【中古相場15,000円台】Beats Studio3 Wirelessをレビュー。低音強めの音質が好きな人におすすめ

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低音強めな音質が好みなら「Beats Studio 3 Wireless」。

ついこの前、Beats Solo3 Wirelessのレビューを書いたばかりですが、次は、Beatsブランドのヘッドフォンの中でもハイエンドなプロダクト「Beats Studio3 Wireless」のレビューです。

Beats Studio3 WirelessにはBeats Solo3 Wirelessには搭載されていない「PureANC(ピュアアダプティブノイズキャンセリング)」が搭載されているため、音楽に没頭できるというのが最大のメリットなんですけど、なによりも、Beatsらしいドンシャリ感のある低音強めな音質が特徴。

beats Studio3 Wirelessの音質や機能に重点を置きつつレビューしていくので、購入を悩んでる......という人は参考にどうぞ!

※2025年6月4日追記。Beats Studio Proが登場し、Amazonで販売されていた正規品が姿を消した「Beats Studio 3 Wireless」ですが、中古相場はかなり落ち着いてきていまして。ソフマップやオフモール、eイヤホンでは15,000円前後で販売されており、新品にこだわらない人は中古品を購入すると幸せになれるかも。

目次

低音強めな音質が好きな人におすすめしたいヘッドホン「Beats Studio3 Wireless」をレビュー

beats Studio3 Wirelessは、高性能なノイズキャンセリングを搭載するbeatsのフラグシップヘッドフォン。僕が購入したカラーは "ホワイト" で、ゴールドの金属パーツとサラサラとした質感のマットなホワイトは高級感があります。

このヘッドフォンの形状は耳を覆う「オーバーイヤー型」となっており、バンドの締め付けは若干きついかなーとは思うものの、ふわふわのイヤーパッドのおかげでつけ心地は良い感じです。

ヘッドバンドにはゴールドのbeatsロゴ......!これがまたかっこいいのです。

初代Beats Studioは壊れやすかったと風の噂で聞きましたが、Beats Studio3 Wirelessは十分な強度があり、雑に扱わなければ大丈夫そうな "堅牢さ" を感じられます。

右側のイヤーパッドにはバッテリーや接続の状態を表すLEDインジケータと電源ボタンが搭載されてますが、残念ながら、充電ポートはもはや時代遅れなmicroUSBポート。

※最新モデルとなるBeats Studio Proは、USB-Cを搭載しており、ノイキャンも、外音取り込みも、音質も、装着感もすべて上。しかも有線接続でハイレゾ音源の再生にも対応してます。(ただし、現在のamazonでの価格は44,770円と高め)

Beats Studio3 Wirelessをコンパクトに折りたたむとこんな感じ。左側のbeatsロゴは操作可能なボタンになっており、音楽の再生・停止やボリュームの調節、早送りや巻き戻しができます。

ホワイトとゴールドがものすごく調和しており、Beats Studio3 Wirelssのかっこいいデザインは、さすがbeatsといったところ。

Beats Studio3 Wirelssは、beatsブランドのヘッドフォンの中ではハイエンドモデルとなっており、価格は高めですが、PureANC(ピュアアダプティブノイズキャンセリング)や長い音楽再生時間、W1チップによるApple製品との接続/切り替えの快適さを備える......というのがこのヘッドフォンの最大の強みであり、最大のメリットかなと。

FastFuel機能を搭載しており、Beats Studio3 Wirelssは10分の充電で3時間再生できます

付属のRemote TalkケーブルでMacbookやiPhoneとの有線接続も可能ですが、ちょっと意味わからないのがbeats Studio3のバッテリーがなくなると再生できないということ。有線接続なのに不思議。

Beats Studio3 Wirelessの詳細な仕様については以下の通りです。

Beats Studio 3 Wirelessのスペックと仕様
サイズ高さ:18.4cm
重さ:260g
形状オーバーイヤー型
接続class1のBluetooth
ワイヤレス
W1チップの快適な接続/切り替え
バッテリー連続再生:最大40時間
PureANC オン:最大22時間
FastFuel:10分の充電で3時間再生可
その他Micro-USB
3.5mmイヤフォンジャック
RemoteTalkケーブル(有線)

※W1チップのシームレスな接続/切り替えはiCloudアカウントとmacOS Sierra/iOS 10/watchOS 3以降のOSを搭載したデバイスが必要です。

Beats Studio3 Wirelessの主な操作方法

電源のON/OFF電源ボタンを1秒長押し
再生/停止beatsロゴを1回押す
ボリューム調整ボリュームコントロ―ル
次の曲へbeatsロゴを2回押す
前の曲へbeatsロゴを3回押す
早送りbeatsロゴを2回押してホールド
巻き戻しbeatsロゴを3回押してホールド

Beats Studio 3 Wirelessの主な操作方法は上記の通り。iPhoneへ着信があった時にはBeats Studio3 Wirelessで電話に出ることもできます。

そのまま通話もできるのですごく快適。※Beats Studio3 Wirelessを使って通話したい時はiPhoneではなく、着信時にBeatsロゴを押せば通話可能です。

PureANC(ノイズキャンセリング)を設定する方法

ノイズキャンセリングの設定は「i」から。

Beats Studio3 WirelessはBeats独自のノイズキャンセリング「PureANC(ピュアアダプティブノイズキャンセリング)」を搭載しますが、設定は至ってシンプル。

オン/オフの切り替えはBluetoothの設定からできるので覚えておくといいかもです。

Beats Studio3 Wirelessはリスニングモードから「標準」と「ノイズキャンセリング」を選択可能です。

標準時の再生時間は最大40時間。ノイズキャンセリングをオンにした場合の最大再生時間は最大22時間となっていますが、Beats Studio3 Wirelessは、基本ノイズキャンセリングで使うと思います。(実際、僕もBeats Studio3 Wirelssはずっとノイズキャンセリングで使ってます)

Beats Studio3 Wirelessの音質は低音強め。ドンシャリ系が好きならハマる

キャリーケース付きで持ち運びも快適

ここからはBeats Studio3 Wirelessの音質について、ダダっとレビューをお届け。

Beatsブランドのヘッドフォンは低音が強めという認識が一般的かと思いますが、Beats Studio3 Wirelssの音質も例に漏れず低音が強調されています。(逆に、高・中音域は控えめ。歴代モデルよりも低音は少し落ち着いた感じ)

おそらく、音のチューニング自体はsolo3と同じで、Popやロック、ジャズなど様々なジャンルで心地よく音楽が聴けますが、僕が特に良い感じで楽しめると感じたのはEDM(特にDubstepやDrum'n' Bass系)。

ノイズキャンセリングがある分、小さめの音量でもDubStep系の独特な音に浸れるので、低音がまじで気持ちいい。※曲によるものの、オペラやクラシックはこもりがちかも......です。僕がヘビーローテーションしてるLady GaGaの曲も良い感じで聴けた。

とまぁ、いろいろと語ってみたものの、多くの人にとってBeats Studio3 Wirelessの音質は十分すぎるほどだと思います。

実際、僕もBeats Studio3 Wirelss で音楽を聴いていて特に不満に思うことはないし、音漏れに関しても、耳が心配になるほどの音量でなければほぼ無いと思ってOK。(参考までに、僕がいつも聞いてるのはiPhoneで音量は4-6くらいです)

BeatsのヘッドフォンはApple Musicに最適化されているというのも覚えておきたいポイントですね。

少しクセのあるPureANC(ノイキャン)

次は、周囲の音をモニタリングしつつ、実際にどんな風に聞こえているのかを解析し、邪魔な音を遮断してくれるBeatsのPure ANC(ピュアアダプティブノイズキャンセリング)について。

とにかく凄そうなネーミングのノイズキャンセリングですが、より音を遮断してくれるのはBOSEやSONYのヘッドフォンだと感じたので...ノイキャン性能はぼちぼち。(あまりに期待しすぎると肩透かしを食らうかも)

といっても、Beats Studio3 Wirelssのノイズキャンセリングはしっかり音を遮断してくれるし、がっつり遮断!ではなく、例えるなら、やんわりした感じのノイズキャンセリング。

言葉にするのは難しいですが、換気扇や空調の音、それらの周波数に近い音はしっかりシャットアウトし、人の話し声やテレビの音などは少し聞こえてくるといった感じです。

僕が聴き込んだ印象ですが、Beats Studio 3 Wirelessは、ノイズキャンセリングでは避けられないホワイトノイズ(サー・・・という小さな音)が少し強めかもですね。

レビューまとめ!低音強めな音質が好きな人におすすめできるヘッドフォン、それがBeats Studio3 Wireless

iPhone/iPad/Macbookなど、Apple製品との接続の快適さといい感じの音質を両立できますし、Beatsらしい低音強めな音質はBeats Studio 3 Wirelessの大きなメリット。

近い価格帯であれば、強力なノイズキャンセリングを搭載していたり、より高音質なヘッドフォンもたくさんありますが、iPhoneユーザーであればW1チップとノイズキャンセリングを搭載しているということだけでも十分選択肢に入るんじゃないかなと。

もちろん、Beats Studio 3 Wirelessなら音楽を良い音質で楽しめますし、2025年現在は中古良品の価格が15,000程度まで落ち着いてきているので、新品にこだわりが無ければ...コスパも抜群。

Beats Studio3 Wirelessのレビュー&評価をまとめると以下の通りです。

メリット

  • スタイリッシュでかっこいいデザイン!
  • 世間の評価とは対照的にバランスの良い音質
  • やんわりしたノイズキャンセリング「PureANC」
  • W1チップによる接続/切り替えの快適さ!
  • PureANCオンで最大22時間の再生時間
  • 2025年現在は中古良品が定価の半額以下で買える

デメリット

  • バンドの締め付けが強め(側面より頭のてっぺんが痛くなる)
  • 上記の理由から長時間の装着は厳しい(個人差あり)
  • 価格が高い!
  • 時々誤作動を起こすノイズキャンセリングが煩わしい

Beats Studio3 Wirelessは高いけど......多くの人におすすめできるヘッドフォンだというのは間違いないので、iPhone/iPad/Macユーザーは試してみる価値ありです。

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