新型Xbox Series X|Sの発売日は2024年後半?スペックや機能をおさらい

最大4k/120fpsのグラフィック、12.15TFLOPSの演算性能、16GBのメモリ、高速な1TBのSSD、可変リフレッシュレート、デスクトップPCのような直方体デザインが特徴的な「Xbox Series X」。
米連邦取引委員会(FTC)がMicrosoftのゲーム事業計画をうっかり一般公開しちゃったことで新型Xbox Series X|Sの情報が流出してしまったので、スペックや機能、発売日に関する情報をおさらいです。
FTCのせい?で流出してしまったMicrosoftのゲーム事業計画は2030年までのロードマップとなっており、その中にはそう遠くない未来の登場が噂されている新型Xbox Series X|Sの情報もちらほら…。
事業計画は変更されるのが常。新型Xboxが気になっていたブラザーは参考程度にどうぞ。
新型Xbox Series X|Sのスペックや機能をおさらい

それじゃ、新型Xbox Series X(コードネーム:Broklin)と新型Xbox Series S(コードネーム:Ellewood)に関する情報を見ていきましょう。
FTCが公開(もはや流出)した裁判資料によれば、マイクロソフトはXbox Series X|Sの新型モデルを2024年に予定しており、新型Xbox Series Xは2024年8月、新型Xbox Series Sは2024年10月の発売を予定。
#Tips |
FTCが公開した裁判資料は現在非公開。どう考えてもFTCが原因だと思うのですが、担当者によれば、Microsftのゲーム事業計画を含む裁判資料を公開してしまった責任はFTCではなく、Microsoftにあると発表しています。 |
価格は新型Xbox Series Sが300ドル(44,000円)、新型Xbox Series Xが500ドル(74,000円)となり、いずれも現行モデルと同価格になるとのこと。
ここからは新型Xbox Series X(Broolin)と新型Xbox Series S(Ellewood)について判明している情報をおさらいしていきましょう。
新型Xbox Series X(Brooklin)のスペックと仕様

現行モデルのXbox Series X
まずは、新型Xbox Series X(Brooklin)のスペックや機能について。
資料にはBrooklinのスペックについても記載されており、それによれば、演算性能は12テラフロップスで4K画質対応、16GBのRAM、最新世代のWi-Fi 6E対応、低消費電力、ストレージは1TBと2TBが用意されるとのこと。

新型Xbox Series Xは光学ディスクドライブが廃止され、DLゲーム専用機になるほか、現行モデルの直方体デザインから円筒型デザインに変更されます。
Xbox Series X(現行モデル)のスペックと仕様
CPU | 8x Cores @ 3.8GHz (3.66GHz w/ SMT) Custom Zen 2 CPU |
GPU | 12TFLOPS, 52CUs @ 1.825GHz Custom RDNA 2 GPU |
ダイサイズ | 360.45mm2 |
プロセス | 7nm Enhanced |
メモリ | 16GB GDDR6 w/ 320mb bus 帯域幅:10GB @ 560 GB/s, 6GB @ 336 GB/s |
ストレージ (容量) | 1 TB Custom NVME SSD |
I/O スループット | 2.4GB/s (Raw), 4.8GB/s (Compressed, with custom hardware decompression block) |
拡張ストレージ | 1TB Expansion Card (matches internal storage exactly) |
外部ストレージ | USB 3.2 External HDD Support |
光学ディスク ドライブ | 4K UHD Blu-Ray Drive |
映像出力 | 4K/60 FPS, 最大120FPS |
参考までに、現行モデルのXbox Series Xのスペックと仕様については上記のとおり。演算性能と搭載するメモリの容量については変化はないようですが、ストレージは1TBと2TBの容量がラインナップ。
新型Xbox Series X|Sは、現行モデルのスタンバイモードの20%程度の消費電力で動作するスタンバイモードを実装するとのこと。

新型箱コン Xbox Wireless Controller2
加速度センサーを搭載し、ジャイロ機能をサポートした新しいXboxワイヤレスコントローラー(コードネーム:Sebile)もリリースされることが判明しており、こちらの発売日は2024年5月末。
価格は70ドル(約10,000円)になるとのこと。
#Tips |
Xboxの新型ゲーム機はサステナビリティにもコミットしており、低消費電力の新しいスタンバイモードのほか、100%リサイクル可能なパッケージで販売されることが判明しています。 |
新型Xbox Series S(Ellewood)のスペックと仕様

現行モデルのXbox Series S
お次は新型Xbox Series S(Ellewood)のスペックと機能について。
Ellewoodの演算性能は4テラフロップスで、解像度は1440p、メモリは10GB、512GBに加えて1TBのストレージも用意されるとのこと。
EllewoodもBrooklinと同様にWi-Fi 6Eに対応するほか、2024年5月に発売予定の新型Xboxワイヤレスコントローラー(Sebile)に対応します。
計画どおりになるか…期待
さてさて、FTCが一般公開してしまった裁判資料により、新型Xbox Series X|Sの非公開情報が流出してしまったわけですが、なにやら、裁判自体は暫定定期に買収を承認する方向で進んでいる模様。
Activision Blizzardの買収はようやく完了しそうではありますが、新型Xbox Series X|Sを含む、ゲーム関連のロードマップについては何かしらの変更があるかもですね。
いずれにせよ、今回の流出はMicrosoftにとって思わぬ不意打ち。そして大ダメージ。新型Xbox Series X|Sについては、期待を膨らませ過ぎず、公式発表があるのを待っているといいかも。
Source:resetera.com