少しでも効率を上げて孵化厳選を楽に…。
今回は海外産メタモンと色違いが欲しいポケモン(御三家など)で効率よくタマゴを作り、国際孵化で色違いポケモンを入手する方法をおさらいしつつ、ポケモンSVのタマゴの仕様について知っておくと役立つかもしれないHowToをお届けです。
御三家ポケモン(ホゲータ/ニャオハ/クワッス)などは野生で出現せず、色違いはタマゴから入手するしかないため、国際孵化で効率を上げていきましょう。
色違いをタマゴで効率よく入手する方法とHowTo
それじゃ、まずはポケモンSVの国際孵化とタマゴ、色違いの仕様について簡単におさらい。
ポケモンシリーズでは国籍(言語)の異なるポケモン同士でたまごを作ることを「国際孵化」と呼ぶのですが、国際孵化でたまごを作るだけで色違いが生まれる確率は最大6倍。
ひかるおまもり:無し | ひかるおまもり:あり | |
通常の孵化 | 1/4096 | 1/1365 |
国際孵化 | 1/683 | 1/512 |
ポケモンSVでは、国際孵化+ひかるおまもりで色違いが生まれる確率は最大1/512。
サンドウィッチの効果「かがやきパワー」の色違い出現率アップは適用されないのでご注意を。
ポケモンSVで効率よく国際孵化するために必要な準備
色違いポケモンをタマゴ(国際孵化)で入手する準備として必要なものは以下の通り。
- ひかるおまもりを入手する
- パルデア図鑑を完成させ、ジニア先生にもらう
- 効率がめっちゃ上がるので最優先
- 色違いが欲しいポケモンを用意する
- 野生で出現しない御三家(ホゲータ/ニャオハ/クワッス)などがおすすめ
- 海外産メタモンを入手する
- 同じたまごグループの海外産ポケモン♂でも可能
- 孵化要員のポケモンを用意しておく
- 特性「ほのおのからだ」「じょうききかん」「まぐまのよろい」
- 捕まえやすいファイアロー(ヤヤコマ)がおすすめ
- 1万円くらいの所持金を確保しておく
- お店で2,800円の高級料理を食べるため
国際孵化に最もベストなポケモンは、伝説/準伝説以外の”ほぼ”すべてのポケモンの親になれる「メタモン(海外産)」。
海外産メタモンが用意できない場合、色違いが欲しいポケモンと同じたまごグループのポケモンでもOKですが、この場合、海外産ポケモンは必ず”♂(オス)”のポケモンを用意しましょう。
例えば、ゲッコウガはタマゴグループ「水中1」なので、同じタマゴグループ(水中1)の海外産ポケモン♂を使用する…といった感じ。「ウェー二バル♂」などが”水中1″に属するポケモンです。海外産ポケモンはマジカル交換で意外と簡単に手に入る。
最優先で「ひかるおまもり」を入手する
ひかるおまもりは最優先。
本来、ポケモンSVでタマゴから色違いが生まれる確率は、ひかるおまもり無しで1/4096。
ひかるおまもり+国際孵化で色違いのポケモンが生まれる確率は”1/512″と格段に高くなるため、国際孵化で色違いポケモンのたまごを粘るなら、パルデア図鑑を完成させて「ひかるおまもり」を入手しておきましょう。
ひかるおまもりとは、シリーズおなじみの色違いが出現しやすくなるアイテム。持ってるだけで色違いの出現確率が3倍になります。ポケモンSVでは、パルデア図鑑(400匹)に登場するポケモンをすべて捕まえた後、アカデミーの生物室にいる”ジニア先生”に話しかけると入手可能。
国際孵化で効率よくタマゴを孵して色違いポケモンを入手する方法
それじゃ、ここからはポケモンSVで効率よくタマゴを孵化して色違いポケモンを入手する方法について見ていきましょう。
ポケモンSVで効率よくタマゴを孵して色違いポケモンを入手する方法としては…
- 海外産メタモンを用意する
- ガストロノミーファミリアの前でセーブする
- タマゴを孵すと逃がす手間があるので、ある程度孵したらリセットしたほうが効率が良い
- キャンプでタマゴを作る
- 1~2ボックスぶん埋めるのがおすすめ
- タマゴを孵す
- 色違いが生まれなければリセット
- 2~5まで繰り返し
こんな感じ。乱数調整やバグ技ではなく、王道の方法で最も効率よくタマゴを孵して色違いポケモンを入手する方法です。
いくつかのステップに分け、孵化厳選の効率を上げる小技や豆知識についてちょこちょこ補足しつつ解説していこうかと思うので、これからタマゴの国際孵化で色違い狙う!ってブラザーは参考にどうぞ。
Step1:海外産メタモンか、同じタマゴグループの海外産ポケモン♂を用意する
それじゃ、まずはStep1。
「海外産メタモン」または、欲しい色違いのポケモンと「同じたまごグループの海外産ポケモン(♂)」を用意しましょう。
例えば「ゲッコウガ」の場合、同じタマゴグループ(水中1)のポケモンは「ウェー二バル♂」といった感じ。
あくまで一例ですが、ゲッコウガと同じタマゴグループ「水中1」のポケモンは以下の通り。
- クワッス/ウェルカモ/ウェー二バル
- マリル/マリルリ
- アメタマ/アメモース
- ブイゼル/フローゼル
- ウパー/ドオー
- コダック/ゴルダック
- カムカメ/カジリガメ
- キャモメ/ペリッパー
- ズピカ/ハラバリー
- カイデン/タイカイデン
- ヤドン/ヤドラン/ヤドキング
- カラナクシ/トリトドン
- クズモー/ドラミドロ
- ウデッポウ/ブロスター
- ヒドイデ/ドヒドイデ
- ミニリュウ/ハクリュー/カイリュー
海外産メタモン無しでゲッコウガの色違いを狙うのであれば、とりあえず”海にいそうなポケモン(♂)”がマジカル交換で流れてきたら確保しておく…といった感じですね。
2023年現在は「海外産メタモン」もかなり入手しやすくなってますが、入手できない場合はとりあえずマジカル交換で色違いが欲しいポケモンと同じタマゴグループのポケモンを狙いましょう。
海外産ポケモン♂を使用する場合、タマゴは♀(メス)の親ポケモンと同じ種類のポケモンが生まれるため、親は「海外産ポケモン♂+色違いが欲しいポケモン♀」の組み合わせになります。
海外産メタモンは深夜~朝方に交換すると入手しやすい
海外産メタモンを入手する方法についてですが、深夜~朝方(2時とか3時)に時間を作れる人は、通称「メタモン部屋」で海外産メタモンを入手するのがおすすめ。
メタモン部屋とは、世界中の海外産メタモンが欲しいトレーナーが集う合言葉「4448-4448」で入れる交換部屋のことで、Lボタンを押してインターネットに接続し「ポケポータル > 通信交換 > あいことばを入力 > 交換をはじめる」から世界中の人と交換可能です。
朝~夜の時間帯だと少しマッチングしにくいですが、2023年現在は海外産ポケモンもかなり入手しやすくなっているかなぁと。
メタモン部屋の合言葉は「4448-4448」です。
Step2:ガストロノミーファミリアの前でセーブし、タマゴパワーLv2を発動させる
次はStep2。国際孵化用の親ポケモンを用意したら、孵化厳選の効率を上げるため「タマゴパワーLv2」を発動させましょう。
たまごパワーLv2の効果時間は30分でタマゴの発見率7倍、孵化歩数もポケモンの特性込みで3分→1分に短縮。
タマゴパワーはキャンプで発動させてもOKですが、お店「ガストロノミーファミリア」で提供されている料理「フィスのコンポート」を食べたほうが早いし効率良くておすすめです。
どうせリセットするのでお金もかからない。
「カラフシティ:西」、または「ベイクタウン」に移動し、高級レストラン「ガストロノミー ファミリア」の前に移動したら、一旦セーブ。
そしたら、「フィスのコンポート」を注文して”たまごパワーLv2″を発動させましょう。フィスのコンポートの価格は2,800円です。
ちなみに…厳選場所はベイクタウンがおすすめ。個体値を遺伝させたい人はセーブする前に「あかいいと(親の能力値を5か所遺伝できる)」などをポケモンに持たせておきましょう。
効率重視でタマゴを孵す場合、ポケモンを逃がすのに結構時間かかるので…ある程度孵したらリセットがベター。料理を食べる前にセーブするのは、ゲームソフトを終了すると料理の効果時間も切れるためです。とことん効率重視。
たまごパワーLv1/Lv2/Lv3の効果
特性なし | 特性あり | たまごの 見つけやすさ | |
通常時 | 3分 | 1分半 | – |
Lv1 | 2分20秒 | 1分10秒 | 5倍 |
Lv2 | 2分 | 1分 | 7倍 |
Lv3 | 1分20秒 | 40秒 | 10倍 |
たまごパワーLv1/Lv2/Lv3の効果の効果は上記のとおり。
たまごの孵化時間を短縮できる特性は「ほのおのからだ」「マグマのよろい」「じょうききかん」の3つがありますが、孵化要員は捕まえやすいファイアローがおすすめです。
進化前のヤヤコマは”コサジの小道”で出現するため、持っていない人は捕まえておくと良き。
Step3:キャンプでタマゴを作る
親ポケモンを用意し、たまごパワーLv2を発動させたらキャンプでたまごを作りましょう。キャンプは町を出てすぐの場所でOKです。
海外産メタモンを使う場合はそのまま孵化厳選に。
色違いが欲しいポケモンと同じタマゴグループの海外産ポケモン(♂)を使う場合、まずは色違いが欲しいポケモンの♀を用意しましょう。
海外産ポケモンで高個体値のポケモンを用意するのは難しいと思うので…生まれた色違いポケモンの個体値はあとから「ぎんのおうかん」で鍛えてあげるのがおすすめです。
それともうひとつ。たまごを作る時は必ず「空きのあるボックス」にしておきましょう。生まれたタマゴがバラバラに入っちゃって大変です。
(ポケモンSVは過去作に比べてボックスの操作がしづらいので、タマゴがばらけちゃうとほんとツライ)
あかいいとを持たせると個体値が5か所遺伝する
高個体値を狙う場合「あかいいと」を持たせることで2匹の親から合計5つの能力値が遺伝し、「パワー系アイテム」を持たせることで対応した1つの能力値を確定で遺伝することができます。
ただ、ポケモンSVは簡単に個体値を最大にできるので、ここで厳選する意味はあまりないかもですね。
Step4:走り回ってタマゴを孵す
あとは…カラフシティやベイクタウンで色違いポケモンが生まれるまで走る。ひたすら走る。
カラフシティはぐるぐる回り、ベイクタウンは一直線を往復しましょう。
ボックス画面で[-ボタン]を押すとまとめて選択できるので、たまごが孵る → ボックスに預ける → たまごを手持ちに入れて走る…を繰り返しましょう。
Step5:色違いが生まれなければリセット。生まれるまで繰り返し
あとは、欲しい色違いポケモンが生まれるまでStep2~Step4を繰り返し。
参考までに、僕が色違いケロマツに出会うまでに孵したタマゴの数は367個。3日間かけてちょこちょこプレイしてましたが、ざっくり12時間くらいはかかったかなぁと。
色違いホゲータはタマゴ20個ぶん、色違いヒトカゲは5日間ぐらいだったので…どれくらいで色違いが生まれるかはほんと運次第です。
1ボックス(30個)分のたまごを孵すのにかかる時間は15分ほど
「タマゴパワーLv2」を発動させた状態で1ボックス(30個)分のタマゴを孵すのにかかる時間は15分ほどなので、15分間タマゴを作り、残りの15分間でタマゴを孵す…的な流れがいいかもですね。
僕はこの記事を書くにあたり「効率を最大まで高めてタマゴを孵したら、何個で色違いと出会えるか?」を数えるためタマゴをボックスに残してたのですが…ガチで後が大変だった。逃がす手間を考えるとリセットするのがおすすめです。
30分間タマゴを作り、もう一度料理を食べて30分間タマゴを孵すというのもおすすめです。(色違いが生まれなかった時はリセットするのでお金もかからない)
それと、一度に作れるたまごは10個くらいで頭打ちになるため、放置してるとかなりの時間ロスになる点はご注意を。僕は3分~5分おきに受け取るムーブで安定しました。
タマゴから色違いが生まれる時はエフェクトがあるので見逃しにくい
それともうひとつ。
色違いポケモンがタマゴから生まれる時はキラキラエフェクトがあるので、見逃すことも”ほぼ”ないかも。
ポケモンSVでもタマゴの色違い孵化厳選は時間がかかるので気長に
さてさて、ポケモンSVの国際孵化で効率よくタマゴを孵し、色違いポケモンを入手する方法とHowToについてダダっとおさらいしてきましたが、意識したいことは……
- ひかるおまもりを入手する
- 海外産メタモンor海外産ポケモンを使って国際孵化する
- タマゴパワーLv2を発動させる
- ガストロノミーファミリアで「フィスのコンポート」を食べるのが早くて効率も良い
- キャンプで作ると時間がかかる
- 1~2ボックスぶんタマゴを孵して色違いが生まれなかった時はリセット
- ポケモンを逃がすのに結構な時間がかかるので、時短で効率UP
- 色違いポケモンが生まれたら速攻レポートする
こんなところ。
どれだけ効率を上げても、早く生まれる時はめっちゃ早いし、生まれない時は3日経っても生まれない。
僕の場合、過去作で色違いミズゴロウに出会うまでに1週間以上かかったこともあったので、ポケモンSVは圧倒的にタマゴの色違い厳選がしやすくなっていますが、効率を上げても結局運次第…ってところは注意が必要です。
ポケモンSVでは「確定で色違いを入手する方法」なんて夢みたいな方法は無いので、気長にタマゴを孵していきましょう。
タマゴの国際孵化で色違いを入手する場合、「ひかるおまもり」と「海外産メタモン」は効率が爆上がりするため、最優先で入手しておくこともお忘れなくです。