国産スマートリング「SOXAI RING 1」をレビュー。睡眠管理が抜群に捗るけど、アプリの通信に失敗しがちなのはデメリット

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Soxai Ring レビュー

睡眠管理は最強だけどデメリットもある。

Apple Watchから解放されるべく購入した国産スマートリング「SOXAI RING 1(ソクサイリング ワン)」ですが、寝るときも含めて毎日がっつり使用し、メリットやデメリット、出来ること、出来ないことが色々と分かってきたので、そろそろレビューをお届けです。

Tips

SOXAI RING 1は、一般的なウェルネス・フィットネス目的の製品であり、医療的な診断や治療、その他の医療目的での使用はできません。

結論を先に言ってしまうと、僕が求めていた「完全な脱Apple Watch」は出来なかったけど...SOXAI RING 1のおかげで毎日の睡眠トラッキングや健康管理はばっちり。アプリの通信に失敗しがちな点は明確なデメリットですが、軽くて一日中ずっと付けていられるし、心拍数も常に計測してくれるので、体調を把握するためのウェアラブルデバイスとしてはいいかも。

※2025/5/19 追記, SOXAI RING1はアプリとの連携が失敗しがちでストレスを感じたので、現在は「issin スマートリカバリーリング」を使ってます。SOXAI RING1と比べて特殊なコーティングなどはされていないため、スマートリカバリーリングは小傷は付きやすいですが...こっちはほぼ失敗しない。

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目次

SOXAI RING 1をレビュー。ずっと付けていられる国産スマートリングの使用感を試してみた

SOXAI RING 1は、心拍数や血中酸素濃度、皮膚温度や睡眠データを計測し、分析できる日本初のスマートリング

AI搭載3D加速度センサーや皮膚温度センサー、光学心拍センサー、特許出願の赤色+赤外線センサーなど、最新技術を小さいボディにこれでもかと搭載していることがSOXAI RING 1の大きな特徴ですが、パッケージを開封してみるとものすごくシンプル。

Soxai RING1には、スマートリング本体のほか、充電用のUSB-Cケーブルと充電用のドックが付属。これぞシンプルイズベスト。SOXAI RING1は”向き”こそありますが、充電機に置くだけでちゃんと充電してくれます。

SOXAI RING 1のスペックと仕様
SOXAI RING 1
サイズ7.6mm×2.5mm
2.5g~3.2g
素材チタン
(シチズン デュラテクト
コーティング)
カラーシルバー
マットシルバー
マットブラック
ピンクゴールド
ゴールド ※公式ストア限定
通信Bluetooth 5.0
バッテリー最大8日間
充電方式非接触NFC
ワイヤレス充電
センサー光学心拍センサー
赤色+赤外線センサー
AI搭載3D加速度センサー
皮膚温度センサー
防水性能10気圧防水
(水深100mまで)
サブスク不要
価格35,980円~39,980円

SOXAI RING1のスペックと仕様については上記の通り。

毎日の心拍数や睡眠の状態(時間や質)、歩数や消費カロリーといった活動量、そして体温の変化といった、多岐にわたる生体データを計測できる「SOXAI RING1」ですが、カラバリが豊富なのも地味に嬉しいポイントかなと。※カラーにより価格は異なります。

専用のスマホ向けアプリと連携することでユーザーは自身の体の状態の日々の変化や、より長期的な傾向を把握することができますし、日常生活での継続的な装着を考慮し、軽量かつコンパクトなデザインも素敵。

一度の充電で最大8日間持続する電池持ちも秀逸で、水深100mまでの防水にも対応しているため、幅広い環境で使用することができるスマートリングです。

Youtubeでは、SOXAI RING1について、4分弱でダダっとレビューしているので、こちらもぜひ参考にしてもらえれば嬉しい。

購入前に届くサイジングキットについて

購入から翌々日の夕方に届いた。
サイジングキットの内容

SOXAI RING 1の詳細なレビューの前に、リングの購入前に届くサイジングキットについて簡単におさらいです。

サイジングキットに含まれるサイズは12/14/16/18/20/22/24/26の8種類。

SOXAI RING 1は通常の指輪のサイズ感と異なるため、購入前にサイズの計測が必要なのですが、購入時にサイジングキットを選択することで、無料で届けてくれるので、初めて購入する場合は必ずサイジングキットでサイズを計測しておきましょう。

サイジングキットのリングはプラスチック製ですが、SOXAI RING 1と同じサイズで、センサーがある位置にもちゃんと出っ張りがあるため、自分に合うサイズを簡単に知ることができます。

※重さはSOXAI RING 1のほうが重いので、実際の装着感はちょっとだけ違う。

サイジングキットの使い方はものすごく簡単で、自分がSOXAI RING 1を付けたい指に装着し、リングを長時間付けていても動いたり、回ったりせず、きつくないサイズを見つけるだけ。

上述の通り、SOXAI RING 1のサイズは8種類あるので、きっと自分の指にフィットするサイズを見つけられるはずです。

サイジングキットの背面に記載されているQRコードから「サイズを決めるためのヒント」を確認できるので、こちらの確認もお忘れなく。

サイズが決まったらそのまま「SOXAI RING 1の購入フォーム」に進むこともできるので、SOXAI RING 1はサイズ決定から購入までがシームレスになっているのも嬉しいポイント。

Tips

リングの向きは、内側のセンサーの突起があるほうが'指の腹側'。指の太さは時間帯によって変化し、朝はむくんで少し太くなることもあるので、サイジングキットのリングを付けて一晩寝てみて、サイズを確認するのがベター。

最近のスマートリングに比べると僅かに重くて大きいけど、SOXAI RING1の装着感は抜群

ここからはSOXAI RING 1のデザインについて、写真多めでじっくり眺めつつ、レビューです。2025年現在発売されているスマートリングのなかでは”僅かに”大きめなSOXAI RING 1ですが、装着感は抜群。

幅は7.6mm、厚みは2.5mm、重さは2.5g~3.2gとなっており、重さはサイズにより異なるものの、サイズ感は普通の指輪とほぼ同じくらいかなと。

指輪の内側には、光学心拍センサー、赤色+赤外線センサー、AI搭載3D加速度センサー、皮膚温度センサーを搭載しており、医学的にデータを計測しやすい"指"で常に健康データをトラッキング。

リングの内側にはセンサー類のほか、シリアルナンバーと指輪のサイズが記載されています。

SOXAI RING 1はIP68等級の完全防水・防塵に対応していて、お風呂やプール、サウナでもそのまま装着できるので、基本毎日の生活ではずっとつけっぱなしでOK。

SOXAI RING 1は、アプリでセットアップやペアリングが行えるので、ものすごく簡単に始められるのもメリットですが、後述するアプリとの連携に失敗しがちな点は結構なデメリットかも。

SOXAI RING 1を装着するとこんな感じ

チタンの手触りも良い

SOXAI RING 1を装着してみるとこんな感じ。見た目はほぼ普通の指輪ですが、僕は普段指輪をすることがないので...SOXAI RING 1は厚みがあるぶん24時間四六時中ずっと付けているのにちょっとだけ慣れが必要でした。

(スマートウォッチと比べると圧倒的に装着感は軽いので、すぐ慣れる)

手のひら側から見てみるとこんな感じ。SOXAI RING 1はセンサー類が指の腹側にまとめられていますが、特に違和感はありません。

もう少し違う角度から見てみると、SOXAI RING 1の厚みが分かりやすいかと思うのですが、SOXAI RING1は真円型ではないため、手の甲側はやや厚みがあります。

とはいえ、装着感自体は普通の指輪とほぼ変わらないので、これだけ最先端の技術を搭載していてこの性能と使用感、軽さは素敵。

SOXAI RING 1と普通の指輪のサイズ感の違い

せっかくなので、普通の指輪とSOXAI RING 1のサイズ感もダダっと比較しておきます。

上の画像を見てもわかる通り、SOXAI RING 1のほうが僅かに厚みがありますが、幅はむしろ小さいくらいのサイズ感。(指輪によるけど)

重さは一般的な指輪で3g~6gほどなので、ほぼ同じか、むしろ軽いくらいになってます。

実際に指に装着してみるとSOXAI RING 1は厚みがあるため、"付けている感"こそありますが、邪魔に感じるほどでもないので、一日中快適に装着していられると思います。

少なくとも、僕はSOXAI RING1を装着していて不快に感じたことは一度もない。

最大8日間のバッテリー持続時間。SOXAI RING 1は電池持ちが超長い

お次はSOXAI RING 1の電池持ちについて。

SOXAI RING 1のバッテリー持続時間は最大192時間(8日間)となっており、TicWatch Pro5のエッセンシャルモードなど、驚異的な省電力モードを搭載するモデル以外のスマートウォッチ(Apple Watchも含めて)と比べると格段に長い電池持ちです。

僕の例でいうと、一日中ずっとSOXAI RING 1を付けていて、お風呂に入るときに充電しておき、寝る前にまた装着する...といった感じのルーティーンで使っているのですが、これでもバッテリー残量は70%~80%台をキープ。

SOXAI RING 1は、バッテリー残量が30%を下回ると省電力モードに入り、一部のセンサーによる計測を制限する仕様になっているため、定期的な充電は必要ですが、ちょっとしたタイミングで充電しておけば、特に気にしなくてもバッテリー残量は維持できます。

Tips

公式で案内されている充電のタイミングは、バッテリー残量が30%を切ったあたり。SOXAI RING 1はバッテリーを完全に使い切ってしまうとリング内に保存されたデータが消えてしまうため、バッテリー残量が30%を下回らないように意識するといいかも。

睡眠の把握はお手の物。身体の不調もアプリで気付けるかも

装着感は抜群。

さてさて、ここからは気になっている人も多いであろうSOXAI RING 1の実際の使用感とアプリについてレビューをお届けです。

SOXAI RING1で出来ること
  • 心拍数や皮膚温度、血中酸素濃度などの健康データを記録
  • 運動や消費カロリーなど、活動量の記録
  • 睡眠のトラッキング

SOXAI RING 1の主な用途、出来ることは上記の通りなのですが、約3gの軽さ&指輪とほぼ変わらない装着感も相まって、すべてのデータをスマートウォッチとは比べ物にならないくらい自然に計測できます。

もう寝るときにApple Watchなんてデカいもの付けてられないくらいのお手軽さ。

心拍センサー動作時
赤色+赤外線センサー動作時

SOXAI公式によれば、指は手首よりも脈波信号が強いため、医療現場では手首ではなく、指で測定されるとのことで、SOXAI RING 1はスマートウォッチよりももっと簡単に、もっと正確に自分の体調を知ることができると謳っていますが、これはガチ。

アプリの心拍数や酸素レベル、運動量の確認画面。

SOXAIアプリからは日々計測した心拍数や心拍変動、酸素レベル、皮膚温度、運動量や睡眠データを確認できるのですが、SOXAI RING 1の計測データはApple Watch Ultraで計測していた時の傾向とほぼ同じ

医療用の機器を持っていないため、Apple Watchで計測したデータを参考にするしかないですが...さすが国産スマートリングなだけあり、精度もかなり高いかなと。(上述のとおり、そもそも指での計測は手首よりも精度が高い)

睡眠トラッキングがほんとに秀逸。

アプリでの表示も無駄がなく、必要な情報を適切に表示してくれるので見やすいですし、睡眠の深さや安静時の心拍数、睡眠時の呼吸について把握できるようになるため、身体の不調や違和感に気づく”きっかけ”をくれるというのもSOXAI RING1の大きなメリットです。

寝た気がしない時もしっかり"深い睡眠"が少ないことが確認できるし、なんとなく体調が優れない...って時もデータ化しているので、自分の身体の変化にすぐ気付ける。

手首よりも脈波が強い"指"で計測したデータなので、おそらく、Apple Watchよりも正確なデータが取れているんじゃないかなと。

歩数に関しては加速度センサーで記録しているだけなので、謎に運動として判断されることもちらほら。ギターを弾いていたらほぼ確実にランニングとして判断される程度の精度ですが、SOXAI RING 1が記録したアクティビティはアプリを開いたときに記録するか、しないか選べるし、後から確認&編集することもできるので、僕は特に気になることはありませんでした。

Tips

SOXAI RING 1は、ウェルネス・フィットネスデバイスなので…多少の誤差は仕方ない。歩数やカロリーを正確に計測する必要があるならもっと最適なデバイスがあるし、医療目的で使用するなら医療用機器を使用するべきかなと。

あくまでも日々の健康管理の一環としてSOXAI RING 1を購入すると期待に応えてくれるはずです。

SOXAI RING 1のデメリットは「アプリとの通信」に失敗しがち

「接続中...」から進まない。毎日使っているとこれが結構ストレス。

SOXAI RING 1をがっつり使っていて、唯一気になることがアプリとの同期がやたら失敗すること。(1日1回は失敗するため、その都度アプリを切る → アプリを起動してる)

SOXAI RING 1はアプリの起動時、またはアプリとの同期時に通信が失敗することがあって、これが毎日使ってると煩わしい。

通信に失敗 → 一度アプリを落とす → また通信に失敗って場面にも何度か遭遇しているのですが、せっかくの国産スマートリングで、精度も高く、アプリのUIも素晴らしいのに「結構な頻度で通信に失敗する」ことが、SOXAI RING1の良いところをすべて台無しにしかねない結構なデメリットかなと感じてます。

実際、僕はこのデメリットのせいで現在はSOXAI RING1ではなく、「issin スマートリカバリーリング」を使っていますが、アプリの通信に失敗しないってだけでほんとにノーストレス。

SOXAI RING1は、Apple WatchやPixel Watchと比べて、発売されてからまだ歴史が浅いため、このあたりはもう少し改善が必要かもしれません。

Tips

もしかして...スマホのケースがダメ?と思ってあれこれ試してみたのですが、結果は変わらなかったので、SOXAI RING 1の通信またはアプリに根本的な問題または原因がありそう。

国産スマートリングなので、SOXAI RING1を応援したいのですが...毎日使うものなので、このデメリットは結構キツイ。SOXAI RING2が発売されたらまた購入したいと思っていますが、通信に失敗しやすかったらもう使うことはなくなるかも。それくらいにストレス。

SOXAI RINGで完全な脱Apple Watchは出来ない

一日中快適に装着できて、健康データも、睡眠データもばっちり記録してくれる SOXAI RING 1ですが、通信と失敗する...ということ以外にもうひとつ残念だったのがiPhoneのヘルスケアアプリに心拍数を同期できないこと。

SOXAI RINGは、Appleのヘルスケアアプリと連携してデータを同期することができるのですが、連携できるデータは「ワークアウト」「睡眠」「歩数」のみ。僕が一番連携したかった心拍数や皮膚温度のデータは連携できないんですよね。

これがほんと惜しいところで、僕のiPhoneのヘルスケアアプリには初代Apple Watchの頃から計測していた心拍数や運動のデータ(2015年~現在まで)の累積があるのですが、SOXAI RING 1で正確なデータを測定して記録できても、心拍数や皮膚温度はヘルスケアアプリに記録できないので、健康データの記録がここで止まってしまうという。

運動時のトラッキングはApple Watchのほうがやっぱり優秀。

SOXAI RINGは、ワークアウトやアクティビティを記録できても、僕が一番よく使っているNike Traning ClubやNike Run ClubはSOXAI RINGを認識し、心拍数を表示したり、記録することはできないため、必然的に正確な運動データを"リアルタイム"でトラッキングするためにApple Watchを装着することになるのですが、そうなるとヘルスケアアプリとSOXAIアプリで計測するデータに違いが出てくる...というジレンマ。

過去の健康データはiPhoneのヘルスケアアプリでいつでも確認できるため、SOXAI RING1を使う場合、心拍数や睡眠管理はSOXAIアプリ一本に絞り、運動する時はApple Watchを付けることになるかなと思うのですが、Nikeアプリで記録した運動データ(ヘルスケアアプリ経由)とSOXAI RINGが記録しているデータに乖離があるのがもどかしい。

デュラテクトコーティングでも小傷は普通に付く

SOXAI RING 1は、シチズン時計の高級時計に採用されている「シチズン デュラテクト加工」が施されており、一般的な金属よりも遥かに高い傷耐性を持っていますが、そこはさすがに指輪。

何かを持ったり、ドアを開けたり、車に乗ったり、何かしらの動作でどうしても触れてしまう部分になるため、小傷や擦り傷はついてしまいます。あまり過信しすぎないようそのあたりはご注意を。

タッチ決済機能搭載は見送り

SOXAI RINGの対応が期待されている「タッチ決済機能」についてですが、公式プレスによれば現段階での製品への実装は見送ることが決定。

SOXAIはこれまで、健康管理機能に加えて日常生活の利便性向上を目指し、タッチ決済機能を備えたスマートリングの開発に取り組んでおり、一定の成果を上げていたものの、サービスとして実装を進める中で、決済プラットフォームとの連携におけるハードル、セキュリティ要件の厳格な整備、そして金融サービスに関連する法規制への対応など、当初の想定を大きく超える複数の課題が浮上したとのこと。

現時点では、これらの要求事項を完全に満たす環境を整えることが困難であると判断し、実装を見送る...という決断に至った模様です。

今後、SOXAIは「ヘルスケアをライフスタイルに」というビジョンに立ち返り、タッチ決済機能の開発に費やしていた資源を、バイタルセンシング技術を核とした健康管理機能の強化に集中させる方針とのことで、具体的には、人々の健康増進に直接貢献できるような追加機能の開発に注力していくみたいなので、新型SOXAI RINGに期待かなと。

スマートリングにタッチ決済を求める人はSOXAI RING以外の選択肢を考えるといいかもです。

#SOXAI RINGのタッチ決済機能搭載に関する現状と今後の方針について - SOXAI

新型「SOXAI RING 1.1」はどう違うの?

2025年4月30日よりNTTドコモが取り扱い開始した「SOXAI RING 1.1」は、1.1というナンバリングからも分かるとおり、SOXAI RING1のマイナーチェンジモデル。

重さ約3gの軽量な指輪型のデバイスに、光学バイタルセンサー、温度センサー、加速度センサーといったSOXAI RING1と同様のセンサーを搭載しており、指に装着するだけで、睡眠の質、歩数、消費カロリー、心拍変動に基づいたストレスなど、SOXAI RING1と同様に様々な生体データを高精度に計測できます。

SOXAI RING1.1の特徴
  • NTTドコモが2025年4月30日から取り扱い開始
    • ドコモショップ、オンラインショップ、「kikito」で購入・レンタル可能。
    • 価格は35,981円から、サイジングキットは550円。
  • 約3gと軽量ながら、光学バイタルセンサー、温度センサー、加速度センサーを搭載。
  • 睡眠の質、歩数、消費カロリー、心拍変動からストレスや自律神経の状態を計測。
  • 最新睡眠学に基づいた7指標で睡眠スコアを算出、AIが改善アドバイスを提供。
  • 睡眠・体調・運動のバランスを評価するQoLスコア搭載。
  • DURATECT加工とIP68相当/10気圧防水で高い耐久性。
  • 最大9日間のバッテリー持続時間。(SOXAI RING1から1日伸びた)
  • SOXAI RING1.1専用アプリが用意
    • ドコモの「dヘルスケア」と連携
    • 健康情報の一元管理やdポイント獲得が可能。
  • カラーはピンクゴールド、マットブラック、シルバー、マットシルバーの4色。
  • NTTコミュニケーションズ、NTTPCコミュニケーションズでも5月30日より取り扱い開始予定。

SOXAI RING1と同じく、SOXAI RING1.1のボディには「シチズン デュラテクトコーティング」が施されており、傷が付きにくくなっているほか、IP68相当/10気圧の防水性能を備えているのも同様。

異なるのは電池持ちが一度の充電で”最大9日間”持続するようになったってところと、ドコモが提供する健康管理アプリ「dヘルスケア」との連携が可能になったところかなと。

dヘルスケアとの連携することで歩数、体重、体温といった他の健康情報と一元的に管理できるようになり、ミッションを達成することでdポイントを獲得できる仕組みも用意されていますが、僕はこれ全然メリットになってないと感じていて、そもそも、dヘルスケアを使っていなければほぼ恩恵無し

マイナーチェンジですし、スペック面では電池持ちが最大8日間 → 最大9日間になったくらいなので、dヘルスケアとの連携に魅力を感じないならSOXAI RING1でいいかも。(SOXAI RING1.1専用アプリが用意されていますが、アプリとの通信が改善されているかは不明)

SOXAI RING 1のレビューまとめ。アプリの通信にさえ目を瞑れば素晴らしいスマートリング

さてさて、小さいボディに最先端技術がギュッと詰め込まれた国産スマートリング「SOXAI RING 1」について、デザインや使用感、出来ること、出来ないことについてレビューをお届けしてきましたが、最後に僕のレビューと評価をまとめておきます。

アプリとの通信に失敗しがちなこと以外はパーフェクトに近い使いやすさで、見た目も高級感がありますし、なにより軽い、一日中付けやすい。とはいえ、初代SOXAI RINGが2022年に登場してからまだ3年。まだ2代目。気になるところも少なからずあります。

SOXAI RING 1 レビュー&評価

カジュアルに健康管理するなら最高のデバイス

メリット

  • スマートウォッチとは比べ物にならないほど軽い装着感と付け心地
  • 精度の高いセンサー
  • ほぼ指輪と変わらないサイズ&デザイン
  • シンプルで使いやすいUIのアプリ
  • 抜群に使いやすい睡眠トラッキング
  • 月額不要

デメリット

  • Appleヘルスケアと心拍数の計測データを連携できない
  • アプリとの通信に失敗しがち
サイズと軽さ
装着感
トラッキング精度
アプリとの通信
デザイン
コスパ
総合評価

※レビューの評価基準についてはこちら

SOXAI RING 1の僕のレビューと評価をまとめるとこんな感じ。

Appleヘルスケアと心拍数や皮膚温度のデータを連携できなかったこと以外、SOXAI RING 1は概ね大満足な使用感で、毎日の睡眠トラッキングはもうApple Watchに戻れないくらいに快適ですが、総合評価が低くなっているのは「アプリとの通信に失敗しやすい」ことがだいぶ足引っ張ってます。

(ほんとにそれが無ければ最高のスマートリングだと思ってる)

他社製品みたいな月額も不要ですし、心拍数や皮膚温度、運動量なども正確に計測できているみたいなので、カジュアルに健康管理するには最適でおすすめ過ぎるデバイスかなと。

僕は初代SOXAI RINGを経験していないのですが、一世代を経て、分析と改善を重ねて確実にブラッシュアップしてきたであろうことも、アプリ内の「設定 > その他」から確認できる既知の問題やトラブルシューティングの充実っぷりから感じ取れます。

SOXAI RING 1の価格はシルバーとマットシルバーが35,980円。マットブラックが37,980円。ピンクゴールドと公式ストア限定のゴールドが39,980円。SOXAI公式HPより購入できるので、気になっている人はぜひお試しあれ。

日本人として国産スマートリングはガチで応援したいので、SOXAI RING2が出てもきっと購入するくらいに気に入っているスマートリングですが、アプリとの通信さえどうにかしてくれれば...このストレスがなければ...ガチで良いスマートリング。持ってるポテンシャルは半端ないです。

#SOXAI RING 1を見る – SOXAIオンラインストア

ちなみに、現在僕が使っている「issin スマートリカバリーリング」については以下のレビュー記事も参考にしてもらえれば。スマートリカバリーリングはSOXAI RING1みたいに特殊なコーティングがされていなくて、すぐ小傷が付いちゃうけど、こっちはアプリの通信に失敗することはほぼありません。

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