ポケモンの歴代シリーズ振り返り。
2025年にポケモンレジェンズアルセウスに続く外伝2作目「Pokémon LEGENDS Z-A」が発売されますが、改めて初代ポケモンから第9世代「スカーレット・バイオレット」まで網羅しつつ、世代ごとに爆速で振り返っていこうと思うので、ぜひ参考にどうぞ。
2025年発売予定の「Pokémon LEGENDS Z-A」については以下の記事もあわせてどうぞ。
#Pokémon LEGENDS Z-Aの発売日は2025年。全世界同時発売でメガシンカも復活!
初代~第9世代まで。ポケモン歴代シリーズの振り返り
1996年に第一世代となるポケモン 赤・緑が発売されたポケモンシリーズ。
ポケモンシリーズは互換性やゲームシステム&バトルシステムの変更に合わせて”世代”として分類されているのですが、基本的に世代が変わるとバトルシステムや技/道具/特性に変更が修正が行われるため、世代をまたぐ通信交換や対戦はできなくなります。
例外として、ポケモンバンクやポケモンホームを活用することで旧世代で育てたポケモンを新しい世代に連れてくることができますが、多くの世代で最新世代から旧世代にポケモンを連れてくることは不可。
歴代シリーズを世代ごとにまとめたテーブルを作ったので、「ポケモンシリーズの世代ってなに?」という人はぜひ参考にどうぞ。
第1世代 (1996-1998) | 赤・緑・青・ピカチュウ | ゲームボーイ |
第2世代 (1999-2000) | 金・銀・クリスタル | ゲームボーイカラー |
第3世代 (2002-2004) | ルビー・サファイア・エメラルド ファイアレッド・リーフグリーン | ゲームボーイアドバンス |
第4世代 (2006-2009) | ダイヤモンド・パール・プラチナ ハートゴールド・ソウルシルバー | ニンテンドーDS |
第5世代 (2010-2012) | ブラック・ホワイト ブラック2・ホワイト2 | ニンテンドーDS |
第6世代 (2013-2014) | X・Y オメガルビー・アルファサファイア | ニンテンドー3DS |
第7世代 (2016-2018) | サン・ムーン ウルトラサン・ウルトラムーン Let’s Go! ピカチュウ・イーブイ | ニンテンドー3DS Nintendo Switch |
第8世代 (2019-2022) | ソード・シールド ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール POKEMON LEGENDS アルセウス | Nintendo Switch |
第9世代 (2022~) | スカーレット・バイオレット Pokémon LEGENDS Z-A | Nintendo Switch |
ここからは第1世代~第9世代までの歴代ポケモンシリーズを爆速でおさらいしていきます。
第1世代(1996-1998)
1996年にゲームボーイで発売された初代ポケットモンスター 赤・緑とそれに続く青、ピカチュウバージョンが第1世代。
第1世代の環境では「とくこう」「とくぼう」が存在せず、あくタイプやはがねタイプも存在していませんでした。実は、当時発売から7年経過していたゲームボーイを復活させ、一大ブームの旋風を巻き起こした名作です。ゲームボーイで2年間の累計出荷本数884万本は偉業。
初代ポケモン 赤・緑・青
「ポケットモンスター 赤・緑」は、ゲームボーイで発売された初代ポケットモンスター。同じソフトを違うバージョンで売り出すという手法を用いたのは「初代ポケモン」が初めてらしく、ソフトの売り上げにものすごく貢献したのだとか。
初代ポケモンを遊んだことがある人には分かると思いますが、ポケモン図鑑の完成や、ポケモンリーグへの挑戦など、初代ポケモン(赤・緑)で原型は完成されてるからすごい。
半年遅れの1996年10月15日に限定版「青バージョン」が発売。図鑑の説明文やオープニングシーンがゲンガーとニドリーノではなく、ゲンガーとプリンが戦っているなど、ちょこちょこ違いがあります。
第1世代で登場したポケモンは全部で151匹。通信交換や対戦で”通信ケーブル”を使っていたあの頃が懐かしい。
ピカチュウバージョン
初代ポケモンの発売から2年後となる1998年9月12日に「ピカチュウバージョン」が発売。
バグが修正されており、ピカチュウが後ろをついて歩き、リアクションを楽しめるのがピカチュウバージョンの大きな特徴です。
ピカチュウ版を除いた初代ポケモンはバグが多いことでも有名で、ポケモンをレベル100にしたり、本来ゲットできないポケモンを捕まえたりなど、バグ技盛りだくさん。
第1世代の初代ポケモンシリーズは、ニンテンドー3DS向けにバーチャルコンソール版が配信されています。
2023年3月でポケモン赤・緑・青・ピカチュウ VC版の配信は終了しました。また何かの機会に現行ハードで復刻してほしいところ。
第2世代(1999-2000)
1999年11月21日にゲームボーイカラーで発売された「ポケットモンスター 金・銀」とそれに続く「クリスタル」が第2世代。
前作の初代ポケモン(赤・緑・青・ピカチュウ)と通信交換での互換性を持ち、第2世代で「とくこう」「とくぼう」のステータスが追加。
あくタイプやはがねタイプも登場したほか、天気やもちもの、性別、たまごや進化前のポケモン、色違いといったお馴染みの要素も第2世代で追加されました。登場するポケモンは251匹。
金・銀
初代ポケモンの完全な続編。時間の要素が取り入れられ、ゲームボーイカラーで発売されたので綺麗になったグラフィックが大きな特徴です。
前作から3年が経過した世界が舞台となり、新しく「あく」「はがね」タイプが追加。
当時、何よりもテンションが上がったのが、前作の舞台「カントー地方」にもいけるということ。前作の登場人物にも合う事ができ、集めるバッジは2つの地方全部で16コと楽しさ爆発でした。とにかくストーリーが濃厚。
登場するポケモンは全部で251種類。そのうち100種類は新しいポケモンで、性別の概念、なつき度、タマゴが追加されてます。
クリスタル
2000年12月14日には「クリスタルバージョン」発売。シリーズで初めて女の子の主人公が追加。
金・銀・クリスタルはゲームボーイカラー専用ソフトで旧型ゲームボーイではプレイすることができなかったのですが、そんなこと知らなくて買って、お母ちゃんにゲームボーイカラー買ってもらった思い出。
金・銀・クリスタルともにVC版が配信開始されていましたが、こちらも2023年3月で配信終了です。
第3世代(2002-2004)
2002年11月21日ゲームボーイアドバンス向けに発売された「ポケットモンスター ルビー・サファイア」とそれに続く「エメラルド」、赤・緑のリメイク「ファイアレッド・リーフグリーン」が第3世代。
第3世代では新しくポケモンの”性格”が追加されたほか、もちものとの組み合わせでバトルをより深く、楽しくするポケモンの”特性”も追加されました。ダブルバトルも本作からですね。
ルビー・サファイア
完全新作3作目。発売日は2002年11月21日。ゲームボーイシリーズの後継機「ゲームボーイ アドバンス」で登場した「ポケモン ルビー・サファイア」では、初めてポケモンの「特性」や「性格」が登場しました。
「ダブルバトル」や「コンテスト」「ひみつきち」も今作が初。
過去のシリーズとの互換性が途絶え、登場するポケモンは全部で386種類。ソフトで手に入るのは新しいポケモンを含めて「ホウエン図鑑」に分類された202種類ですね。初代で登場したポケモンを悔やむ声も多かったようです。
エメラルド
2004年9月16日「ポケモン エメラルド」が発売。自由に対戦できる「バトルフロンティア」が追加され、対戦に励んだ当時の子供たちも多いのでは?
ファイアレッド・リーフグリーン
2004年1月29日には初代ポケモンのリメイク「ポケモン ファイアレッド・リーフフリーン」発売。本作が登場したおかげでルビー・サファイアの全国図鑑が完成できるようになりました。
オリジナル版との違いは、第3世代までに追加された性格/特性やステータスの「とくこう」「とくぼう」、「もちもの」といった要素が追加。主人公の性別も選べるようになりました。
ゲームボーイアドバンスでのリメイクなので、当時はグラフィックに感動。
第4世代(2006-2009)
2006年9月28日に発売された「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」とそれに続く「プラチナ」、そして金・銀のリメイク「ハートゴールド・ソウルシルバー」が第4世代。
対応ハードがニンテンドーDSになったことでゲームのボリュームが増し、グラフィックも大幅に強化されました。
第4世代のポケモンシリーズは3DSの2つの画面を活かしたUIとゲームプレイが印象的で、タッチペンで”ポフィン(ポケモンのお菓子)”を作ったことを覚えている人も多そうですね。
第4世代ではタイプ依存だった「ぶつり技」「とくしゅ技」が技ごとに設定され、ポケモンの育成の幅が広がりました。わざマシンはまだ使い切り。
ダイヤモンド・パール
シリーズ完全新作4作目。ポケモンの集大成と銘打たれた本作は2006年9月28日に発売。
ニンテンドーDSで発売された「ポケモン ダイヤモンド・パール」は、タッチペンで操作ができるデュアルスクリーンに対応し、今作からオンラインで交換できる「グローバル・トレード・ステーション(GTS)」が初登場しました。
シンオウ地方に全域に広がる「ちかつうろ」、ポケモンの魅力を競う「ポケモンコンテスト」、ポケモンのお菓子「ポフィン」といった要素も追加。
新しく登場したポケモンは全107種類となっており、歴代シリーズのポケモンを含めると全493種類になりました。
プラチナ
2008年9月13日にはマイナーチェンジ版の「ポケモン プラチナ」が発売。バトルフロンティアが内容を一新して登場したほか、ギラティナのイベントが追加されました。
ダイヤモンド・パールでは、ある操作を行うと行けるようになる”なぞのばしょ”が話題になり、操作不能に陥って泣く泣くリセットしたトレーナーもちらほら。
ハートゴールド・ソウルシルバー
2009年9月12日には金・銀のリメイク「ハートゴールド・ソウルシルバー」が発売。
内容は「ポケモン 金・銀」とほぼ同じですが、これまでのポケモンシリーズの機能を継承しており、先頭のポケモンはピカチュウ版のように、主人公の後をついてくるようになってます。
殿堂入り後にカイオーガ/グラードン/レックウザと出会えるイベントは激アツ。
ハートゴールド・ソウルシルバーは、リメイク作品として歴代最高の売り上げを記録したそう。僕はハートゴールドがDSで一番遊んだゲームかも。
第5世代(2010-2012)
2010年9月18日に発売された「ブラック・ホワイト」とその続編「ブラック2」「ホワイト2」がポケモン第5世代。
第5世代ではポケモンのグラフィックが動くようになり、隠れ特性が追加されたほか、トリプルバトルとローテーションバトルが追加。
さらに、第5世代でついに”わざマシン”が何度でも使えるようになりました。対戦環境に激震。ブラック・ホワイトは今、リメイクが待ち望まれているゲームでもあります。
ブラック・ホワイト
第5世代の「ポケモン ブラック・ホワイト」はポケモン15周年記念作品として2010年9月18日に発売。
新しく「季節」の概念が追加されたほか、赤外戦通信に対応。ウェブサイトと連動して遊べる「ポケモングローバルリンク」が初めて登場しました。
新しく増えたポケモンは156種類で、歴代シリーズ全てのポケモンを含めると全649種類に。
本作の時間軸はロケット団やギンガ団が壊滅した後となっており、技マシンの使用制限が無くなったのも本作からです。相手よりレベルが低いともらえる経験値が多くなるのもブラック・ホワイトからですね。
ブラック2・ホワイト2
2012年6月23日にはブラック・ホワイトの続編「ポケモン ブラック2・ホワイト2」が発売。ポケモンシリーズ最後の2ドット作品で、タイトルにナンバリングされている歴代でも珍しい作品。
前作からストーリーが続いているのもブラック2・ホワイト2と金・銀・クリスタルだけですね。「まるいおまもり」と「ひかるおまもり」の登場によりポケモンの厳選も加速しました。
第6世代(2013-2014)
2013年10月12日に発売された「ポケットモンスター X・Y」とルビー・サファイアのリメイク「オメガルビー・アルファサファイア」がポケモン第6世代。
第6世代では、金・銀以来の新タイプ「フェアリータイプ」が追加され、対戦中にのみ使える”メガシンカ”が登場。群れバトルやスカイバトル、さかさバトルといった特殊なルールでのバトルも追加されました。対応ハードは3DS。
X・Y
3DSで発売された初めてのポケモンシリーズ「ポケモン X・Y」は、ポケモン完全新作6作目で発売日は2013年10月12日。
ほぼすべてポリゴンで表現されており、グラフィックが大幅に進化したほか、シリーズ初の世界同時発売作品。新しく登場するポケモンは71種類で、新しく登場した「メガシンカポケモン」は28種類。
初めて主人公の見た目を設定できるようになっており、コスチュームはゲーム内で自由に変更できます。「がくしゅうそうち」の仕様がすべてのポケモンに経験値を分配するよう変更されたのもX・Yから。
2025年には第6世代のX・Yで登場した「ミアレシティ」が舞台になる新作「Pokémon LEGENDS Z-A」が発売予定です。きっとメガシンカが復活。
オメガルビー・アルファサファイア
2014年11月21にはルビー・サファイアのリメイク「ポケモン オメガルビー・アルファサファイア」が発売。
特別なメガシンカ「ゲンシカイキ」が登場し、グラ―ドン/カイオーガがパワーアップした姿で登場します。
当時はオメガルビー・アルファサファイアでの対戦が非常に活発で、メガシンカポケモンも22種類追加。
前作「ポケモン X・Y」で存在しない道具は使うことができませんが、通信対戦も可能で、シナリオクリア後は伝説のポケモン「レックウザ」をメインとしたストーリー「エピソードデルタ」を遊ぶことができました。
第7世代(2016-2019)
2016年11月18日発売された「ポケットモンスター サン・ムーン」と続編「ウルトラサン・ウルトラムーン」が第7世代。
第7世代ではバトル要素として「Zワザ」が追加されたほか、一部のポケモンの種族値が変更。秘伝マシン、トリプルバトル、ローテーションバトル、スカイバトル、さかさバトルが廃止されました。
ゲームハードはサン・ムーンとウルトラサン・ウルトラムーンがニンテンドー3DS。Let’s Go!ピカチュウ・Let’s GoイーブイがNintendo Switch。
ポケモン サン・ムーン
2016年11月18日に発売された「ポケモン サン・ムーン」。
ポケモン20周年記念として発売された「ポケモン サン・ムーン」は、初代から数えると7作目の完全新作となります。本作も世界同時発売。
持たせたZリングで技が変わるZ(ゼンリョク)ワザや、これまでとは違った姿「リージョンフォーム」のポケモンなど、新要素だらけで、ポケモンジムが廃止された代わりに「しまキング」が登場します。
リーグクリア後は自分がチャンピオンとして挑戦者と闘えるほか、ストーリークリア後に遊ぶことができる「バトルツリー」では、レッドやグリーンといった歴代シリーズのキャラも登場。
ポケモンらしくない見た目をした「ウルトラビースト」も本作から初登場です。
ウルトラサン・ウルトラムーン
2017年11月17日に発売されたサン・ムーンのマイナーチェンジ版「ウルトラサン・ウルトラムーン」。
主人公のデザインが変更されていたり、Zパワーリングが登場したり、ポケモンライドや新ポケモンといった様々な新要素が追加されているほか、ウルトラ調査隊という組織が新たに登場します。(ウルトラボールも入手しやすくなった)
歴代のすべての伝説ポケモンが捕まえられるほか、ロケット団リーダー”サカキ”を中心に歴代の悪の組織のボスが終結した「レインボーロケット団」も初登場。
ゲームのボリュームも大満足で、ウルトラネクロズマ戦はシリーズ随一にきつかった思い出。
ウルトラサン・ウルトラムーンに登場するポケモンは歴代ポケモンシリーズ最多。ニンテンドー3DSで発売された最後のポケモン本編です。
Let’s Go ピカチュウ・Lets’s Go イーブイ
2018年11月16日に任天堂スイッチで初めて発売されたポケモン「Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go!イーブイ」。
一応第7世代に分類されていはいますが、野生ポケモンの捕獲はポケモンGoのようなシステムになっていて、これまでの歴代シリーズとは大幅に異なります。(Joy-Conを振ってモンスターボールを投げるスタイル)
任天堂スイッチのJoy-Conを分け合って2人で協力プレイができるほか、任天堂スイッチの機能を活かしてテレビの大画面でプレイすることもできます。
本作では野生ポケモンがすべてシンボルエンカウントになり、野生のポケモンを捕まえることで経験値を得るシステムに変更されました。
第8世代(2019-2022)
2019年11月15日に発売された「ポケモン ソード・シールド」、ダイパリメイク「ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール」、そして「POKEMON LEGENDSアルセウス」が第8世代。
ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールとPOKEMON LEGENDSアルセウスはゲームシステムが異なるため、第8世代は主にソード・シールドのことを指します。(ポケモンホームとの連携や連動特典などは第8世代で共有)
ソード・シールド
ポケモン ソード・シールドは、2019年11月15日に発売された完全新作。
新たなバトル要素「ダイマックス」「キョダイマックス」「マックスレイドバトル」が追加されたほか、一部のポケモンの種族値や特性、タマゴグループが変更。
技マシンのほか、一度使うと壊れてしまう「技レコード」が追加されました。育て屋に預けるだけでタマゴ技を覚えられるようになったのも大きなトピックで、ポケモンシリーズ初となるDLC(有料拡張コンテンツ)も実装されました。
マックスレイドバトルで「けいけんちアメ」が手に入ったり、高種族値のポケモンが入手しやすかったり、歴代シリーズの中でもポケモンを育てやすいのがソード・シールドです。
すべてのポケモンがシンボルエンカウントで、広大なフィールドを探索してマックスレイドバトルも楽しめる「ワイルドエリア」は、後のポケモンレジェンズアルセウスやスカーレット・バイオレットに通ずるものがありますよ。
202年11月6日にはポケモンシリーズで初めて実装された有料拡張コンテンツ「鎧の孤島・冠の雪原」が追加。
大幅にコンテンツを追加するDLCとなり、様々なポケモンや新要素、新しいエリアが追加されました。
ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
2021年11月19日に全世界同時発売された「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール」は、多くのファンに待ち焦がれていた待望のダイパリメイク。
ポケモンシリーズで初めて他社(ILCA)が開発を担当し、当時のグラフィックを再現したリメイク作品です。
リリース当初はポケモンやアイテムを増殖できるいくつかのバグが報告されて話題になりましたが、ポケモンホームにも対応し、第4世代のポケモンが最新作に連れてこれるようになったのは大きなトピック。
POKEMON LEGENDS アルセウス
2022年1月28日に全世界同時発売された「POKEMON LEGENDSアルセウス」は、従来のコマンド選択RPGからドドンと変わってアクション×RPGが主体のポケモンになったというのが大きなトピック。
新たに「バトルの行動順」や「力技」「早業」が追加されたり、特性が存在していなかったり、全体技がなかったり、もちものを持たせられなかったり、状態異常の効果が違ったり、従来のポケモンシリーズのバトルシステムと異なるのも本作の特徴です。
太古のシンオウ地方(ヒスイ地方)を舞台に、広大なオープンフィールドの美しい世界をポケモンと一緒に冒険することができます。
より強力な”オヤブンポケモン”が登場するほか、歴代シリーズで初めてプレイヤーがポケモンに襲われる珍しい一作。
従来通りにポケモンをバトルで弱らせてから捕まえても良いし、戦闘に入らず、回避やアイテムを駆使して捕まえるもよし。本作ではキズグスリやモンスターボールといったアイテムのクラフト要素が追加されています。
#ポケモンレジェンズアルセウスをレビュー。微妙なところもあるけど圧倒的に面白い
第9世代(2022~2025)
第9世代となる完全新作は「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」。
新たなバトル要素や様々な新ポケモンが登場しました。第9世代以降は期間限定イベントも数多く登場し、色違いのポケモンが捕まえやすくなるイベントなども登場。長く遊べるゲームになったかなと。とにかく楽しい。
スカーレット・バイオレット
2022年11月18日に発売された「ポケモン スカーレット・バイオレット」は、ポケモンシリーズ初となる完全オープンワールドRPG。
ニャオハ/ホゲータ/クワッスといった新しい御三家のほか、様々な新ポケモンが登場します。最も大きな特徴はレジェンズアルセウスを拡張した「本当の意味でのオープンワールド」になったこと。
今作より登場したバトル要素「テラスタル」により、ポケモンのタイプ自体を変えることができるため、バトルや駆け引きの幅が広がりました。
ポケモンSVは有料拡張コンテンツも大きなトピック。2023年9月13日には「ゼロの秘宝 前編 碧の仮面」、2023年12月14日には「ゼロの秘宝 後編 藍の円盤」。そして2024年1月11日には「番外編」が配信。
新たな伝説のポケモンが登場したほか、青の円盤以降は過去作の伝説ポケモンも多数登場しています。最強レイドとして登場した「最強のミュウツー」は鬼難易度でした。
#ポケモンSVをレビュー。オープンワールドが微妙って評価されてるけど神ゲーだから買うべき
Pokémon LEGENDS Z-A
2025年には「ポケモンレジェンズアルセウス」に続く外伝「Pokémon LEGENDS Z-A」が発売予定。
詳細は判明していないですが、ポケットモンスター X・Yに登場したカロス地方が舞台になると思われ、「ミアレシティ」を中心に物語が語られます。詳細が気になる人は以下の記事もぜひ参考に。
#Pokémon LEGENDS Z-Aが発表。2025年に全世界同時発売。メガシンカも復活!
最新作「Pokémon LEGENDS Z-A」は2025年に全世界同時発売
さて、歴代のポケモンシリーズを世代ごとにおさらいしてみましたが、2025年には外伝「Pokémon LEGENDS Z-A」が発売されます。
ほとんどの情報は判明していないため、続報に期待。