圧迫感ゼロ。
2024年11月25日に発売されたSOUNDPEATSのオープンイヤー型イヤホン「SOUNDPEATS CC」ですが、製品をご提供頂いたので、使用感や音質を試しつつ、ダダっとレビューをお届けです。
SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホンの価格は7,280円。※Amazonブラックフライデーセールで7280円 → 6188円。さらにクーポン適用で5625円。レビューの最後に記載しているクーポンをレジに進んで適用すると5316円。ガチでお得。
ちょうどブラックフライデー期間中でお安くなっているほか、記事の最後ではお得なクーポンも記載しているので、気になっていた人はこの機会にお試しあれ。
SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホンをレビュー。抜群の装着感と音質が特徴のワイヤレスイヤホン
SOUNDPEATS CCは、耳への圧迫感がほぼゼロで、羽のように軽いイヤーカフ型イヤホン。
何度も試作を重ねて快適なフィット感を実現したとのことで、肌に触れるすべての部分にはシリコン素材を採用(本体の70%を占める)。柔らかくて耳が痛くならず、形状記憶合金を採用することで安定感もありつつ、優れた耐久性も備えているのが特徴です。
SOUNDPEATS CCの元の名前は”PealClip Pro”ですが、形状がアルファベットのCに似ていることから、読みやすく覚えやすいようにこの名前になったとのこと。パッケージやBluetoothに表示される名前は”PealClip Pro”になっていますが、SOUNDPEATS CCで覚えておくと良き。
イヤホン(片側)の重さは約5g。
SOUNDPEATS CCは、12mmのデュアルダイナミックドライバーを搭載しているため、繊細で歪みの無いサウンドとオープンイヤー型とは思えない低音が特徴の音質。開放感を重視しつつ、音質にもコミットしたい人には最適すぎるイヤホンです。
SOUNDPEATS CCの付属品は、イヤホン本体、充電ケーブル、それとユーザーガイド(取扱説明書)。※ユーザーガイドはパッケージの蓋側にぴったり入ってるのでお忘れの無きよう。
3Dオーディオに対応したムービーモード、0.06秒の低遅延ゲームモード、急速充電、マルチポイント接続…エトセトラ。地味に左右を気にしないでケースに収納できるのも嬉しい。
左右逆に収納した後にステレオテストも試してみましたが、ちゃんと正常に左右を認識してくれてました。賢い。
SOUNDPEATS CCは、アルゴリズムに基づいて楽曲のジャンルや音量に合わせて最適な音質に自動調整してくれる「ダイナミックEQ」に対応。PeatsAudioアプリとイヤホンのファームウェアを最新バージョンに更新することで利用可能です。
ちなみに、SOUNDPEATS CCの電池持ちは、イヤホン単体で最大6時間。ケース込みで最大24時間。※コーデックAACで通常モードの場合。
10分の充電で最大2時間の連続再生が可能な急速充電にも対応しているので、外出前に充電忘れてた!って時も安心です。
SOUNDPEATS CCの操作方法について
SOUNDPEATS CCの操作方法は上記の通り。タッチパネルのレスポンスが良すぎるので、慣れないうちは位置調整の時にちょこちょこ操作しちゃうかも。
SOUNDPEATS CCの操作方法 | |
---|---|
再生/停止/通話の応答 | 左右どちらかを2回タップ |
音量を下げる | 左イヤホンを1回タップ |
音量を上げる | 右イヤホンを1回タップ |
前の曲へ | 左イヤホンを1.5秒長押し |
次の曲へ | 右イヤホンを1.5秒長押し |
モード切替 (ノーマル/ゲーム/ムービー) | 左イヤホンを3回タップ |
音声アシスタント | 右イヤホンを3回タップ |
電源オフ | 左右どちらかを10秒長押し |
SOUNDPEATS CCをリセットする方法
イヤホンをケースに戻し、ケースの蓋を開いた状態でケース前面のボタンを”10秒長押し”することでリセット。
イヤホンをケースに戻し、ケースの蓋を開いた状態でケース前面のボタンを”3秒長押し”すると手動ペアリングすることもできます。
普通のイヤホンと変わらない音質(むしろ良い)
SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホンの音質についてですが、独自のチューニング技術により、同価格帯のイヤーカフイヤホンを大きく凌駕するクリアで迫力のあるサウンドを実現…と謳っているとおり、これは結構ガチ。
12mmのデュアルダイナミックドライバーを搭載しているため、シングルマグネットドライバよりもパワフルで繊細なサウンド。低音もばっちり出ていて、音場も広く、歪みの少ないクリアなサウンドを楽しめます。
※SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホンの音質を試した環境は、デバイスがiPhone 15、コーデックはAAC。ダイナミックEQ:オン、視聴したのはいつものプレイリスト。
SOUNDPEATS CCの音質は、開放型とは思えないくらい繊細なサウンドが特徴で、Lady GagaのBad Romanceなど、シンセサイザーがぐいぐい鳴ってる楽曲もベースラインからハイハットの刻む音、ボーカルも、コーラスも、バランスよく聴けるかなと。
当然、イヤーカフ型なので、ちゃんと装着できているかどうかで音質はかなり変わるのはある意味デメリットでもありますが、やっぱり装着感が優れるのはなによりもメリットです。ほんとずっと付けてても疲れない。
SOUNDPEATS CCは、開放型の苦手な低音域の表現もしっかり工夫されていて、Radiohead – Creepの特徴的なギターのバッキングとか、ものすごく気持ちよく聴けました。ダイナミックEQが強い。
SOUNDPEATS CCの周波数特性を計測してみる
SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホンの周波数特性を計測してみるとこんな感じ。
開放型なので、弱くなりがちな低音域にピークがあり、中音~高音域にかけて滑らかにピークを持たせつつ比較的フラット寄りな音質。(ダイナミックEQを使用しているため、低音は強めですが、GoFree2と比べるとだいぶフラット寄りな音質)
超高音域帯は徐々にフェードアウトしていますが、GoFree2も似たような傾向だったので…これは開放型イヤホンの特性かも。実際に音楽を視聴した時の印象とも概ね一致してます。
SOUNDPEATSのオープンイヤー型イヤホン「GoFree2」については上記の記事もあわせてチェックしてもらえればと思いますが、僕がレビューで用いる”周波数特性の計測方法”についてはレビュー評価基準のページからどうぞ。
SOUNDPEATS CCは開放型の弱点を補いつつ、とてもバランスの良い音質してます。
周波数特性とは、入力電圧を一定にした状態で周波数を変化させた時に出力される音圧がどのように変化するかを表したもの。
グラフの見方としては、ざっくり200Hz以下が低音域、200Hz~700Hzが中低音域、700Hz~3KHzが中高音域、3KHz~7KHzが高音域、7KHz以上が超高音域。環境や機器で計測結果は異なるため参考程度に。
ASMRも気持ち良く聴けたのは予想外
SOUNDPEATS CCはオープンイヤー型なので、ASMRの視聴には適していないかと思いきや,,,想像以上にリアルな音質でASMRが楽しめたのも予想外。
イヤーカフ型ということもあり、寝ホンには向かないですが、圧迫感がゼロで解放感があるため、ASMRも快適に視聴できます。
ものすごく個人的な事ですが…SOUNDPEATS CCは、アンプ無しでギターを弾く時にガチでちょうど良いイヤホン。音量10%~20%くらいだと抜群に良い感じでギターの生音を聴きつつ弾けます。
圧迫感ゼロで眼鏡に干渉しないから装着感も良い
さて、お次はSOUNDPEATS CCの装着感についてですが、何度も試作を重ねて完成されただけあり、ずっと付けていられるくらいに抜群の付け心地。
膨大な耳のデータに基づいて設計されたイヤホンの挟む角度、強さによってほとんどの耳の形にフィットし、安定した装着感を実現してくれています。
SOUNDPEATS CCを装着したままランニングしてみましたが、簡単にズレてしまうようなこともなかったので、運動用にもおすすめできるかなと。
一般的な開放型イヤホンと異なり、SOUNDPEATS CCは耳の上部を塞がないので、眼鏡やサングラスと干渉しないのも嬉しい。
普通のオープンイヤー型イヤホンと比べても装着感は遥かに軽い
せっかくなので、オープンイヤー型イヤホン「SOUNDPEATS GoFree2」とも簡単に比較。ぱっと見でもわかる通り、サイズ感は全然違っていて、イヤホン(片側)の重さはCCが5g、GoFree2が9g。
ケースのサイズも一回り以上違うので、快適に持ち歩けて、カジュアルに音楽を楽しめるのはSOUNDPEATS CC。GoFreeはさらに大口径のダイナミックドライバーを搭載していて、耳掛けがあるぶん、装着時の安定感があります。
開発ストーリー
近年高まる「耳を塞がない快適なリスニング体験」を求める声に応え、オープンイヤー型イヤホンの潜在的な市場性に着目して徹底的な市場調査を行いました。その結果、オープンイヤー型が今後のイヤホン技術の発展トレンドになると確信し、2023年11月に画期的な耳掛け式オープンイヤーイヤホン「GoFree2」を開発しました。
発売後わずか一週間で一万台以上を売り上げ、ブラックフライデーではAmazonランキング1位を獲得するなど、大きな注目を集めました。
「GoFree2」の成功を受け、SOUNDPEATSはさらなる進化を目指し、新たなチャレンジを開始しました。
多くのメガネやマスクを着用するお客様からの声を受け、SOUNDPEATSの開発チームは、これらのユーザーのニーズに特化したイヤーカフ型イヤホン「CCイヤーカフイヤホン」を開発しました。
従来のイヤホンが抱える耳への圧迫感やメガネとの干渉といった問題を解消し、「耳を塞がない開放感」「メガネやマスクとの高い親和性」「軽量設計」「高音質」「ファッション性」を兼ね備えています。
SOUNDPEATS 公式
SOUNDPEATS CCのスペックと仕様
製品名 | SOUNDPEATS CC (SOUNDPEATS PearlClip Pro) |
形状 | イヤーカフ型 ワイヤレス |
サイズ (イヤホン/片側) | 31.34×14.69×29.05mm 約5g |
サイズ (ケース) | 72.21×24.15×45.53mm 約47g |
素材 | ニッケルチタン形状記憶合金 シリコン |
ドライバー | 12mm デュアルダイナミックドライバー |
再生周波数帯域 | 20Hz – 20KHz |
対応コーデック | AAC SBC |
通信 | Bluetooth 5.4 |
バッテリー | 単体:6時間 ケース込み:24時間 |
その他 | USB-C ゲームモード(遅延0.06s) ムービーモード 通話用ノイズキャンセリング IPS5の防水 VGP2025 金賞 |
価格 | 7,280円 |
SOUNDPEATS CCのスペックと仕様については上記のとおり。
これだけ抜群の装着感と優れた音質を備えていて、7,280円は…強い。セール時だともっとコスパすごい。
レビューまとめ!音質と開放感を重視する人に「SOUNDPEATS CC」はおすすめかも
さてさて、SOUNDPEATSのイヤーカフ型イヤホン「SOUNDPEATS CC」についてダダっとレビューをお届けしてきましたが、最後に僕のレビューと評価をまとめておきます。
イヤーカフ型なだけあって解放感は抜群。少しだけ装着には慣れがいるかもですが、慣れちゃえば快適にベストな位置に装着できるようになります。
SOUNDPEATS CC レビュー&評価
装着感の軽さはガチ。
メリット
- イヤーカフ型で最高の解放感
- 開放型とは思えない音質
- 主張しすぎないデザイン
- 抜群のコスパ(特にセール時)
デメリット
- タッチの反応が良すぎて、ちょっと触れただけで操作しちゃうことがある。
- 位置調整に慣れがいるかも。
- 付加機能は少なめ。
音質 | |
機能 | |
装着感 | |
デザイン | |
コスパ | |
総合評価 |
※レビューの評価基準についてはこちら。
SOUNDPEATS CCの僕のレビューと評価をまとめると上記の通り。最近は様々なメーカーがオープンイヤー型のイヤホンをラインナップしていますが、SOUNDPEATS CCは、装着感と解放感、音質、そして価格のバランスが秀逸。
GoFree2で培った経験値をがっつり生かし、開放型の弱点をしっかりカバーしてるなと。SOUNDPEATS CCは普通のイヤホンだと実現できない解放感で音楽を楽しめるので、イヤーカフ型にハマりそうです。
(SOUNDPEATS CCのASMRが思いのほか良かったから…個人的にASMR特化のイヤホンとか出してくれたら最高)
5%オフで購入できるクーポンコード
最後になりますが、SOUNDPEATSより、Amazon商品ページに記載されているクーポンと併用できる5%オフクーポンを用意してもらったので、こちらもぜひご活用を。
SOUNDPEATS CC 5%オフクーポン | |
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クーポンコード | SPCCPPRM136 |
有効期限 | 2024年11月27日(水)0時~ 2024年12月31日(火)23時59分まで |
割引率 | 5%オフ |
他のクーポンと併用 | 〇 |
クーポンはAmazon専用。カートから購入手続きに進んだ後、クーポンコードを入力することで使用可能です。
※SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホンは、Amazonブラックフライデーセールで7280円 → 6188円。さらにクーポン適用で5625円。レビューの最後に記載しているクーポンをレジに進んで適用すると5316円。
SOUNDPEATS CCの価格は7,280円。発売されたばかりの新型モデルですが、ちょうど今ならAmazonブラックフライデーセールでお安く購入できるので、この機会をお見逃しなく!