Beats Studio3 Wirelessのイヤーパッドを自分で交換&修理する方法とHowTo

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たかがイヤーパッド。されどイヤーパッド。

毎日ハードに使い倒してボロボロになったイヤーパッドってテンション下がりますよね。これはヘッドフォンの宿命だから仕方がないのですが、今回はBeats Studio3 Wirelessのイヤーパッドを交換する方法についてシェアです。

僕はbeats Studio3でも、Bose QC35でも、SONY WH-1000XM3でも、ヘッドフォンのイヤーパッドがボロボロになった時はこいつ! と心に決めているブランドがあるのですが、それが「Geekria Beats Studio 3 Wireless用 交換イヤーパッド」。

Geekriaの交換イヤーパッドとは、Beats Solo3のイヤーパッドを交換した時に出会い、Beatsの純正品と遜色ないクオリティ、品質の高さ、評価の高さから、もう最高におすすめな交換イヤーパッドなのです。

beats Studio 3 Wirelessのイヤーパッドを交換する方法について、地齋に交換しながら写真を交えつつ、分かりやすく解説していこうと思うので「Beats Studio3のイヤーパッド交換したいと思ってたんだよ!」ってブラザーはぜひ。

Geekriaは、Beatsでも、SONYでも、Sennheiserでも、Razerでも、色々なメーカーのヘッドフォンに合う交換イヤーパッドを販売しているのでAmazonで検索してみるといいかもしれません。

※Update, Beats Studio3 Wirelessのヘッドバンドを自分で交換/修理する方法についても記載しています。ヘッドバンドもそろそろやばいかも…ってブラザーはこちらの記事もあわせてどうぞ。

目次

Beats Studio3 Wirelessのイヤーパッドを自分で交換&修理する方法とHowTo

Geekria beats Studio 3 Wireless 交換イヤーパッド 付属品

それじゃ、まずは今回使用するGeekriaの交換用イヤーパッドの付属品からチェックしておきましょう。

  • Geekriaの交換用イヤーパッド
  • スリーエムの粘着テープ(スペア)
  • サポートカード
  • プラスチックの工具

付属品は上記4点。付属のプラスチック工具はイヤーパッドとbeats Studio3 Wirelessを取り外す用なんですけど、ディスプレイパネルの互換品なんかでも付属している廉価なやつ。

プラスチックですし、使いにくかったので、僕は小さめのマイナスドライバーで代用しました。※マイナスドライバーを使用する場合は傷つけてしまわないよう慎重に作業しましょう。

微妙に色合いは異なりますが、イヤーパッドのフワフワ感やサイズ、つなぎ目などなど、Beats純正イヤーパッドとGeekriaの互換イヤーパッドの品質に明確な違いはありません。

それが2,000円と少しで買えちゃうなんて…beatsの修理サービスで保証期間外に修理しようとすると2万円以上かかっちゃうので、圧倒的なコスパ。

保証対象外料金保証あり
(Apple Care+)
Beats Studio 3 Wireless28,400円3,700円
Beats Studio 2 Wireless28,400円
Beats Solo Pro24,400円
Beats Studio Pro28,400円

※2023年11月時点の料金。

ほぼ純正品と同じ仕様となるため音質への影響はほぼ無いほか、コスパも最高です。

サイドからも、色合い以外に大きな違いはありませんね。つなぎ目はほつれもなく良い感じ。

Beats Studio3 Wirelessの場合、AppleCare+に加入していれば、3,700円で修理を依頼することもできるので、純正品の品質を求める場合はbeats公式HPもあわせてチェックしていただければ。

Beats Studio 3 Wirelessのイヤーパッドを自分で交換修理する方法

ここからは、beats Studio3 Wirelessのイヤーパッドを交換する方法について、実際に交換しながら、写真や動画を記載しつつ、いくつかのステップに分けてご紹介してきます。

  • 小さめのマイナスドライバー or カード/ピック系のもの
  • 掃除用の無水エタノール or アルコール
  • 交換用イヤーパッド

必要なものは上記の通り。イヤーパッドの交換といっても誰でもできるくらいに簡単です。

手順は「ボロボロのイヤーパッドと粘着テープを外す → イヤーパッドを取り付ける」だけ。イヤーパッド部分は粘着テープでくっついているのでそれを丁寧に外して、掃除して、新しいのをくっつける、といった感じですね。

ぱぱっと気楽にやっちゃいましょう。

Step1:ボロボロのイヤーパッドを取り外す

まずは、beats Studio3 Wirelessのボロボロになったイヤーパッドを取り外していくのですが、おそらく、これが一番厄介。

Beatsシリーズのいイヤーパッドは”スリーエムの強力な粘着テープ”で強力に接着されているので、マイナスドライバーやカード、ピックなどでガシガシ外していきます。粘着テープを削ぐイメージ。これが結構硬いのです。

※指や手を傷つけない用にご注意を。

僕は、粘着テープを半分外したところでガッサーッ! っといっちゃいますが、ヘッドホン本体を傷つけてしまう可能性もあるため、しっかり全面の粘着テープを外してからにしましょう。

慣れていないとヘッドフォン本体の突起を折ってしまう可能性もありますし、手を傷つけてしまうこともあるかもなので、ゆっくり確認しながら作業していくと安心です。

注意したいのは、上の画像、赤丸の位置にある突起を折らないようにすること。

これ、イヤーパッドとヘッドフォンの位置合わせのためにある凸凹なんですけど、上述の通りマイナスドライバーなんかでガシガシやってると折れちゃうことがあるので気を付けましょう。

イヤーパッドの交換に進む前に、注意点をおさらいしておきますね。

  • BeatsのイヤーパッドはUSBポートの有無により形状が左右で異なるため、間違えないようにする。
  • 突起(上画像の赤丸)に合わせると間違えることはない。
  • 突起を折ってしまわないように気を付ける。

Beats Studio 3 Wirelessのイヤーパッドを自分で交換修理する場合に気を付けておきたいトピックは上記の通り。

特に、突起部分の位置合わせを間違えると上手く接着できず、ヘッドフォン本体とイヤーパッドの間に微妙な隙間ができてしまいます。しっかりと確認しておきましょう。

Step2:Beats Studio3 Wirelessを掃除する

Beatsのイヤーパッドを交換する際の注意点についておさらいしたところで。Beats Studio 3 Wirelessの掃除をしておきます。

粘着テープの残骸だったり、汚れだったりをこのタイミングで落としておくと、新品のイヤーパッドがくっつきやすくなりますよ。

きっと、こんな感じで粘着テープが残ってるんじゃないでしょうか? もうこいつは必要ないので、容赦なく取り去ってしまいましょう。ここを雑に行ってしまうと良いことがないのでがっちり丁寧にお掃除です。

僕は無水エタノール & 綿棒のコンビプレイで掃除したのですが、ついでにヘッドフォン全体も掃除しておくと良き。

ヘッドフォンって思ってる以上に汚れやすくて。普段掃除しないよーってブラザーは結構汚れているかと思います。いくら汚れているとはいえ、電子機器ですし間違えても水拭きはしないでくださいね。

#Tips
無水エタノールを使用する場合、掃除した後にしっかり空拭きすること。無水エタノールが残ったまま乾燥させるとプラスチック部分を傷つけてしまうことがあります。

Step3:Geekria Beats Studio3 Wireless用 交換イヤーパッドを取り付ける

さてさて、イヤーパッドの交換作業もついに終盤。あとは、Beats Studio3 WirelessにGeekriaの交換用イヤーパッドを取り付けるだけです。

交換用イヤーパッドの保護シールを剥がす前に、軽く位置合わせをしておきましょう。

USBポート用の”へこみ”が目安。

USB端子のある側のイヤーパッドには”へこみ”があるため、これを目安にすると間違えることもありません。 ステップ2で確認した凸凹と合わせるように位置を確認しておきましょう。

粘着テープの保護シールを剥がし、イヤーパッドとヘッドフォンの位置合わせの凸凹を合わせたら、グイっと圧着させます。1分-2分ほどそのままで。

位置合わせがしっかり出来ていれば、綺麗にくっついてくれると思います。凸凹がかっちり合っていないと明らかに浮いた状態になるので分かりやすいはず。

側面から見て、イヤーパッドとヘッドフォンの間に隙間がなければ無事完了です! お疲れ様でした。

あとはもう片方のイヤーパッドも同じ手順でパパっと交換しちゃいましょう。

Beats Sturio3 Wireless イヤーパッド 交換修理

白いBeatsにはブラックも意外と似合う。

Geekriaのイヤーパッドは様々なカラーがラインナップされているため、Beats Studio3 Wirelessの色と組み合わせて楽しむのもよさそう。

Beats Studio3 Wirelssはヘッドバンドも自分で交換できる

Beats Studio3 Wirelss 折れたヘッドバンド

イヤーパッドを簡単に交換できる”Beats Studio3 Wireless”ですが、実はヘッドバンドも自分で簡単に交換することができます。

(互換ヘッドバンドの価格は3,000円ほど)

つい最近自分でヘッドバンドを交換修理したのですが、ほぼ純正品と同じクオリティで。交換方法もめっちゃ簡単。

Beats Studio3 Wirelessは発売から4年近く経つモデルですし、ヘッドバンドにもガタが来てる…ってブラザーはこの機会に合わせて交換してみるといいかもしれません。

#Beats Studio3 Wirelssのぶち折れたヘッドバンドを自分で交換/修理する方法(おすすめのヘッドバンドはこれ)

ボロボロになったBeats Studio3 Wirelessのイヤーパッドは自分で交換するのもおすすめ

Beats Studio3 Wirelessのイヤーパッドの交換、超絶簡単じゃないですか? 交換のついでにヘッドフォン本体のほうも掃除しておいたので、見た目は新品並みです。

底面には縫い目があるので、イヤーパッドの装着時はこれを上下の目安に。

下から見た場合、イヤーパッドとヘッドフォン本体の隙間に左右差があるのが惜しいところですが…コスパを考えれば気にならないレベルですし、なにより、イヤーパッドの使用感に純正品との違いがほぼほぼ無いというのがGood。

これで2,000円以内…。Beats Studio 3 Wirelessの交換イヤーパッドにはもう少し高い価格帯のものもありますが、正直なところ、自分で他社製のものに交換する時点で品質自体には大した差はなく、価格を考えればこいつで十分。

最後にGeekriaのbeats Studio3 Wireless用交換イヤーパッドの僕のレビューと評価をまとめておきます。

Geekriaのbeats Studio3 Wireless用交換イヤーパッド レビュー&評価

純正品と遜色ないクオリティの互換品。

メリット

  • カラが選べる
  • 圧倒的コスパ
  • 純正品と遜色ない品質
  • いつでも買える

デメリット

  • イヤーパッドとカフの間にわずかな隙間ができることがある
  • 付属の工具が貧弱

評価

品質取り付けやすさふわふわ度信頼性コスパ
AAAAS+
総合評価★★★★★ (5/5点)

※レビューの評価基準についてはこちら

Geekriaの交換イヤーパッドは総じてかなり良い感じ。Beats Studio3 Wirelessのイヤーパッドが壊れたり、WH-1000XM4やその他ヘッドフォンのイヤーパッドに限界が来た場合は100億%リピートするくらいにお気に入りです。

製品の保証が残っている場合はそちらを優先したほうがいいというのは言うまでもないですが…この価格でこの品質は素直に良い仕事してくれてるなぁと。

特にデメリットや音質の影響もないですし、気になるところもなし。強いて言えば、付属の工具が役に立たなかったということと、Beats Studio3 Wirelessの純正品と比べると若干隙間があるということくらい。色味の微妙な違いは、装着してみると全く気になりません。

僕の印象としては、装着感についてもほぼ違いが無いですし、2,000円ちょいの価格を考えれば、かなりお買い得ですね。

Beats Studio3 Wirelessを愛用している人は、大事に使っていてもそろそろイヤーパッドがボロボロになってきた頃合いじゃないですか?

Beats Studio3 Wirelessの “互換品イヤーパッド” はGeekriaのものがおすすめなので、気になる人は早速どうぞ。見違えるように綺麗になるはずです。

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