任天堂スイッチライトをレビュー。スペックは任天堂スイッチと同等なのに軽くて小さい

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任天堂スイッチ ライト レビュー

カジュアルに遊ぶなら最強。

携帯モードに特化した廉価版任天堂スイッチ「任天堂スイッチ ライト」。今から始めても大丈夫か、任天堂スイッチか任天堂スイッチ ライトのどっちを購入すればいいのかで悩んでいる人向けにダダっとレビュー。

とりあえず、声を大にして言いたいのは任天堂スイッチ ライトだからこそのメリットもあるということ。やっぱり、軽くて持ちやすいって素敵です。

※この記事は2020年11月に公開した記事を最新の情報に合わせて加筆&修正したものです。新型任天堂スイッチの発売日も近そうですが、任天堂スイッチライトはコスパ良い。

目次

任天堂スイッチライトをレビュー。スペックは任天堂スイッチと同等なのに軽くて小さい

パッケージもコンパクト。

ニンテンドースイッチライトは、携帯モードに特化し、よりコンパクトなボディと買いやすい価格を実現した任天堂スイッチの廉価モデル。

※レビューで記載している写真は実物の任天堂スイッチライトと若干色味に違いがありますので、そのあたりはご容赦を。本物はもう少し緑っぽい。

付属品は、スタートガイド、任天堂スイッチ ライト本体、USB Type-CのACアダプタ(15V/1A)。

任天堂スイッチに付属するAC電源アダプタは「USB Type-C」が採用されており、最大出力は15W。一応スマホなども充電できますが、その場合は5Wでした充電できません。

任天堂スイッチライト ギャラリー

任天堂スイッチ ライトの基本的なデザインは任天堂スイッチの"携帯モード"を踏襲したものになっており、ぱっと見で分かる違いといえば、分離していた左ボタンが懐かしの"十字ボタン"になったくらい。

Tips

任天堂スイッチ ライトには冷却ファンが搭載されており、負荷がかかると内部のファンが回転し、本体内部に溜まった熱気を上部の通気口から排出する仕組みです。任天堂スイッチと同様に熱は持ちますが、動作音はほぼしません。

任天堂スイッチとボディサイズは異なるものの、ボタンはほぼ同じ間隔で配置されており、左側はスクリーンショットボタンが少し離れた位置に。右側はホームボタンが少し離れた位置に配置されています。

テーブルモードで使用できるスタンドは非搭載。

ちなみに、実際に任天堂スイッチ ライトを手に持ってみるとこんな感じ。

大人だと余裕で片手で持てるサイズ感で、こんなにもコンパクトなのに任天堂スイッチとディスプレイサイズを比較すると0.7インチの差。

任天堂スイッチライトはmicroSDカードスロットを搭載しており、microSDカードの対応規格は、microSD(~2GB)、microSDHC(4GB~32GB)、microSDXC(64GB~2TB)。

市販のmicroSDであればほぼほぼ対応しており、microSDXCであれば"64GB~2TBまでのデータ"を保存可能です。

※microSDXCのメモリーカードを使用するにはインターネットに接続して本体を更新する必要があります。

任天堂スイッチライトはどれくらい快適に遊べる?

携帯モードの手軽さは任天堂スイッチよりも良いかも。

次は、任天堂スイッチ ライトの使用感やゲームをどれくらい快適に遊べるのか?について。まず、僕が任天堂スイッチ ライトを試してみて感じたのは「めっちゃ軽い」こと。

これがまたほんとに軽くて。1時間くらいゲームしたくらいでは全然疲れないのです。

画面サイズも大きすぎず、小さすぎずでちょうどいい感じ。本音を言えば1,920×1,080ピクセルくらいは欲しいところなんですけど、それを感じさせないほどに綺麗で見やすい液晶ディスプレイになっていました。

軽いので、疲労感も感じにくいですし、なによりも手首が疲れにくい。僕は任天堂スイッチを携帯モードで遊ぶことが多かったんですけど、任天堂スイッチだと重くて。割と疲れがちだったっていう。

上述の通り、画面も見やすいですし、任天堂スイッチ ライトは携帯モードに特化している分、軽くて、コンパクトで取り回しが良い。

Tips

重さは、Nintendo Switch Liteが"約275g"、Nintendo Switchが"約398g"。

Bluetoothコントローラーも使える

任天堂スイッチ ライトはBluetooth接続のコントローラーが使えるのも大きなメリットのひとつ。ジョイコンやプロコンのほか、サードパーティー製のBluetoothコントローラーも使用することができます。

※ジョイコンは"コントローラーの持ち換え"からペアリングボタン長押しで接続可能。

任天堂の純正充電スタンドにも対応しているため、画面は小さめですが...コントローラーを繋いで任天堂スイッチの"テーブルモード"みたいな使い方も可能です。

もちろんプロコンも使える

任天堂スイッチ プロコン HD振動 バイブレータ 修理

任天堂スイッチ ライトがジョイコンとペアリングできるということは...もちろんBluetooth 3.0で接続するProコンにも対応。

公式HPでは明記されてないですが、ワイヤレス接続ができるNintendo Switch Proコントローラーも任天堂スイッチ ライトと接続して遊ぶことが出来ます。

任天堂スイッチライトにはスタンドがないので、相性はあまり良くないですが、スタンドを購入することで"ある程度"快適に遊ぶことができるかなと。

TVモードが一切使用できないのはデメリット

これは結構大事なことなので改めて。任天堂スイッチは映像の外部出力に対応しておらず、TVやモニターに映像を映すことはできません

写真の通り、Nintendo Switch ドックにも差し込めず。変換アダプタでも出力できず。任天堂スイッチライトをモニターに出力するため、HDMI変換アダプタやUSB-C to USB-Cなどで試してみたのですが、映像の外部出力は一切できませんでした。

携帯モードだけで問題ないのであれば、全力で任天堂スイッチ ライトをおすすめですが、もし、TVモードで大画面でゲームを遊びたい...って気持ちが少しでもあるなら、任天堂スイッチを購入したほうが幸せになれるかもです。

任天堂スイッチについては以下の記事もぜひ参考に。

どっちを買うべき?任天堂スイッチと任天堂スイッチライトを比較

せっかくなので、任天堂スイッチ ライトとの違いもさらっと比較しておきましょう。

任天堂スイッチがTVモードも携帯モードも遊べるハイブリッド。任天堂スイッチ ライトが携帯機に特化しており、任天堂スイッチと任天堂スイッチ ライトのスペックや違いを比較すると以下の通りです。

スペックの比較表
Nintendo SwitchNintendo Switch Lite
価格29,980円+税19,980円+税
サイズ102×239×13.9mm
約398g

91.1×208×13.9mm
約275g
ディスプレイ6.2インチ
1,280×720 HD
5.5インチ
1,280×720 HD
プレイモードTVモード
テーブルモード
携帯モード
携帯モード
HD振動/モーションIRカメラ×
Joyコン
Nintendo Switchドック
×
バッテリーライフ約4.5 - 9.0時間約3.0時間 - 7.0時間
テーブルモード用のスタンド×
MicroSDカード対応対応
Bluetoothコントローラー対応対応

画面サイズは異なりますが、1,280×720ピクセルのHD画質というのはどちらの任天堂スイッチも同じ。携帯モードでの仕様にはほぼほぼ違いがありません。

むしろ、小さくて軽いぶん'携帯モード"では任天堂スイッチ ライトのほうが有利ですね。

任天堂スイッチと任天堂スイッチライトの比較画像

画面サイズは任天堂スイッチが6.2インチ、任天堂スイッチが5.5インチとなっており、コンパクトなぶん圧倒的に持ちやすいのは任天堂スイッチ ライト。

基本的なフォームファクターの位置は同じで、排気口は任天堂スイッチライトのほうが大きめ。L/R(ZL/ZR)ボタンのサイズはいずれも同じですが、より臨場感のある音を楽しめるのは任天堂スイッチかも。

がっつり遊びたい人は任天堂スイッチ、気軽に持ち運びたい人は任天堂スイッチ ライト

任天堂スイッチと任天堂スイッチ ライトを簡単に比較してみましたが、要点をまとめると以下の通り。

  • 家でも外でもがっつり遊ぶなら任天堂スイッチ。価格は高くなるけど、機能面・性能面で優れる
  • いつでも持ち運び、カジュアルに遊べるのは任天堂スイッチ ライト。価格を考えると、めちゃお得に任天堂スイッチを始められる

任天堂スイッチと任天堂スイッチ ライトの価格差は1万円。

ゲームへの没入感、TVモードの快適さ、バッテリーライフなどを含め、僕は任天堂スイッチをおすすめしたいですが、任天堂スイッチ ライトのお得な価格、そして取り回しの良さも捨てがたいかなと。

任天堂スイッチと任天堂スイッチライトで悩んだ時は、ひとまず価格や機能は置いておいて、自分のプレイスタイルを考えて選んでみるといいかもです。

任天堂スイッチ ライトのスペック

サイズ縦91.1mm×横208mmx厚さ13.9mm
約275g
画面静電容量方式タッチスクリーン
5.5インチ、1,280×720ピクセル
CPU/GPUNvidia製 カスタムTegraプロセッサー
本体ストレージ
(容量)
32GB
※microSD/microSDHC/microSDXCカード対応。
最大2TB
通信機能無線LAN(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac準拠)
Bluetooth 4.1、NFC
映像出力非対応
充電USB Type-C
センサー加速度センサー
ジャイロセンサー
内蔵バッテリー3,570mAh
連続稼働:約3~7時間
充電時間:約3時間

任天堂スイッチ ライトのスペックは上記の通り。ディスプレイに関しては、任天堂スイッチとサイズが異なるだけで解像度は同じです。

カラバリは、イエロー/グレー/ターコイズ/コーラルの4色。

本体容量、バッテリー容量ともに十分な容量を備えていますが、上述の通り、任天堂スイッチライトは映像の外部出力には一切対応していないので、携帯機として割り切って考える必要があります。

レビューまとめ!持ち運ぶなら任天堂スイッチ ライトは良い選択肢になりそう

任天堂スイッチライトについてダダっとレビューをお届けしてきましたが、TVモードが無くても問題ない人は任天堂スイッチライトを選ぶのがおすすめ。

ごろごろしながらゲームをしたり、どこかに持ち出して遊んだり、持ち運ぶ前提であれば、圧倒的に任天堂スイッチ ライトのほうが取り回しは良いかなと。軽いし、小さいし、それなのにディスプレイの画質は同じ。可愛いカラーがラインナップされてるのも嬉しい。

任天堂スイッチライト レビュー&評価

2024年現在も携帯機としては至高。

メリット

  • 小さい、軽い、持ちやすい
  • カラーが可愛い
  • 疲れにくいのでゴロゴロしながらゲームをするのに向いている
  • 意外に電池持ちが良い
  • 性能を考えればコスパも良好

デメリット

  • TVモードに非対応
  • スタンドが無いのでBluetoothコントローラーを使いにくい
  • 落とすとすぐ壊れちゃいそう
性能
機能
持ち運びやすさ
デザイン
コスパ
総合評価

※レビューの評価基準についてはこちら

任天堂スイッチ ライトの僕のレビュー・評価をまとめるとこんな感じ。

TVモードが一切遊べない、スタンドを搭載しないなど、いくつかの制限があるため、機能の評価は低めですが、性能はなかなかに良い感じ。これだけのダイエットを実現しておきながら、任天堂スイッチの携帯モードと同じ体験が得られるのは大きなメリットです。

とにもかくも、任天堂スイッチ ライトについて1つだけ確かなことは、TVモードが無くても良い人は、2万円と少しで人気ゲームを軒並み体験できるということ。(あつ森とか、ポケモンとか、モンハンとか)

任天堂スイッチライトは、名前に冠すとおり"ライトなユース"におすすめです。任天堂スイッチについては以下の記事も参考にどうぞ。

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