耳を塞がない快適さ。SOUNDPEATS GoFree2をレビュー。LDAC対応で高音質な開放型ワイヤレスイヤホン

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開放型とは思えない豊かで低音強めな音質。

SOUNDPEATSより、LDAC対応で高音質なオープンイヤー型イヤホン「SOUNDPEATS GoFree2」をご提供頂いたので、実機でがっつり音質や使用感を試しつつ、レビューをお届け。

このイヤホンの最も大きな特徴は、耳を塞がない開放型でLDAC対応。16.2mmのダイナミックドライバーを搭載するため、周囲の音も聞きつつ、素敵な音質で音楽を楽しむことができます。

目次

高音質な開放型ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS GoFree2」をレビュー

SOUNDPEATS GoFree2 パッケージ

SOUNDPEATS GoFree2は、快適さとCDを超える高音質の両立を実現した”開放型”の耳を塞がないワイヤレスイヤホン。

片耳9gと軽量なほか、耳にあたるイヤーフックは柔らかいシリコン素材なので装着感も軽くて快適。16.2mmのダイナミックドライバーを搭載し、独自設計のラムダ型音響空間2.0と低音補強アルゴリズムにより、低域が強化されており、しっかり音質にもコミットしてくれてます。

Soundpeats GoFree2の特徴
  • 耳を塞がない開放型のワイヤレスイヤホン
  • 16.2mmのダイナミックドライバーを搭載
  • 独自設計のラムダ型音響空間2.0と低音補強アルゴリズムで低域を強化
  • 最大2台までのマルチポイント接続
  • イヤホン単体で最大9時間、ケース込みで最大35時間の連続再生
  • VGP2024で金賞を受賞
  • 定価は7,880円

SOUNDPEATS GoFree2について知っておきたいトピックは上記の通り。

SOUNDPEATS GoFree2 付属のUSB Type-Cケーブル
SOUNDPEATS GoFree2 取扱説明書

パッケージにはSOUNDPEATS GoFree2本体と、充電用のUSB Type-C端子、取扱説明書が付属します。

軽くて快適な装着感。SOUNDPEATS GoFree2のデザイン

SOUNDPEATS GoFree2 充電ケースを開いた状態
充電ケースは幅広でイヤホンを取り出しやすい形状。

ここからはSOUNDPEATS GoFree2のデザインについて。開放型のワイヤレスイヤホンなので、充電ケースは一般的なワイヤレスイヤホンよりも大きめで、サイズは84.4×65.3×28.9mm。重さは約71g。

SOUNDPEATS GoFree2 充電ケースを正面から見た状態
充電ケースの正面
SOUNDPEATS GoFree2 充電ケースを側面から見た状態
充電ケースの側面

充電ケースの正面には充電状態を表すLEDインジケーターが搭載。

SOUNDPEATS GoFree2の充電端子 USB Type-C

背面には充電用のUSB Type-C端子を搭載しており、充電ケースは2時間でフル充電。イヤホンは1.5時間で充電可能です。

SOUNDPEATS GoFree2 充電ケースのロゴ

充電ケースはざらざらとしたマットな質感になっていて、石っぽいテクスチャの見た目も高級感があってGood。SOUNDPEATSのロゴは光を反射する鏡面仕上げになっています。

SOUNDPEATS GoFree2 イヤホン本体のデザイン

お次はイヤーバッズ本体のデザインについて。質感は充電ケースと統一されていて、タッチパネルを搭載する”SOUNDPEATSロゴ”は鏡面仕上げ。

SOUNDPEATS GoFree2 音を出すスピーカー
SOUNDPEATS GoFree2 イヤホン側面の通気孔

イヤホンの背面には充電するための接点と音を鳴らすためのスピーカー。側面には金属メッシュの通気孔が設けられています。

SOUNDPEATS GoFree2 左右の印字
充電端子部分にはL/Rの印字があるので左右の見分けも出来る。

SOUNDPEATS GoFree2は耳にかかる”イヤーフック”に柔らかいシリコン素材が採用されており、片耳9gという軽さも相まって、装着感は非常に快適。

開放型イヤホンは耳を塞がず外耳道を開放できるため、耳のトラブルを回避し、周囲の音も自然に聞けるというメリットもあります。

GoFree2のタッチパネル操作について

SOUNDPEATS GoFree2はイヤホン本体の”SOUNDPEATSロゴ”部分にタッチパネルを搭載しており、タップや長押しで様々な操作をすることができます。

主な操作方法は以下の通り。

SOUNDPEATS GoFree2の操作方法

電源オン自動:充電ケースを開く
手動:タッチボタンを約1.5秒長押し
電源オフ自動:イヤホンを充電ケースに入れてフタを閉じる
手動:タッチボタンを約10秒長押し
再生/一時停止任意側イヤホンのボタンをダブルタップ
音量を下げる左側イヤホンのボタンを1回タップ
音量を上げる右側イヤホンのボタンを1回タップする
曲送り右側イヤホンのボタンを約1.5秒長押し
曲戻し左側イヤホンのボタンを約1.5秒長押し
電話を受ける/切る任意側イヤホンのボタンをダブルタップ
受信拒否任意側イヤホンのボタンを約1.5秒長押し
通話切替任意側イヤホンのボタンを約1.5秒長押し
※通話中
手動でペアリング任意側イヤホンのボタンを約6秒長押し
音声アシスタント右側イヤホンのボタンを3回連続でタップ
ゲームモードオン/オフ左側イヤホンのボタンを3回連続でタップ

SOUNEPEATS GoFree2のタッチパネルはレスポンスが良くて、操作性も良好。

何かしらの問題が起きた場合、左右のイヤホンを充電ケースにセットした後、一度蓋を閉じて再び開き、左右のイヤホンを同時に10秒間押し続けることで手動でリセットすることもできます。

2台のデバイスをマルチポイント接続する方法

SOUNDPEATS GoFree2は最大で2台のデバイスのマルチポイント接続に対応していることも大事なトピック。※SOUNDPEATSアプリで”マルチポイント機能”をONにする必要があるのでご注意を。

マルチポイント接続の方法は以下の通り。

  1. イヤホンが電源オンの状態でAデバイスとペアリングする。
  2. AデバイスのBluetooth機能をオフにする
    • イヤホンペアリングモードに入る。
  3. 次にBデバイスとペアリングする。
  4. Bデバイスとのペアリングが完了した後、AデバイスのBluetooth機能をオンにしてもう1回ペアリングする

マルチポイント接続する方法はほかのSOUNDPEATSイヤホンと同じ。1回目に手動で2台のデバイスとペアリングすると、2回目以降は自動でBluetooth接続してくれますよ。

Tips

マルチポイント接続時は高音質コーデック”LDAC”を利用できなくなるため、音質を重視する場合は単体で接続しておくのがおすすめ。

開放型なのに素敵過ぎる音質を試してみる

GoFree2を装着した状態。めっちゃ快適。

それじゃ、ここからはSOUNDPEATS GoFree2の音質や使用感について、実機でじっくり聴きながらレビューをお届けです。

音質を試すために視聴するのはいつものレビュープレイリスト。SOUNDPEATS GoFree2は高音質コーデック”LDAC”に対応するため、コーデック:LDAC、Galaxy Z Flip5の組み合わせで視聴していきます。

GoFree2の音質は開放型と思えない豊かな低音が特徴

SOUNDPEATS GoFree2の音質で特徴的なのは、ドンシャリ傾向で、開放型とは思えない豊かな低域と高い解像度。

低域は、聴いた瞬間にがっつり分かるくらいに独自設計の”ラムダ型音響空間2.0″と低音補強アルゴリズムによる恩恵が効いていて、LDACコーデックの情報量の多さも感じられ、耳の外側で音が鳴るのでどちらかというと、ヘッドホンで聴いている時に近い感覚。それでいて周囲の音までしっかり聞ける”開放感”もメリットかなと。

例えば、ビリー・アイリッシュの”bad guy”はベースが唸るように響く低音が特徴的な楽曲ですが、しっかり低音も際立てせてくれる印象で、ボーカルやコーラス、メロディーラインの音も分離して邪魔せず鳴ってくれます。ボーカルもクリア。

開放型という形状上、音の定位感や解像度はもう一声…といった感じですが、それでも、開放型でこの音質はもう”抜群”という表現がぴったり。楽曲によっては、スネアドラムが前に出すぎて音の輪郭がぼやけたり、2KHz~4KHzあたりにあるピークが耳に刺さるように感じる人もいるかもですが、これは好みの問題ですね。

開放型でこの音質は…素敵過ぎる。

SOUNDPEATS GoFee2の周波数特性を計測してみる

SOUNDPEATS GoFree2 周波数特性

せっかくなので、SOUNDPEATS GoFree2の周波数特性も計測。ここでも低音補強アルゴリズムの効果が顕著に出ていて、低音域はググっと盛り上がり、2Khz~4KHzあたりにピークがあるドンシャリ傾向。

概ね、実際に聴いていて感じる音に近い計測結果でした。一般的なイヤホンの周波数特性では稀な低音域の上がり方をしてますが、開放型だと低音が軽くなってしまうことを考慮して、しっかりチューニングされた良いイヤホン。ギターソロとかもめっちゃよく際立って聴けます。

Tips

周波数特性とは、入力電圧を一定にした状態で周波数を変化させた時に出力される音圧がどのように変化するかを表したもの。

グラフの見方としては、ざっくり200Hz以下が低音域、200Hz~700Hzが中低音域、700Hz~3KHzが中高音域、3KHz~7KHzが高音域、7KHz以上が超高音域。環境や機器で計測結果は異なるため参考程度に。

SOUNDPEATS GoFree2のスペック

名称SOUNDPEATS GoFree2
サイズ
(イヤホン)
49.84×38.56×22.24mm
約9g
サイズ
(ケース)
84.4×65.3×28.9mm
約71g
形状オープンイヤー型
耳掛け
ドライバー16.2mm
ダイナミックドライバー
再生周波数帯域20Hz-40KHz
対応コーデックAAC/SBC/LDAC
接続ワイヤレス
Bluetooth 5.3
Bluetooth
プロファイル
A2DP 1.3、AVRCP 1.6
HFP 1.7、SPP 1.2、GATT
バッテリー単体:9時間
ケース込み:35時間
その他USB Type-C
マルチポイント接続
IPX5等級の防水性能
ENC 通話ノイズリダクション
低遅延ゲームモード
価格7,880円

SOUNDPEATS GoFree2は高音質でながら聴きしたい人におすすめな開放型イヤホン。ランニングや筋トレ用に最適

SOUNDPEATS GoFree2のデザインを写真で眺めつつ、スペックや機能、特徴をおさらいしつつ、音質を試しつつレビューしてきましたが、最後に僕のレビューと評価をまとめておきます。

SOUNDPEATS GoFree2 レビュー&評価

開放型でランニングや筋トレに最適なイヤホン。

メリット

  • LDAC対応&開放型とは思えない低音豊かで素敵な音質
  • 単体9時間の十分な電池持ち
  • 自然で軽い装着感
  • 優れたコスパ

デメリット

  • 開放型なので定位感はぼちぼち
  • 耳に掛ける位置次第で音質が大きく変わる
音質
機能
装着感
音の解像度
コスパ
総合評価

※レビューの評価基準についてはこちら

SOUNDPEATS GoFree2の僕のレビューと評価をまとめるとこんな感じ。担当者さん曰く、過去一か月で1万点以上購入されたSOUNDPEATS GoFree2の音質や装着感はガチ。

開放型とは思えない豊かな低音は聴いていて気持ち良いですし、ずっと着けてられるくらい装着感も軽くて。IPX5等級の防水性能を備えているので、ランニングなんかでもがっつり活躍してくれます。走ったくらいでは外れない安定感。

“ながら聴き”にも最適なイヤホンなので、気になっていた人はこの機会にぜひ。開放型ではないですが、もっと音質にコミットしたい…って人はSOUNDPEATS Opera05もおすすめです。

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