できるVRヘッドセットになっているとのこと。
Meta Quest2は重心が前面にあり、長時間使用には"Eliteストラップ“がおすすめされていましたが、Meta Quest3は装着感もよさそうな雰囲気。
TouchPlusコントローラー

コントローラーは人間工学に基づき、トラッキングリングを廃止したシンプルでモダンなデザインに進化。トラッキングリングはトラッキング技術の進歩により廃止できたとのだとか。
Meta Quest3はコントローラーに触覚フィードバック「TrueTouchハプティクス」を搭載しているのもポイントで、コントローラーを使わず、自分の手でオブジェクトを操作できる「ダイレクトタッチ」にも対応します。
Meta Quest2/Meta Quest Pro用コントローラー"Touch Proコントローラー“はMeta Quest3でも使用できるほか、Meta Quest Gaming Showcaseでは20本を超える新作VRゲームが発表されており、Meta Quest3で遊べるVRゲームもグイグイ増えそうです。
※Meta Quest3のコントローラーはQuest2と同様に単三電池1本(左右1本ずつの合計2本)で動作するとのこと。
#Tips |
Meta Connectでは、Meta Quest Storeに「Xbox Cloud Gaming」が追加されるとのことで、Xbox Game Passに対応するゲームを2Dスクリーンでプレイできるようになります。これもシンプルに強い。 |
Meta Quest3は「Air Link」対応でPCと接続可能
Meta Quest3は「Air Link(無線)」または「Meta Quest Linkケーブル」でWindows PCと有線接続することで、PCのパワーを利用してゲーム体験を大きく引き上げることもできます。
※Meta Quest Linkケーブル(Type-C to C)は別売り。有線接続する場合は推奨スペックを満たしたPCが必須です。
無線接続の「Air link」は遅延の問題もあるので、個人的にMeta Quest3は有線接続に対応しているのは嬉しい。
Meta Quest Linkの推奨スペック
CPU | Intel i5-4950以上 Ryzen5 1500X以上 |
GPU | GTX1060 6GB以上 AMD 400シリーズ以上 |
RAM | 8GB以上 |
OS | Windows 10/11 |
Meta Quest3の解像度やスペック、仕様
名称 | Meta Quest3 |
SoC | Qualcomm Snapdragon XR2 グラフィック性能は2倍 |
サイズ | 40%スリム化 約512g |
ストレージ | 128GB 512GB |
DRAM | 8GB |
ディスプレイ | 片目:2,064×2,208ピクセル 両目:4,128×2,208ピクセル パンケーキレンズ |
リフレッシュレート | 90Hz 120Hz(テスト機能) |
視野 | 水平:110度 垂直:96度 |
レンズ調整 | より正確なレンズ位置調整 スムーズな瞳孔間距離調整 瞳孔間距離(IPD):58~71mm |
カメラ | 2つの4MP RGBカラーカメラ 深度センサー Meta Quest2の10倍の画素数のパススルー 18PPD 性格な深度投影とルームマッピング |
バッテリー | ゲーム:2.4時間 ソーシャル:2.2時間 プロダクティビティ:1.5時間 メディア:2.9時間 |
自由度 | 6DoF インサイドアウト方式 |
電源 | 18W 電源アダプター付属 充電時間:2.3時間 |
コントローラー | Touch Plusコントローラー TrueTouchハプティクス(触覚) 単三電池で駆動 |
通信 | Wi-Fi 6E Bluetooth 5.0 |
発売日 | 海外:2023年10月10日 国内:2023年10月14日? |
価格 | 128GB:74,800円 512GB:96,800円 |
Meta Quest3の判明しているスペックや仕様についてダダっとまとめるとこんな感じ。
もう明らかに進化していて、価格も考慮すると…ガチで買いなVRヘッドセットに仕上がっているかなと。Meta Quest3の解像度は片目2,064×2,208ピクセル、両目4,128×2,208ピクセルと歴代最高を誇るのも大きなトピックであり、Meta Quest3のメリットです。
Meta Quest3とMeta Quest2のスペック比較
Meta Quest2 | Meta Quest3 | |
SoC | Snapdragon XR2 | Snapdragon XR2 第2世代 グラフィック性能は2倍 |
サイズ | 295.5×191.5×102mm 503g | 40%スリム 512g |
ストレージ | 128GB 256GB | 128GB 512GB |
メモリ | 6GB | 8GB |
ディスプレイ | 片目:1,832×1,920 両目:3,664×1,920 パンケーキ型 LCD(液晶) | 片目:2,064×2,208 両目:4,128×2,208 歴代最高の解像度 パンケーキ型 LCD(液晶) |
リフレッシュレート | 60Hz/72Hz/90Hz | 90Hz/120Hz |
IPD (瞳孔間距離) | 58/63/68mm (3段階) | 正確な調整 58~71mm |
視野角 | 垂直:96° 水平:96° | 水平:110° 垂直:96° |
電池持ち | 2-3時間 | 最大2.9時間 |
カメラ | 前面に4つのカメラ モノクロ | 2つの4MP RGBカラーカメラ 深度センサー Meta Quest2の10倍の画素数のパススルー |
自由度 | 6DoF インサイドアウト方式 | 6DoF インサイドアウト方式 |
コントローラー | Touchコントローラー | Touch Plusコントローラー TrueTouchハプティクス |
発売日 | 2020年10月13日 | 2023年10月14日 |
価格 | 128GB:47,300円 256GB:53,900円 | 128GB:74,800円 512GB:96,800円 |
Meta Quest2のトラッキング方式は「6DoF(外部センサー不要のインサイドアウト方式)」。Meta Quest3もインサイドアウト方式の"6DoF"となり、体全体の動きを認識することができます。
Meta Quest3の発売日は2023年10月14日、予約受付中

さてさて、ついに詳細スペックと発売日、価格、解像度が発表されたMetaの次世代VRヘッドセット「Meta Quest3」ですが、スペックや機能を眺める限りではなかなかに良い感じ。
発売日は2023年10月10日(国内はおそらく10月14日?)。価格は128GBが74,800円、512GBは96,800円となっています。
#Tips |
Meta Quest3の海外での発売日は2023年10月10日。Meta Quest3の発表後、速攻注文したところ、お届け日は10月14日となっていたため、おそらく、国内での発売日は2023年10月14日になると思われます。 |
Meta Quest3はApple Vision Proとはまた違ったアプローチで参戦してきた印象ですが、どちらかというとMeta Quest3はエンタメ寄り。想定される用途としては映像コンテンツやVRゲーム、MRを活用した仮想デスクトップが主になるのかなぁと。
Meta Quest3はガチで"買い"なVRヘッドセットになっているので、気になってたブラザーは要チェックです。