Xbox Series Xの発売日や価格、性能について知っておきましょ

今回のトピックは、"これまでで最もパワフルなXboxになること" を目指して作られた次世代コンソール「Xbox Series X」についてなんですけど、発売日は2020年11月10日、価格は49,980円(税別)になることが発表されたので改めておさらいです。

こいつもPS5と同様にかなりのスペックアップを果たしていまして。

最大4k/120fpsのグラフィック、12.15TFLOPSの演算性能、16GBのメモリ、高速な1TBのSSD、PCゲームでは主流の “可変リフレッシュレート"、デスクトップPCのような直方体デザインと、良い感じに仕上がってるんですよね。

発売日は11月10日、価格は49,980円(税別)になることが発表されましたし、Xbox Series Xに最適化された新作ゲームは50本以上、Xboxシリーズで発売された旧作ゲームも新しく最適化され、互換性についても問題なさそうなXbox Series Xについて、ささっとおさらいしておきましょう。

Xbox Series Xを見る – 公式HP

Xbox Series Xのスペック・性能は?

さてさて、このあたりでXbox Series Xのスペックや性能について見ていきましょう。

公式から発表されれている"Xbox Series X"の性能は以下の通りです。 

Xbox Series Xの仕様まとめ

CPU8x Cores @ 3.8GHz (3.66GHz w/ SMT) Custom Zen 2 CPU
GPU12TFLOPS, 52CUs @ 1.825GHz Custom RDNA 2 GPU
ダイサイズ360.45mm2
プロセス7nm Enhanced
メモリ16GB GDDR6 w/ 320mb bus
帯域幅:10GB @ 560 GB/s, 6GB @ 336 GB/s
ストレージ(容量)1 TB Custom NVME SSD
I/O スループット2.4GB/s (Raw), 4.8GB/s (Compressed, with custom hardware decompression block)
拡張ストレージ1TB Expansion Card (matches internal storage exactly)
外部ストレージUSB 3.2 External HDD Support
光学ディスクドライブ4K UHD Blu-Ray Drive
映像出力4K/60 FPS, 最大120FPS

ざっとこんな感じ。一足先に情報が出ていたPS5と同様に “レイトレーシング" に対応するほか、最新世代のAMD製CPU & GPUを搭載していまして。

高性能なCPU & GPUとハードウェアアクセラレーションによる “レイトレーシングサポート" のおかげで、ゲームプレイにおいては光の反射や屈折、透過など、光の表現はより現実的になるんですけど、最適化されたSSDにより、圧倒的に短いロード時間を獲得しているというのも大きなトピックですね。

  • プロセッサの性能は、Xbox One比で4倍。静音性や省電力にも優れてます。
  • 光学ディスクドライブ搭載。
  • 初代XboxからXbox Oneまでの後方互換性。
  • レイトレーシング対応。
  • 次世代SSDにより、圧倒的に短いロード時間。
  • Xbox One関連の周辺機器との互換性。
  • 発売日は2020年11月10日、価格は49,980円(税別)

Xbox Series Xは、4k/60fps対応で、最大120fps。まさに、次世代コンソール機という代名詞が相応しいスペックに仕上がってますよ。

箱っぽいデザインになりました

それじゃ、まずは、Xbox Series Xのデザインから見ていきましょう。まず目につくのは、"箱"なデザイン。

Xboxっていうだけあり全力で箱に近づきました。どちらかというとゴミ箱寄り。(言い方よ)

USBポートの上にあるポッチが電源ボタン

デザインは直方体で、縦置き、横置き、どちらでもOKとのことで、USB-A端子とゲームディスク用のスロットが前面にありますね。

しいたけっぽいXboxロゴも健在で、おそらく、これは電源ボタンではなく、USB端子の上にあるのがそうなのかなぁと。

Xboxロゴがボタンになってるようには見えませんし、どちらかというと、ボタンよりは “カチッ" っと動きそうなスイッチ。感圧式ボタンっていう可能性もありありですが、どうなんでしょう?

Xbox Series Xのサイズは割と大きめ

Xbox Series Xって見るからに大きそうなんですけど、公式から発表されているサイズについては以下の通り。

イメージしやすくするために他のゲームハードのサイズも記載しておきますね。

Xbox Series X151×151×301mm
Xbox One X60×240×300mm
PS4 Pro55×327×295mm
PS439×288×265mm

四角い箱ですし、そこまで大きいってわけでもないですが、少なくとも、他のコンソール機と比べると高さを感じそうなのは間違いなさそうですよね。

とりあえず、僕が言いたいことは1つだけ。シンプルで良い感じじゃないですか? Xbox Series X。

ザ・シンプル。ベストオブシンプル。デスクトップPCライクなデザインはGoodです。

ゲーミングPCっぽいLEDも良き

排気口にはグリーンのLEDファン。

Xbox Series Xのデザインで最も大きなトピックは、排熱性の高そうなでっかい排気ファンを備えているというところ。

しかも、ゲーミングPCっぽくグリーンのLEDで光ってるんです。かっこいい……。

で、この巨大なファンは静音性にも優れていましてですね。TVからソファーくらいまでの距離であれば動作音が分からなくなるのだそう。

ファンが大きいということは、回転数も控えめでOKなわけですし、当然、動作音も小さくなります。風量も稼げるわけで、排熱性能も高いと。

つまり、この箱型デザインなXbox Series Xは、合理的な理由で出来上がったプロダクトというわけです。

ひとつの大きなイノベーション「Xbox Velocity Architecture」

マイクロソフトは「Xbox Velocity Architecture(エックスボックス ベロシティ アーキテクチャ)」と呼ばれる、ゲームアセットの転送に最適化されたアーキテクチャについても触れているのですが……これも大きなイノベーションのうちの1つ。

この新しいアーキテクチャは、100GBものアセットに即アクセスできるため、膨大なデータ量を誇る “オープンワールドゲーム" では、その恩恵を全力で受けることができるのだそう。

また、「Dynamic Latency Input(DLI)」と呼ばれる技術により “レイテンシ(遅延)" も大幅に削減されているというのも抑えておきたいポイントですね。

開発者は、DLIを利用することでプレイヤーの入力からディスプレイに表示されるまでのすべての流れを解析し、プレイヤーの入力操作とゲームでの表示をより正確に同期させることができるそうなのです。

ほかにも、接続されたモニターの “最も遅延が少ないモード" を自動で検知して選択する機能 “Auto Low Latency Mode(ALLM)" だったり、モニターのリフレッシュレートに同期してテアリングを低減する “Variable Refresh Rate(VRR)" など、ゲームプレイを快適にサポートする機能を豊富に搭載しています。

最後にプレイしたゲームを最後の場面から再開「Quick Resume」

Quick Resume(クイックレジューム)」もゲームプレイをサポートする機能なんですけど、この機能は、最後にプレイしたゲームを “最後にプレイした場面"から再開できるという優れモノ。

Xbox Oneでは、最後にプレイした1タイトルのみだった機能なのですが、Xbox Series Xでは複数のゲームを一覧から選択してレジュームできるようになりました。

Xbox Series Xの"クイックリジューム機能"をYoutubeで見る

Xbox Elite ワイヤレスコントローラーも新しくなりました

忘れてはいいけないのが、Xbox Series Xで新しくなったコントローラー。

Xbox Elite ワイヤレスコントローラー2と同じ十字キーが搭載されているほか、新しく “シェアボタン" を搭載しました。

人の手により馴染むように細かい変更が加えられていまして。サイズ感もすこーしだけ小さくなっているそうですよ。

  • コントローラーのデザインに大きな変更はありません。
  • 十字キーは、"Xbox Eliteワイヤレスコントローラー 2″ と同じ形状になりました。
  • ケーブルはUSB-C。
  • Xbox OneやWindows PC、iPhoneやAndroidでも使用可能。
  • シェアボタンが搭載。
  • 振動機能は従来と同じ。

ゲーム映像のシェアやスクショを撮影できる “シェアボタン" は、PS4の後追いと言えど、良い感じのブラッシュアップですよね。

Xbox Series Xのコントローラーは、サイズが小さくなったことで98%の人の手に合うようになりました。

Xbox Series Xのプレイ動画出てます

海外のテック系Youtuber Austin Evans氏がXbox Series Xのハンズオン動画を公開しているので、気になるブラザーはこちらの動画もぜひ。

Xbox Series Xやコントローラーの紹介だけでなく、マイクラやFORZA7など、いくつかのゲームのプレイ動画もありますよ。プレイ動画を見る限りでは……レイトレーシングの威力がすっごいのです。

発売日は11月10日、価格は49,980円

これまで、2020年ホリデーシーズンと発表されていたXbox Series Xの発売日なんですけど、ついに詳細な発売日と価格について発表されました!

それによれば、Xbox Series Xの発売日は2020年11月10日。価格は49,980円(税別)で予約受付は9月25日開始とのこと。

  • Xbox Series Xの発売日は、2020年11月10日。
  • 価格は49,980円(税別)。
  • 予約受付開始は2020年9月25日。

Halo新作「Halo Infinite」も独占タイトルとして発売されますし、「Seuna’s Saga:HellbladeⅡ」もなかなかに楽しめそうな雰囲気プンプン。※Halo Infiniteは発売日が2021年に延期することが発表されてます。

さすがにレイトレーシング + 次世代コンソールのグラフィックは圧巻で、YoutubeにアップされているSeuna’s Saga:HellbladeⅡのティザー動画はもうね、実写と見紛うレベルなのです。すごいのです。

※Seuna’s Saga:Hellblade ⅡのティザーはXbox Series Xのゲームエンジンでキャプチャした映像が使われています。

Xbox Series Xは9月25日から予約受付が開始されるので、早く欲しい! ってブラザーは忘れずにチェックしておきましょう。

Xbox Series Xを見る – 公式HP

Source:Xbox Series X

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Posted by Yusuke Miyamoto