ノイキャン搭載で高音質、優れた装着感。それでいてお洒落なデザインのBeats Studio Wireless 3ってきっと愛用しているブラザーも多いと思うのですが、今回はそんなBeats Sutudio3 Wirelessの修理How Toです。
ずっと愛用してきたBeats Studio3 Wirelessのヘッドバンドがある日突然折れて使えなくなった…。これって長く使用すればするほど発生しやすくなるいわばよくある故障の1つなのですが、保証対象外修理で直そうとすると価格はなんと22,550円。
Apple Care+の保証ありだと修理費は3,700円で済みますが、保証が切れていたり、そもそも保証プランを契約していなかったりすると、ヘッドバンドを交換するだけでも22,500円かかってしまうのです。
Beats Studio3 Wirelessは発売から4年近く経ちますし、もう保証切れてるわ…って人も多いはず。
ヘッドバンドの交換程度でも公式ストアの修理だとお財布に厳しいBeats Studio3 Wirelessですが、他社から純正品と同等のクオリティの交換用バンドが販売されているので、Beats Studio3 Wirelessのヘッドバンドぶっ壊れた…ってブラザーは自分で交換してみるといいかもしれません。
おすすめの交換用ヘッドバンドについてさくっとレビューしつつ、ヘッドバンドを自分で交換する方法についてもおさらいしていこうかと思うので、ぜひ参考にどうぞ。
Beats Studio3 Wirelessの壊れたヘッドバンドを自分で交換修理する方法
Beats Studio3 Wirelssを交換修理する方法についての前に…まずは僕が実際に購入して、試してみて、最高に良いと感じたおすすめの交換用ヘッドバンドのレビューから簡単に見ていきましょう。
僕が購入したのは「Auoneday製 Beats Studio3 Wireless用 交換ヘッドバンド」なのですが、パッケージは驚くほどに簡素でシンプル。
ぶっちゃけ、パッケージを見た時はやっちまったか? と感じましたが、商品は非常によく出来ていまして。どっからどう見ても純正品のクオリティと品質。
交換用ヘッドバンドはこんな感じで純正品との見分けがつかないレベルです。
裏側のケーブルガイドもほぼ純正品と同様に作られており、持ってみると分かる安心感。2,999円という価格ですが、チープに感じるところは一切ありませんでした。
(パッケージのしょぼさはいわゆるカモフラージュ。能ある鷹は爪を隠す的な)
ネジ穴を含めた可動部付近はしっかりと作られており、堅牢にできていると感じたので、純正品との交換中に壊れてしまった…なんて悲しいシチュエーションに合う可能性は低いかもしれませんね。
Beats Studio3 Wirelessの純正ヘッドバンドと互換ヘッドバンドを比較してみるとこんな感じになっていまして。
もうほぼ一緒。Beatsのロゴも、色味も、作りも、純正品と同等のクオリティに仕上がっていますよ。これで2,999円は安すぎます。
さて、ここからはBeats Studio3 Wirelessのヘッドバンドを自分で交換する方法について見ていきましょう。いくつかのステップに分けてご紹介していこうと思うので、ぜひ参考にどうぞ。
Step1:壊れたヘッドバンドのネジを外す
まずは、壊れたBeats Studio3 Wirelessのヘッドバンドの取り外しです。(僕のBeats Studio3 Wirelessはヘッドバンド右側の可動部分が壊れています。結構派手めに)
ヘッドバンドを取り外す前にヘッドフォンを正しい向きで持ち、Beatsロゴの正しい向きを確認しておくことをお忘れなく。
Beatsロゴの正しい向きを確認したらいよいよ取り外しです。ヘッドフォンを折りたたむと現れる”可動部分のネジ(2つ)“を外しましょう。
使用するドライバーはT5のトルクスドライバー。僕は壊れていないほうからネジを外していきました。
可動部分のネジを取り外すとケーブルが見え、ジョイントパーツがグラグラした状態になりますが…ひとまずそのままで問題ありません。
残っている側のネジも同様に外していきましょう。
ヘッドバンドのネジを外すためにはBeats Studio3 Wirelssを折り畳んだ状態にしないといけないのですが、僕のBeatsのヘッドバンドの右側は完全に折れており、これがまた思いのほか硬くて苦戦。
その場合はヘッドバンドを伸ばして作業すると折りたたみやすくなりますよ。
Step2:ヘッドバンドのクッションを外す
ヘッドバンドのネジを取り外せたら、次はヘッドバンドのクッションの取り外し。
これはものすごく簡単で、マイナスドライバーやピックのようなものを隙間に押し込み、クイッと滑らすように動かしつつ取り外していきましょう。
クッションを外したら、壊れていたヘッドバンドを完全に分離することができます。
クッションとクッションを保護するシリコンカバーは結構汚れていると思うので、このタイミングで軽くお掃除しておくのもいいかもですね。
ちなみに、僕のBeats Studio3 Wirelessは見事にパキッと折れていました。
ヒンジ部分に折れたパーツが残った場合は取り出すのに苦労するかと思いますが、細いピンセットなどを使えば取り外せるかと思います。(パーツの折れ方によってはかなり苦戦しそう)
Step3:新しいヘッドバンドを取り付ける
ここからは新しいヘッドバンドの取り付けです。ヘッドフォンを開いた状態に戻し、Beatsロゴを正しい向きに合わせておきましょう。
※このタイミングでは、まだネジを取り付けていない状態です。
正しい向きであることを確認したら、取り外したイヤークッションとシリコンカバーを元通りに取り付けていきます。
パチッ、パチッとはめ込んでいくイメージ。
ネジ部分のシリコンカバーは少々複雑な形状になっていまして。正しく収まるよう上の画像を参考に微調整です。
ちょっと分かりにくいかもなので、別の角度からもどうぞ。ヘッドバンドの溝に収まるようにシリコンカバーの位置を合わせ、一部がケーブルの下に回り込むよう意識すれば元通りです。
ケーブルを少し引っ張るようにするとやりやすいですよ。
Step4:ネジを戻して終わり!
あとは、外していたネジを元通りに戻して終わりです。めっちゃ簡単ですね。good。
もし、ネジを紛失していたとしてもAuonedayのBeats Studio3 Wireless用互換バンドには予備ネジが付属しているので安心です。
元通りに戻せたら正常に開閉できるか、かちっとハマっているかを確認して終わりです。おつかれさまでした。
自分で交換修理する方法はものすごく簡単で、交換時間も10分ほど。英語のみとなりますが交換修理の動画もYoutubeにアップされているので、交換前にチェックしておくと手際よく作業を進めることができるはずです。
トルクスドライバーは別で用意したほうがいいかも
参考までに、AuonedayのBeats Studio3 Wireless用交換ヘッドバンドにはトルクスドライバー(T5)と予備ネジが付属してくるのですが、このドライバーの品質だけは非常に微妙。
普通に使用しているだけでドライバーのネジ山がナメてしまうくらいには貧弱です。
若干油断していたとはいえ…このネジはよくある低品質タイプなので、自分で別途用意したほうがいいかもしれません。
Beats Studio3 Wirelessの修理で使用するネジは”T5″となっているので、T5トルクスドライバー(もしくはT5を含むトルクスドライバーセット)も合わせて用意しておくきましょう。
きっと後々役に立つはずです。
交換用ヘッドバンドのおすすめはAuoneday製で間違いなし
さて、あれだけぶっ壊れていた僕のBeats Studio3 Wirelessですが、ヘッドバンドを交換したら綺麗に元通り。
大抵の場合ヘッドバンドの故障はヒンジ(可動部分)まわりが折れたり、欠けていることが原因となっているので、互換ヘッドバンドに交換することで修理することができます。
今回レビューした「Auoneday Beats Studio3 Wireless 互換ヘッドバンド」は2,999円と買いやすい価格ですし、簡単に交換できるというのも魅力的です。
Good!!
- 純正品と遜色ないクオリティと品質。
- 見た目は純正品とほぼ同じ。
- 2,999円という圧倒的コスパ! ※公式で修理するとヘッドバンドの交換がしたいだけでも”22,500円”かかります。
Bad…
- 動画で交換修理方法は分かるものの…英語のみなので分かりにくいかも。
- 説明書も用意されていません。
純正品とほぼ同じクオリティで2,999円は安すぎる
品質 | ★★★★★ |
純正品との近さ | ★★★★★+ |
交換のしやすさ | ★★★★☆ |
付属品の質 | ★★☆☆☆ |
価格(コスパ) | ★★★★★+ |
それにしても、さすがに購入してから4年近く経つと色々なところが壊れてきますねぇ…。
僕のBeats Studio3 Wirelessはイヤーパッドもボロボロになって交換済みなのですが、まさかヘッドバンドまでも良い感じの互換品が用意されているとは。
Beats Studio3 Wirelessは自分で交換修理することで、綺麗に、長く使っていけるというのも大きな魅力かもしれませんね。
基盤やドライバーユニットなど、内部的な部分が壊れない限りしばらくこのまま使っていけそうです。参考になれば!