Apple Watch Xのスペックや変更点について知っておきたいこと。発売日は2024年内?

Apple Watch Ultra デザインと外観 レビュー

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画像はApple Watch Ultra。

ケースサイズが42mm/46mmになって、デザインが大きく変更されるかもしれいないApple Watchの10周年記念モデル「Apple Watch X(アップルウォッチ テン)」ですが、ちょこちょこ新しい情報が出てきているので、イメージ画像を眺めつつ、スペックや機能についておさらいです。

BloombergのMark Gurman氏によれば、Apple Watch Xは2024年~2025年頃に発売される可能性が高そうなので…10周年記念モデルは絶対手に入れるしかない!ってApple Watchラバーなブラザーは参考にどうぞ。

発売日は2024年内?Apple Watch Xのスペックや変更点についておさらい

Apple Watch UltraとApple Watch Series8の比較 デザインとサイズ感

左:Apple Watch Ultra、右:Apple Watch Series8

Apple Watch Xは、大幅にデザインが変更されてフルモデルチェンジになると思われるApple Watchの10周年モデル。

iPhoneで言う「iPhone X(テン)」的な立ち位置で登場すると思われ、デザインが大幅に変更され、ケースサイズは42mm/46mmになり、これまでのApple Watchにはなかった機能を搭載する可能性が高いと言われています。

ここからは現時点で噂されているApple Watch Xのスペックや機能、変更点についてダダっと見ていこうかと思いますが、まずは噂を基に制作されたレンダリング画像から眺めていきましょう。

イメージ画像で見るApple Watch Xのデザイン

Apple Watch Xのイメージ画像を公開しているのはXユーザーのRendersByShailesh

ベースはApple Watch Ultraとなっており、デジタルクラウンのガード部分とアクションボタンが無いデザイン。イメージ画像ではApple Watch Xのゴールドステンレスとシルバーステンレスモデルが公開されていますが、なかなかにイマジネーションを掻き立ててくれる高級感が素敵。

Apple Watch Xのデザイン

Credit:RenderByShailesh

アルミニウムケースが採用されたモデルだとこんな感じ。Apple Watch Ultraに近いデザインですが、デザイン的にはかなりすっきりしている印象ですね。

注意したいのは、これらの画像はあくまでもユーザーが作成したイメージ画像ということ。

Apple Watch Xは、Mark Gurman氏を含む多くの情報筋で共通して「バンドの取り付け方法が変わる」と言われており、10周年記念モデルということもあり、僕らが見たことのない全く新しいデザインになる可能性のほうが高いかも。

噂のスペックや機能、変更点について

現時点では、Apple Watch Xに関する情報はほぼ憶測で予想というよりも"噂"に近いですが、スペックや機能、変更点について知っておきたいことは以下の通り。

  • デザインは大幅に変更される
    • Apple Watch Ultraがベース?
    • ケースは42mm/46mmが用意され、画面サイズは1.89インチおよび2.04インチになるかも
    • 見たことない全く新しいデザインが採用される可能性
  • これまでにない新機能
  • より高速なSoCと新しいセンサー
    • 血圧や血糖値が測定可能になるかも
  • 電池持ちのさらなる向上
  • マイクロLEDディスプレイの搭載
  • バンドがマグネット式になり、取付方法が変わる

デザインの大幅な変更やこれまでのApple Watchに無かった新機能のほか、マイクロLEDディスプレイやバンドの変更、新センサーによる新しいヘルスケア機能など、Apple Watch Xのスペックや機能については様々な予想があります。

高速なSoCと新センサー

Apple Watch Xはより高速なSoCを搭載するのは当然として、新センサーによる"新しいヘルスケア機能"も期待大。

Apple WatchはSeries4で電気式心拍センサー。Seres5でコンパス、Series6では血中酸素濃度、Series8では皮膚温度を計測出来るセンサーが搭載されましたが、Apple Watch Xは血圧や血糖値の測定が可能になると予想されています。

Apple Watch Xはマグネット式のバンドが採用されるかも

Apple Watch Xはバンドに"マグネット式"を採用し、本体の薄型化と搭載できるバッテリー容量を増加させるとの情報も。

Apple Watch Xに間に合うかどうか不明という情報もあるので、断定はできないものの…Apple Watch Xでは、いよいよ既存のバンドが使えなくなる可能性もあります。

#Tips
Apple Watchはバンドの互換性を貫いていますが、実は、バンド取り付け部は結構大きくて、本体の内部スペースを圧迫しています。Appleはこの問題を解消するために、取付け方法をより省スペースなものに改良しようとしている可能性が高い。そのタイミングが…Apple Watch X。

高画質&低消費電力のマイクロLED

マイクロLEDディスプレイはLEDの100分の1ほどのサイズのLEDを敷き詰めたディスプレイのことで、Apple Watchに採用された場合は、より繊細な色の表現、省電力、そして高い輝度により屋外での視認性が大幅に向上すると期待されています。

マイクロLEDはApple Watch Xの電池持ちの向上にも貢献してくれることは間違いなしなので、電池持ちの向上も期待できそう。

#Tips
現行モデルのApple Watchは有機EL(OLED)を搭載。OLEDは薄型化に適しており、明暗の表現に優れるというメリットがありますが、時間経過で劣化(焼き付き)が発生するというデメリットがあります。対して、マイクロLEDは理想的なディスプレイ技術とも言われ、高コントラスト&高輝度&低消費電力がメリット。そのかわり製造コストが"今のところ"めっちゃ高い。

サイドボタンの指紋認証は?

AppleはApple WatchのサイドボタンにTouchID(指紋認証)を搭載する特許を出願したと言われていますが、仮に、Apple Watch XがiPhoneとの連携が必要なくアクティベートできるようになるなら、サイドボタンにTouch IDを搭載する可能性は…無きにしも非ずといった感じ。

Apple Watch Xに指紋認証が搭載される可能性については、続報を待ちましょう。(僕は特に必要ないと思ってますが)

Apple Watch Xの発売日は2024年~2025年になりそう

Apple Watchの歴代サイズ

Apple Watchのサイズ感

さてさて、Apple Watchの10周年記念モデル「Apple Watch X」の噂されているスペックや機能についておさらいしてきましたが、BloombergのMark Gurman氏によれば、Apple Watch Xは早くて2024年~2025年に発売されるかもしれないとのこと。

歴代Apple Watchの発売日

Apple Watch Series12015年3月10日
Apple Watch Series22016年9月16日
Apple Watch Series32017年9月22日
Apple Watch Series42018年9月21日
Apple Watch Series52019年9月30日
Apple Watch Series62020年9月18日
Apple Watch SE2020年9月18日
Apple Watch Series72021年10月15日
Apple Watch Series82022年9月8日
Apple Watch Ultra2022年9月23日
Apple Watch Series92023年9月22日
Apple Watch Ultra22023年9月22日

これまでのApple Watchの発売日から予想するなら、Apple Watch Xは2024年9月~10月頃になる可能性が高いかなと。

発売から10周年という大きな節目に発売されそうな「Apple Watch X(テン)」ですが、ほぼ噂や予想、憶測に近い情報が多いため、より具体的な情報が出るまではもう少しかかりそうです。

個人的に、大幅なデザイン変更とマイクロLEDの搭載は「最高やん!」って感じですが、バンドの仕様変更は…コレクションが…。

とはいえ、バンドの変更により得られる恩恵(軽量化や搭載できるバッテリー容量の増加など)も多いので、変更されたらその時はその時。

Source:iMore,Bloomberg

Apple Watch

Posted by Yusuke Miyamoto