どっちを選ぶ?Galaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5の変わったところやスペックまとめ(発売日は9月1日、ドコモとauの価格も比較)

Galaxy Z Flip5がすごく魅力的。
7月26日に開催されたGalaxy Unpackedにて、新型折り畳みスマホ「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」の国内発売日と各キャリア版の価格が発表されたので、スペックや機能、価格についておさらい。
国内ではドコモとauから発売され、発売日は2023年9月1日(金)。
Galaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5はいずれもいい感じにブラッシュアップされていて、素敵なフォルダブルスマホに仕上がってそうな予感です。
今年は…Galaxy Z Flip5が性能も機能も良い感じに進化しててアツい。
※Update 2023/8/22, Galaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5の国内発売日が2023年9月1日になることが発表されたので追記。ドコモ/auで発売予定です。
#Galaxy Z Flip5/Z Fold5を見る – Samsung
どっちを選ぶ?Galaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5のスペックをおさらい(ドコモ版/au版の価格も比較)

それじゃ、早速サムスンの新型折り畳みスマホ「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」について知っておきたいことをダダっと見ていきましょう。
Galaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5の性能やスペック、機能で共通しているトピックは…
- 処理性能の向上
- SoCは「Snapdragon 8 Gen2 Mobile Platform for Galaxy」
- AI処理と性能が向上したカメラ
- 薄型化&軽量化したボディ
- フレームにはアーマーアルミニウムを採用
- 外側のディスプレイにはGorilla Glass Victus2
- 衝撃を分散するデュアルレール構造を採用したフレックヒンジにより耐久性が向上し、ピタッと閉じるようになった
- IPX8相当の防水性能
- 国内発売日は2023年9月1日、予約受付中
こんなところ。
Galazy Z Fold5とGalaxy Z Flip5の国内発売日は2023年9月1日となり、ドコモとauから発売予定です。※詳細な価格については後述。


ちなみに、いずれもデザインに大きな変更はないですが、Galaxy Z Flip5は背面のカバーディスプレイがめっちゃ進化したというのも大きなトピック。
ここからは「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」についてもう少しだけ深堀りしてみていきましょう。
Galaxy Z Fold5のスペックや機能、進化したところ

まずはサムスンのフラグシップ折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold5」のスペックや機能、性能について。
Galaxy Z Fold5は閉じた状態ではスマホサイズ、開いた状態ではタブレットサイズになるフォルダブルスマホですが、メインディスプレイは7.6インチ(2,176×1,812)、カバーディスプレイは6.2インチ(2,316×904)の有機ELディスプレイを搭載。
画面サイズは前モデルと変わらないものの、メインディスプレイのピーク輝度は1,300nitsから1,750nitsになりました。太陽が照っている外出時でも見やすい明るさ。

SoCには「Snapdragon 8 Gen2 Mobile Platform for Galaxy」を搭載し、処理性能はCPUが18%、GPUが32%、AI処理能力は25%高速化。
冷却用のベイパーチャンバーが38%大型化したことで、効率よく冷却できるようになり、マルチタスクやゲームプレイのパフォーマンスも向上しているとのこと。
Galaxy Z Fold5はS-Penに対応するほか、ボディサイズは軽量&薄型化。厚みは13.4mm(前モデルから-2.4mm)、重さは253g(前モデルから-10g)と良い感じに軽く、薄くなってます。
厚みのサイズダウンはヒンジがピタッと閉じるようになった恩恵も大きいですね。

メインカメラは広角(5000万画素,F1.8)+超広角(1200万画素 ,F2.2)+望遠(1000万画素,F2.4)。
フロントカメラが400万画素,F1.8。カバーカメラが1000万画素,F2.2。カメラ構成に大きな変化はないですが、Galaxy Z Fold5はAI処理能力が向上したことでより綺麗な写真が撮影できるとのこと。

Galaxy Z Fold3の折りたたんだ時に出来る隙間。
Galaxy Z Foldシリーズは折りたたんだ時にどうしても"隙間"が出来てしまっていましたが、Galaxy Z Fold5は外部からの衝撃を分散するデュアルレール構造を採用した「フレックスヒンジ」になり、隙間がなくなったのも大きなトピックです。
これは…シンプルにアツい。厚みが小さくなったのも新しいヒンジのおかげです。
Galazy Z Fold5のスペックと仕様まとめ
サイズ | 開く:129.9×154.9×6.1mm 折り畳む:67.1×154.9×13.4mm 253g |
SoC | Snapdragon 8 Gen2 |
メモリ | 12GB |
メインディスプレイ | 7.6インチ 2,176×1,812 Dynamic AMOLED 2X(有機EL) ピーク輝度:1,750nits リフレッシュレート:1~120Hz |
サブディスプレイ | 6.2インチ 2,316×904 Dynamic AMOLED 2X(有機EL) リフレッシュレート:48~120Hz |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB |
ネットワーク | 5G Wi-Fi 6E Bluetooth 5.3 |
バッテリー | 4,400mAh |
メインカメラ | 広角:5000万画素,F1.8 超広角:1200万画素 ,F2.2 望遠:1000万画素,F2.4 |
インカメラ | 400万画素,F1.8 |
カバーカメラ | 1000万画素,F2.2 |
カラバリ | アイシーブルー ファントムブラック※オンライン限定 |
その他 | Gorilla Glass Victus2 フレックスヒンジ IPX8相当の防水性能 急速ワイヤレス充電対応 S-Pen対応 Nano SIM eSIM |
Galaxy Z Fold5のスペックや仕様をダダっとまとめるとこんなところ。バッテリー容量は変わっていないため、おそらく、電池持ちも大きな変化はなさそうです。
Galaxy Z Flip5のスペックや機能、進化したところ

お次は正真正銘のパカパカスマホ「Galaxy Z Flip5」のスペックや機能について眺めていきましょう。デザインの変化でまず目につくのはググっと大型化したサブディスプレイ。

Image:Galaxy Z Flip4
前モデルのGalaxy Z Flip4は1.9インチのディスプレイを背面に搭載していますが、Galaxy Z Flip5は3.4インチの有機ELディスプレイを搭載したことで、表示する情報をカスタマイズしたり、ウィジェットを表示したり、セルフィー撮影時はプレビューが見やすくなりました。

Galaxy Z Flip5のフレックスディスプレイでは、音楽の再生コントロールやGoogleマップのインターフェース、カレンダーなどなど、様々なアプリを専用のUIでがっつり表示してくれるほか、かなり細かいカスタマイズが出来る模様。
フレックスディスプレイは「クイック返信」でQWERTYキーボードを表示して文字が打てるのも秀逸ですね。
ヒンジにはGalaxy Z Fold5と同じくデュアルレール構造の「フレックスヒンジ」を搭載しており、ピタッと閉じて耐久性もUPしてます。折りたたんだ時の厚みは15.1mm(前モデルから-2mm)、重さ187g。

フレームはアーマーアルミニウム。
Galaxy Z Flip5のメインディスプレイは6.7インチの有機ELディスプレイ(2,640×1,080)を搭載しており、こちらは前モデルから変化無し。

Galaxy Z Flip5のカメラは広角(12MP)+超広角(12MP)のデュアルカメラとなっており、前モデルから大きな変化はないですが、Galaxy Z Flip5は大きなサブディスプレイを搭載したことでカメラユニットが横並びになりました。
インカメラの有効画素数は10MP。Galaxy Z Flip5はフレックスディスプレイが絶対使いやすい…素敵過ぎる。
Galazy Z Flip5のスペックと仕様まとめ
サイズ | 開く:71.9×165.1×6.9mm 折り畳む:71.9×85.1×15.1mm 187g |
SoC | Snapdragon 8 Gen2 |
メモリ | 8GB |
メインディスプレイ | 6.7インチ 2,640×1,080 Dynamic AMOLED 2X(有機EL) リフレッシュレート:1~120Hz |
フレックスディスプレイ | 3.4インチ 720×748 有機EL Gorilla Glass Victus2 |
ストレージ | 256GB/512GB |
ネットワーク | 5G Wi-Fi 6E Bluetooth 5.3 |
バッテリー | 3,700mAh |
メインカメラ | 広角:1200万画素 超広角:1200万画素 |
インカメラ | 1000万画素 |
カラバリ | ミント グラファイト クリーム(au限定) ラベンダー |
その他 | Gorilla Glass Victus2 フレックスヒンジ IPX8相当の防水性能 急速ワイヤレス充電対応 S-Pen対応 Nano SIM eSIM |
Galaxy Z Flip5のスペックや仕様についてまとめるとこんな感じ。ゴールドっぽいカラー"クリーム"は国内だとau限定(256GB)で発売されます。
Galaxy Z Flip5は物欲の刺激が凄まじくて、フレックスディスプレイが気になる。
Galaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5の価格をキャリア別(ドコモ/au)に比較

Galaxy Z Fold5もGalaxy Z Flip5も日本での発売日は2023年9月1日(金)。国内ではドコモとauから発売予定。※イオシス秋葉店などではSIMフリーモデルが販売中。
キャリア別に価格を比較してみると以下の通りなので、Galaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5が気になるブラザーは参考にどうぞ。
Galaxy Z Fold5の価格

まずは「Galaxy Z Fold5」の価格をドコモ版とau版で比較していきましょう。※いずれも機種変更時の価格です。
ドコモ/auともに「Galaxy Z Fold5 アイシーブルー」は256GBモデルのみで展開され、512GBモデルは"ファントムブラック"のみ。auは1TBの容量もラインナップしています。
ドコモ版:Galaxy Z Fold5の価格
ドコモ版の価格 | いつでもカエドキプログラム 利用時の価格 | |
256GB | 257,400円 | 147,840円 (6,427円×23回) |
512GB | 272,030円 | 161,150円 (7,006円×23回) |
いつでもカエドキプログラム利用時の価格は23か月目に端末を返却した場合の負担額。返却することで24回目の支払いが不要になります。
24回目の支払額は256GBモデルが109,560円。512GBモデルが110,880円。
512GBモデル(ファントムブラック)はオンライン限定です。
#Tips |
ドコモの「いつでもカエドキプログラム」を利用すると、23か月目に端末を返却することで24回目の支払金額が不要になります。そのまま利用し続ける場合は24回目の支払金額が"24回"に再分割され、24回目以降は端末を返却した翌月から支払い不要になります。 |
au版:Galaxy Z Fold5の価格
au版の価格 | スマホトクするプログラム 利用時の価格 | |
256GB | 242,660円 | 142,160円 (初回6,200円+6,180円×22回) |
512GB | 269,300円 | 152,280円 (初回6,640円+6,620円×22回) |
1TB | 298,200円 | 167,460円 (初回7,300円+7,280円×22回) |
スマホ得するプログラムを利用した場合、購入後13か月目~25か月目までに端末を返却すると分割支払金の最終回分が不要になります。
分割支払金の最終回分は、256GBモデルが95,000円。512GBモデルが111,520円。1TBモデルが125,240円。
Galaxy Z Fold5を25か月目以降も使い続ける場合、分割払いの最終回支払い分が24回に再分割されます。
海外版:Galaxy Z Fold5の価格
SIMフリー版の価格 | |
256GB | 259,800円 |
512GB | 279,800円 |
1TB | 319,800円 |
海外版…つまりSIMフリーモデルのGalaxy Z Fold5はイオシス秋葉中央店などで店頭販売が開始されており、価格は上記のとおりです。※上記はイオシス秋葉中央店の価格なので参考程度に。
Galaxy Z Flip5の価格

お次は「Galaxy Z Flip5」の価格について。
こちらもGalaxy Z Fold5と同様にドコモ/auから発売され、ドコモ版は256GBモデルのみがラインナップ。au版はオンライン限定で512GBモデルがラインナップされています。
※いずれも機種変更時の価格。
ドコモ版:Galaxy Z Flip5の価格
ドコモ版の価格 | いつでもカエドキプログラム 利用時の価格 | |
256GB | 160,820円 | 81,620円 (3,548円×23回) |
いつでもカエドキプログラム利用時の価格は23か月目に端末を返却した場合の負担額。返却することで24回目の支払金"79,200円"が不要になります。
1年くらいで買い替える場合も、Galaxy Z Flip5を可能な限り長く使っていく場合も、月々の負担額が減らせるほか、25か月目以降はいつ返却しても支払金が不要になるため、「いつでもカエドキプログラム」はなるべく利用したほうがお得。
#Tips |
ドコモの「いつでもカエドキプログラム」を利用すると、23か月目に端末を返却することで24回目の支払金額が不要になります。そのまま利用し続ける場合は24回目の支払金額が"24回"に再分割され、24回目以降は端末を返却した翌月から支払い不要になります。 |
au版:Galaxy Z Flip5の価格
au版の価格 | スマホトクするプログラム 利用時の価格 | |
256GB | 154,300円 | 77,070円 (初回3,370円+3,350円×22回) |
512GB | 179,900円 | 87,190円 (初回3,810円+3,790円×22回) |
au版はオンライン限定で「512GB(グラファイト)」がラインナップ。
スマホ得するプログラムを利用した場合、購入後13か月目~25か月目までに端末を返却すると分割支払金の最終回分が不要になります。
分割支払金の最終回分は、256GBモデルが71,730円。512GBモデルが87,210円。
Galaxy Z Flip5を25か月目以降も使い続ける場合、分割払いの最終回支払い分が24回に再分割されます。
海外版:Galaxy Z Fold5の価格
SIMフリー版の価格 | |
256GB | 159,800円 |
512GB | 174,800円 |
SIMフリーモデルのGalaxy Z Flip5はイオシス秋葉中央店などで店頭販売されており、価格は上記のとおりです。※上記はイオシス秋葉中央店の価格なので参考程度に。
SIMフリー版のGalaxy Z Flip5はかなり人気で品切れが続いている模様。
発売記念キャンペーンでGalaxy Buds2がもらえる

Galaxy Z Fold5/Galaxy Z Flip5ともに発売記念キャンペーンが開催。
2023年8月22日(火)~9月30日(土)まで、対象販路で「Galaxy Z Flip5(256GB)」または「Galaxy Z Fold5(256GB)」を購入すると、Samsungオンラインショップで使用できる「Galaxy Buds2」引き換えクーポン」がプレゼントされるとのこと。
さらに、予約&応募者全員がもらえる特典も用意され、ドコモは「dポイント5,000ポイント(期間・用途限定)」。
auは「au PAY ギフトカード5,000円分」がもらえるので、ケースやアクセサリ類の購入に充てることもできます。イヤホンが無料でもらえてポイントまで…Samsungさん太っ腹。
#Tips |
au版の「Galaxy Z Flip5(512GB)」または「Galaxy Z Fold5(512GB/1TB)」を予約/購入した人は各機種の差額相当の「au PAY ギフトカード」とGalaxy Buds2引き換えクーポン。 ドコモ版Galaxy Fold5(512GB)を購入した人は差額分の14,000円分のdポイントとGalaxy Buds2引き換えクーポンがもらえる模様。つまり、Galaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5の全モデルが対象です。 |
Galaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5はどっちを選ぶ?

Galaxy Z Flip5はガチで良さそう。
さてさて、気になるSamsungの新型折り畳みスマホ「Galaxy Z Fold5」と「Galaxy Z Flip5」ですが、どっちも良い感じに進化してて魅力的。
国内版の発売日や価格も発表され、価格もダダっとおさらいして…結局どっちを選ぶの?ってところなのですが、用途や目的別にダダっとまとめると以下の通りです。
- Galaxy Z Fold5
- スマホサイズとタブレットサイズを使い分けてマルチタスクを活用したい
- 大画面で映画やアニメ、ゲームを楽しみたい
- 高性能なカメラを使いたい
- サイズと重さは気にならない
- 価格も問題なし
- Galaxy Z Flip5
- スマホをコンパクトに持ち運びたい
- さくっと通知や天気、メールなどを確認したい
- おしゃれな折りたたみスマホが欲しい
- 買いやすい価格で折りたたみスマホを楽しみたい
Galaxy Z Fold3の時に大画面タイプの折りたたみスマホは「重いな…」と感じていたので、今回僕はドコモで「Galaxy Z Flip5」を購入しました。
ドコモ版は背面のdocomoロゴがくそダサいのが難点ですが、Galaxy Z Flip5は折り畳むとさらに小さくなって、軽くて、フレックスディスプレイも絶対使いやすいので…買うっきゃねぇかなと。
Galaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5の国内発売日は2023年9月1日。現在予約受付中なので、気になるブラザーは要チェック。