買うべき?Pixel 8/8 Proのスペックや性能、新機能をなる早でおさらい
OSアップデート7年はビビる。
2023年10月5日の深夜に開催された"MadebyGoogle"でGoogle純正の新型スマホ「Google Pixel 8」「Google Pixel 8 Pro」が発表されたので、スペックや機能についてダダっとおさらい。
正式発表の前にスペックや機能についてはリークでほぼ明らかになっていたとはいえ、改めて正式なスペックや機能について見ていきましょう。
価格はPixel 8が112,900円~、Pixel 8 Proが159,900円~。Pixel 7シリーズと比べると、Pixel 8もPixel 8 Proも価格は値上げですね。今年のPixelはAI関連機能が強い。
#Pixel 8/8 ProのOSのアップデートサポートが7年に延長!強すぎる
買うべき?Pixel 8/8 Proのスペックや性能、新機能をおさらい
まずはPixel 8/8 Proのスペックや機能、性能について知っておきたいトピックをおさらいしておきましょう。
- チップセットはGoogle TensorG3
- ディスプレイサイズはPixel 8が6.2インチ、Pixel 8 Proが6.7インチ
- いずれも有機EL、ピーク2000ニト超えの明るさ、120Hzのリフレッシュレート対応
- デザインはPixel 7から踏襲。
- ラウンドフォルムで少し丸くなった
- AI関連機能でさらに強化されたカメラ
- Pixel 8 Proには温度センサーを搭載
- 精度が向上した指紋認証
- Wi-Fi7対応
- OSのアップデートは7年間
Pixel 8/8 Proについて知っておきたいトピックは上記の通り。
カラバリはPixel 8がHazel、Obsidian、Roseの3色。Pixel 8 ProがBay、Obsidian、Porcelainの3色展開です。Pixel 8/8 ProはOSのアップデートが7年間になったのも素敵ですね。
7年間のアップデートにはセキュリティアップデートと機能を改善するFeutureDropも含まれるため、ガチで長く使えるなと。
ここからはPixel 8/8 Proのスペックや機能について、もう少し補足を入れつつおさらいしていこうかと思うので、参考にどうぞ。
画像処理性能の向上に貢献「Google Tensor G3」
Pixel 8とPixel 8 ProにはGoogleのSoC「Google Tensor G3」が搭載。Armの新しいアーキテクチャ"Arm v9″を採用し、AIをグイグイ活用して画像処理性能の向上に貢献。
基本性能の向上に加え、顔認証も強化されたとのこと。
- 4mmプロセス、Arm v9アーキテクチャ
- CPUはCortex-A510が4つ、Cortex-A715が4つ、Cortex-X3を1つの合計9コア
- GPUは10コアのArm Mali-G715
ちなみに、セキュリティチップはPixel 7シリーズと同じ"Titan M2″。メモリはPixel 8が8GB、Pixel 8 Proは12GB。
日本を含め、Googleウォレットなどの支払いアプリで顔認証が使えるようになったのも嬉しいトピック。
ピーク輝度2,000超えで明るくなったディスプレイ
ディスプレイサイズはPixel 8が6.17インチ、Pixel 8 Proが6.7インチ。
四隅の丸みが調整されたフラットディスプレイが採用され、いずれも有機EL、ピーク2000ニト超えの明るさ、120Hzのリフレッシュレートに対応しています。
Pixel 8 | Pixel 8 Pro | |
ディスプレイサイズ | 6.17インチ | 6.7インチ |
解像度 | 2,400×1,080 | 2,992×1,344 |
ピクセル密度 | 427ppi | 490ppi |
最大輝度 | 1,400ニト (HDR) | 1,600ニト (HDR) |
ピーク輝度 | 2,000ニト | 2,400ニト |
リフレッシュレート | 10Hz 30Hz 60Hz 120Hz | 5Hz 10Hz 30Hz 60Hz-120Hz |
ちなみに、Pixel 8/8 Proよりディスプレイの呼び方も変わり、Pixel 8 Proは「Super Actuaディスプレイ」。Pixel 8は「Acutuaディスプレイ」となっています。
全体的に明るさが増し、Pixel 8は高リフレッシュレートに対応しましたが、有機ELディスプレイの美しさ自体は前モデルとなる"Pixel 7″シリーズから大きな変化はありません。
Pixel 7シリーズよりも約35%多く光りを取り込めるカメラ
Pixel 8シリーズは、Pixel 8もPixel 8 Proもカメラ性能はしっかりアップグレードされており、メインカメラがSamsung ISOCELL GN1 → ICOSELL GN2に変更。
センサーサイズが大型化することでPixel 7シリーズよりも約35%も多く光りを取り込むことができるほか、暗所での撮影も改善されました。(より明るく、ブレの無い写真が撮れる)
Pixel 8/8 ProはカメラがAIでがっつり強化されていて、消し消しゴムマジックの音声版「音声消しゴムマジック」が登場したほか、被写体の表情をAIが"映えるように"変えてくれる「ベストテイク」など、様々なAI関連機能が登場。
ベストテイクは「思い出を残す写真なのにAIで顔変えちゃうの?」感は否めないものn、音声消しゴムマジックや被写体の移動ができる編集マジックなどはめっちゃ使えそう。
#Tips |
Pixel 8 Proは、動画の照度や手振れ補正などを調整してより明るく、綺麗にできる「動画ブースト」機能を搭載。シャッタースピードやISO感度など、細かい調整ができる「プロ設定モード」もカメラに追加されます。 |
Pixel 8/8 Proのカメラ性能
Pixel 8 | Pixel 8 Pro | |
メイン | 50MP | 50MP |
超広角 | 12MP | 48MP |
望遠 | – | 48MP 光学5倍ズーム 最大30倍の超解像ズーム |
フロントカメラ | 10.5MP | 10.5MP |
Pixel 8 Proは非接触温度センサーを搭載
Pixel 8 Proには温度センサーが搭載されたのも大きなトピック。体温などの非接触温度測定が可能になり、-20℃~150℃の範囲で体温やミルクの温度など、様々な温度の計測が可能になりました。
これは…ガチで使えそう。
スペック・仕様のまとめ
Pixel 8 | Pixel 8 Pro | |
サイズ | 150.5×70.8×8.9mm 187g | 162.6×76.5×8.8mm 213g |
チップ | Google Tensor G3 Titan M2 | Google Tensor G3 Titan M2 |
ディスプレイ | 6.2インチ 有機EL 2,400×1,080 427ppi 1,400ニト ピーク輝度:2,000ニト 120Hz | 6.7インチ 有機EL 2,992×1,344 490ppi 1,600ニト HDR ピーク輝度:2,400ニト 120Hz |
メモリ | 8GB LPDDR5X | 12GB LPDDR5X |
ストレージ | 128GB 256GB | 128GB 256GB 512GB |
バッテリー | 4,575mAh | 5,050mAh |
背面カメラ | デュアルカメラ 50MP+12MP | トリプルカメラ 50MP+48MP+48MP |
前面カメラ | 10.5MP | 10.5MP |
温度センサー | × | 〇 |
発売日 | 2023年10月12日 | 2023年10月12日 |
価格 | 112,900円~ | 159,900円~ |
Google公式ストアでは、Pixel 8とPixel 8 Proの詳細な比較ができるので、こちらもあわせてどうぞ。
実質39,800円。Pixel 8/8 Proは買うべき?
Pixel 8/8 Proのスペックや機能、知っておきたいことについてダダっとおさらいしてきましたが、Pixel 8/8 Proの発売日は2023年10月12日。絶好調発売中です。
Pixel 8 | Pixel 8 Pro | |
発売日 | 10月12日 | 10月12日 |
価格 | 112,900円~ | 159,900円~ |
国内では、Google公式ストアのほか、docomo、au、Softbankから発売予定。
Googleストアでは、予約購入することで数量限定の"Pixelポーチ"がもらえるほか、下取りと次回以降使えるストアクレジットでPixel 8も、Pixel 8 Proも実質39,800円で購入できるキャンペーンも開催中。
さて、気になるのは「Pixel 8/8 Pro」は買うべきなのか?ってところなのですが…もし、あなたが2-3年前のスマホを使っているならガチで買い時。
Pixel 8/8 ProはOSのアップデートサポートが7年に延長されたため、めっちゃ長く使い続けることができるほか、処理性能もカメラ性能も、機能も、全体的にブラッシュアップされているため、間違いなく満足で切るんじゃないかなぁと。
Pixel 7/7 Proを使っている人は無理して買い替える必要はないかもですが、いずれにしましても、Pixel 8/8 Proは発売直後のキャンペーン&下取りを利用することで実質39,800円で購入できるため、検討してみるといいかも。