Beats Studio3 Wirelessのイヤーパッドを自分で交換&修理する方法とHowTo(おすすめはGeekria)

たかがイヤーパッド。されどイヤーパッド。
毎日ハードに使い倒してボロボロになったイヤーパッドってテンション下がりますよね。これはヘッドフォンの宿命だから仕方がないのですが、今回はBeats Studio3 Wirelessのイヤーパッドを交換する方法についてシェアです。
僕はbeats Studio3でも、Bose QC35でも、SONY WH-1000XM3でも、ヘッドフォンのイヤーパッドがボロボロになった時はこいつ! と心に決めているブランドがありまして。それが「Geekria Beats Studio 3 Wireless用 交換イヤーパッド」。
Geekriaの交換イヤーパッドとは、Beats Solo3のイヤーパッドを交換した時に出会い、Beatsの純正品と遜色ないクオリティ、品質の高さ、評価の高さから、もう最高におすすめな交換イヤーパッドなのです。
で、早速なんですけど、beats Studio 3 Wirelessのイヤーパッドを交換する方法について分かりやすくご紹介していこうと思うので「Beats Studio3のイヤーパッド交換したいと思ってたんだよ!」ってブラザーはぜひ。
Geekriaは、Beatsでも、SONYでも、Sennheiserでも、Razerでも、色々なメーカーのヘッドフォンに合う交換イヤーパッドを販売しているのでAmazonで検索してみるといいかもしれません。
Geekria Beats Studio3 Wireless交換イヤーパッドのAmazonでの販売価格は2,000円ほどです。
※Update 2021/8/20, つい最近Beats Studio3 Wirelessのヘッドバンドを自分で交換/修理しました。ヘッドバンドもそろそろやばいかも…ってブラザーはこちらの記事もあわせてどうぞ。

Beats Studio3 Wirelessのイヤーパッドを自分で交換&修理する方法とHowTo

それじゃ、まずは今回使用するGeekriaの交換用イヤーパッドの付属品からチェックしておきましょう。
付属品は、
- Geekriaの交換用イヤーパッド
- スリーエムの粘着テープ(スペア)
- サポートカード
- プラスチックの工具
上記4点。ちなみに、このプラスチック工具はイヤーパッドとbeats Studio3 Wirelessを取り外す用なんですけど、ディスプレイパネルの互換品なんかでも付属しているやつですね。
プラスチックですし、僕は使いにくかったので"小さめのマイナスドライバー"で代用しました。※マイナスドライバーを使用する場合は傷つけてしまわないよう慎重に作業しましょう。

微妙に色合いは異なりますが、イヤーパッドのフワフワ感やサイズ、つなぎ目などなど、Beats純正イヤーパッドとGeekriaの互換イヤーパッドの品質に明確な違いはありません。
保証対象外料金 | 保証あり(Apple Care+) | |
Beats Studio 3 Wireless | 22,550円 | 3,700円 |
Beats Studio 2 Wireless | 22,550円 | 3,700円 |
Beats Solo Pro | 19,250円 | 3,700円 |
Beats Solo 3 Wireless | 14,740円 | 3,700円 |
それが2,000円と少しで買えちゃうなんて…beatsの修理サービスで保証期間外に修理しようとすると2万円以上かかりますからね。
ほぼ純正品と同じ仕様となるため音質への影響はほぼ無いほか、コスパも最高です。

サイドからも、色合い以外に大きな違いはありませんね。つなぎ目も良い感じ。
Beats Studio3 Wirelessの場合、AppleCare+に加入していれば、3,700円で修理を依頼することもできるので、純正品の品質を求める場合はbeats公式HPもあわせてチェックしていただければ。
Beats Studio 3 Wirelessのイヤーパッドを自分で交換修理する方法

ここからは、beats Studio3 Wirelessのイヤーパッドを交換する方法について、いくつかのステップに分けてご紹介してきます。
必要なものは、
- 小さめのマイナスドライバー or カード/ピック系のもの
- 掃除用の無水エタノール or アルコール
- 交換用イヤーパッド
上記の通り。イヤーパッドの交換といっても誰でもできるくらいに簡単です。
手順は「ボロボロのイヤーパッドと粘着テープを外す → イヤーパッドを取り付ける」だけ。イヤーパッド部分は粘着テープでくっついているのでそれを丁寧に外して、掃除して、新しいのをくっつける、といった感じですね。
ぱぱっと気楽にやっちゃいましょう。
Step1:ボロボロのイヤーパッドを取り外す

まずは、beats Studio3 Wirelessのボロボロになったイヤーパッドを取り外していくのですが、おそらく、これが一番厄介。
Beatsシリーズのいイヤーパッドは"スリーエムの強力な粘着テープ"で強力に接着されているので、マイナスドライバーやカード系、ピック系のものでガシガシ外していきます。粘着テープを削ぐイメージ。これが結構硬いのです。
※指や手を傷つけない用にご注意を。

僕は、粘着テープを半分外したところでガッサーッ! っといっちゃいましたが、しっかり全面の粘着テープを外してからにしましょう。
慣れていないとヘッドフォン本体の突起を折ってしまう可能性もありますし、手を傷つけてしまうこともあるかもなので、ゆっくり確認しながら作業していくと安心です。

注意したいのは、上の画像、赤丸の位置にある突起を折らないようにすること。
これ、イヤーパッドとヘッドフォンの位置合わせのためにある凸凹なんですけど、上述の通りマイナスドライバーなんかでガシガシやってると折れちゃうことがあるので気を付けましょう。
イヤーパッドの交換に進む前に、注意点をおさらいしておきますね。
- BeatsのイヤーパッドはUSBポートの有無により形状が左右で異なるため、間違えないようにする。
- 突起(上画像の赤丸)に合わせると間違えることはない。
- 突起を折ってしまわないように気を付ける。
Beats Studio 3 Wirelessのイヤーパッドを自分で交換修理する場合に気を付けておきたいトピックは上記の通り。
特に、突起部分の位置合わせを間違えると上手く接着できず、ヘッドフォン本体とイヤーパッドの間に微妙な隙間ができてしまいます。しっかりと確認しておきましょう。
Step2:Beats Studio3 Wirelessを掃除する

Beatsのイヤーパッドを交換する際の注意点についておさらいしたところで。Beats Studio 3 Wirelessの掃除をしておきます。
粘着テープの残骸だったり、汚れだったりをこのタイミングで落としておくと、新品のイヤーパッドがくっつきやすくなりますよ。

きっと、こんな感じで粘着テープが残ってるんじゃないでしょうか? もうこいつは必要ないので、容赦なく取り去ってしまいましょう。ここを雑に行ってしまうと良いことがないのでがっちり丁寧にお掃除です。
僕は無水エタノール & 綿棒のコンビプレイで掃除したのですが、ついでにヘッドフォン全体も掃除しておくと良き。
ヘッドフォンって思ってる以上に汚れやすくて。普段掃除しないよーってブラザーは結構汚れているかと思います。いくら汚れているとはいえ、電子機器ですし間違えても水拭きはしないでくださいね。
Step3:Geekria Beats Studio3 Wireless用 交換イヤーパッドを取り付ける

さてさて、イヤーパッドの交換作業もついに終盤。あとは、Beats Studio3 WirelessにGeekriaの交換用イヤーパッドを取り付けるだけです。
交換用イヤーパッドの保護シールを剥がす前に、軽く位置合わせをしておきましょう。

USB端子のある側のイヤーパッドには"へこみ"があるため、これを目安にすると間違えることもありません。 [ステップ2] で確認した凸凹と合わせるように位置を確認しておきましょう。

粘着テープの保護シールを剥がし、イヤーパッドとヘッドフォンの位置合わせの凸凹を合わせたら、グイっと圧着させます。1分-2分ほどそのままで。

位置合わせがしっかり出来ていれば、綺麗にくっついてくれると思います。凸凹がかっちり合っていないと明らかに浮いた状態になるので分かりやすいはず。
側面から見て、イヤーパッドとヘッドフォンの間に隙間がなければ無事完了です! お疲れ様でした。
あとはもう片方のイヤーパッドも同じ手順でパパっと交換しちゃいましょう。

Geekriaのイヤーパッドは様々なカラーがラインナップされているため、Beats Studio3 Wirelessの色と組み合わせて楽しむのもよさそう。
毎回僕はGeekriaのイヤーパッドでBeats Studio3を修理していますが、黒×白も良い感じです。

Beats Studio3 Wirelssはヘッドバンドも自分で交換できる

イヤーパッドを簡単に交換できる"Beats Studio3 Wireless"ですが、実はヘッドバンドも自分で簡単に交換することができます。
(互換ヘッドバンドの価格は3,000円ほど)

つい最近僕も自分でヘッドバンドを交換修理したのですが、ほぼ純正品と同じクオリティで。交換方法もめっちゃ簡単。
Beats Studio3 Wirelessは発売から4年近く経つモデルですし、ヘッドバンドにもガタが来てる…ってブラザーはこの機会に合わせて交換してみるといいかもしれません。
▶Beats Studio3 Wirelssのぶち折れたヘッドバンドを自分で交換/修理する方法(おすすめのヘッドバンドはこれ)
ボロボロになったBeats Studio3 Wirelessのイヤーパッドは自分で交換がベター

どうでしょう、Beats Studio3 Wirelessのイヤーパッドの交換、めちゃ簡単じゃないですか? 交換のついでにヘッドフォン本体のほうも掃除しておいたので、見た目は新品並みです。

底面には縫い目があるので、イヤーパッドの装着時はこれを上下の目安に。
下から見た場合、イヤーパッドとヘッドフォン本体の隙間に左右差があるのが惜しいところですが…コスパを考えれば気にならないレベルですし、なにより、イヤーパッドの使用感に純正品との違いがほぼほぼ無いというのがGood。
これで2,000円以内…。Beats Studio 3 Wirelessの交換イヤーパッドにはもう少し高い価格帯のものもありますが、正直なところ、自分で他社製のものに交換する時点で品質自体には大した差はなく、価格を考えればこいつで十分。
Geekriaさん、良い仕事してくれてます。
Geekriaのbeats Studio3 Wireless用交換イヤーパッドのレビュー/評価まとめ

最後に、Geekriaの「Beats Studio3 Wireless用交換イヤーパッド」の僕のレビューと評価をまとめて締めといきましょう。
品質 | ★★★★★+ |
取り付けやすさ | ★★★★☆ |
ふわふわ度 | ★★★★★ |
純正品との近さ | ★★★★☆ |
コスパ(価格) | ★★★★★ |
Geekriaの交換イヤーパッドは総じてかなり良い感じ。またBeats Studio3 Wirelessのイヤーパッドが壊れたり、WH-1000XM4やその他ヘッドフォンのイヤーパッドに限界が来た場合はリピートしたいくらいにお気に入りです。
(製品の保証が残っている場合はそちらを優先したほうがいいというのは言うまでもないですが…)
特にデメリットや音質の影響もないですし、気になるところもなし。強いて言えば、付属の工具が役に立たなかったということと、Beats Studio3 Wirelessの純正品と比べると若干隙間があるということくらい。色味の微妙な違いは、装着してみると全く気になりません。
僕の印象としては、装着感についてもほぼ違いが無いですし、2,000円ちょいの価格を考えれば、かなりお買い得。
Beats Studio3 Wirelessを愛用している人は、大事に使っていてもそろそろイヤーパッドがボロボロになってきた頃合いじゃないですか?
Beats Studio3 Wirelessの “互換品イヤーパッド" はGeekriaのものがおすすめなので、気になる人は早速どうぞ。見違えるように綺麗になるはずです。
