音の歪みを抑えたいならマスト。
スピーカーの音質向上を図るため、「LAMPTOP インシュレーター ゴールド」を購入したので、デザインを眺めつ、スペックをおさらいしつつ、音質の変化を確認しつつレビューをお届けです。
LAMPTOPのインシュレーターは、8個入りで2,850円という買いやすい価格が特徴ですが、品質も良好。見た目も豪華になったし、求めていた変化を得られたし、買って大正解だったので、コスパ重視で音質の変化も実感したい人にはおすすめできるインシュレータかも。
LAMPTOPのスピーカー用インシュレーターをレビュー。見た目豪華&音質にも確かな変化あり
LAMPTOPのインシュレーターは、スピーカーの接地面を小さくすることで振動を最小限に抑え、音質の向上が期待できるスパイク型のインシュレーター。
パッケージはこんな感じになっていて、インシュレーター本体のほか、スパイク受け、滑り止め、両面テープ(丸形/3M製)が付属。
- インシュレーター本体 ×8個
- スパイク受け ×8個
- 滑り止め×8枚
- 両面テープ(丸形/3M製) ×16枚
- 説明書
パッケージ内容はシンプルですが、きっちり梱包されていて好印象。取扱説明書も付属するため、設置も簡単です。
(インシュレーターとスパイク受けの位置合わせはちょっと難しかった)
思っていたよりも高級感のあるデザイン
LAMPTOPのインシュレーターは点接触でより振動を抑える「スパイク型」で、素材にはメッキ加工が施された”亜鉛合金”を採用。
パッケージにはインシュレーター本体とスパイク受けが各8個ずつ付属しています。
インシュレーター本体とスパイク受けを合体させるとこんな感じ。僕が購入したのはゴールド。光の加減もありますが、色味は深めのゴールドになっていて、価格を考えると上等過ぎる高級感もあります。
LAMPTOPのインシュレーターは高さ調整も可能ですが、微調整は難しいので…僕は使わないかも。
亜鉛合金は衝撃に強く、振動を吸収したり、減衰する効果が高いため、インシュレーターに最適な素材。LAMPTOPのインシュレーターは耐荷重300Kgまで対応するため、大型のスピーカーでも使用可能です。
LAMPTOP インシュレーターの設置方法とHowTo
ここからは、LAMPTOPのインシュレーターの設置方法とHowToについて簡単におさらい。
インシュレーターの設置場所は、スピーカーの四隅で受け、安定感のある「4点型」が基本ですが、僕は3か所で受ける「3点型」で設置しています。※一度試してみて、重心がぶれたり、不安定になる場合は4点型が安心。
設置方法についてはダダっとご紹介していこうかと思うので、参考にどうぞ。
まずはStep1。スピーカーの底面に「インシュレーター本体」を取り付けていきます。付属の両面テープを使用し、張り付けていきましょう。
僕はインシュレーターの振動防止効果を最大限に高めるため、3点でインシュレーターを配置しました。
スピーカーが揺れたり、不安定になる場合は4隅に配置する「4点型」がおすすめ。インシュレーターはスピーカーの底面に両面テープで張り付けます。
スピーカーの底面にインシュレーターを張り付けたら、スパイク受けに滑り止めを張り付ける。
最後に、インシュレーターとスパイク受けの位置を合わせ、スピーカーを設置していきますが、スパイク型のインシュレーターはこの位置合わせが結構難しくて。(特に3点受けはバランスが悪い)
三点受けで設置する時のコツは、ある程度”位置の目星”をつけてスパイク受けを置いておき、スピーカーを少し持ち上げつつ、自分から見て奥側のインシュレーターから順番に位置をあわせていくと上手く設置できるかなと。
インシュレーターの設置は、一人で行うのと、誰かに手伝ってもらうのとでは作業のしやすさが格段に変わるため、誰かに手伝ってもらうのがおすすめです。
スパイク型のインシュレーターは、受け皿なしで使用することでさらに振動を伝えにくく、音質を改善できるみたいですが、高確率で机や床を傷つけてしまうため非推奨です。
インシュレーターで音質はどう変化した?
インシュレーター設置前の音質
インシュレーター設置後の音質
LAMPTOPのインシュレーターを設置する前と設置した後の音質を聞き比べてみるとこんな感じ。上がインシュレーター設置前の音質で、下がインシュレーター設置後の音質。
※環境はスピーカーがSONY SS-CS5、アンプはSTR-DH790。iTunes(192Hz/24bit)で光デジタル接続して再生していますが、アップロードする際に大幅に圧縮しています。
録音した音だと分かりにくいですが、インシュレーター設置後の音質は、音の輪郭がくっきりはっきり。サブウーファーにインシュレーターは取り付けていないため、低音域の変化は感じづらいですが、高音域はより伸びやかになり、明確になったかなと。なにより、音の歪みが大幅に低減されているように感じました。
音質の変化は好み次第なところもありますが、振動を抑える…という特性上、インシュレーターを設置することで音質に良い変化こそあれど、悪い変化は起きないかなと思います。
LAMPTOP インシュレーター(スパイク型)のスペック
ブランド | LAMPTOP |
カラー | シルバー ゴールド ブラック |
素材 | 亜鉛合金 メッキ加工 |
サイズ (インシュレーター本体) | 直径25mm×高さ25mm ※高さ調整可能 |
サイズ (スパイク受け) | 直径23mm×高さ5mm |
形状 | 点接触 スパイク型 |
耐荷重 | 300kgまで |
付属品 | インシュレーター ×8 スパイク受け ×8 滑り止め 両面テープ(丸形) |
価格 | 8個入り/2,850円 |
レビューまとめ。コスパで選ぶならLAMPTOPのインシュレーターは良い選択肢になりそう
さて、LAMPTOPのインシュレーターのデザインを眺めつつ、設置方法をおさらいしつつ、音質の変化についてレビューをお届けしてきましたが、最後に僕のレビューと評価をまとめておきます。
LAMPTOP インシュレーターのレビュー&評価
高コスパで音質も確かに向上。
メリット
- 8個入り/2,850円で買えちゃうコスパ
- 振動防止効果の高いスパイク型
- 高級感のあるデザイン
- 高さ調整機能あり
- ちゃんと感じられる音質の変化
デメリット
- 高さ調整がちょっと難しい
音質の変化 | |
機能 | |
設置のしやすさ | |
デザイン | |
コスパ | |
総合評価 |
※レビューの評価基準についてはこちら。
LAMPTOP インシュレーターの僕のレビューと評価をまとめると上記の通り。買いやすい価格なのに、しっかり音質の変化を感じられて、コスパ重視で音質の向上を図るには効果的なインシュレーターかなと。
なにより、直置きだとのっぺりしていたスピーカーにちょこっと高級感が加わったのも嬉しい。
僕は2パッケージ(インシュレーター合計16個)を購入し、3点受けでスピーカー4つ、4点受けでセンタースピーカー1つに設置しましたが、思っていたよりも遥かに良い音質の変化が得られて大満足。サブウーファーにもそのうち追加予定です。
LAMPTOPのインシュレーターは、Amazonで8個入り/2,850円で購入できるので、気になっている人は試してみるといいかもです。