Core i5 10400+GTX 1650のベンチマークとゲーム性能
![Core i5 10400](https://iyusuke.net/wp-content/uploads/2020/09/intel-core-i5-pc.jpg)
サブPCとして"Intel Core i5 10400+GTX1650″で組んだ自作PCが完成したので、今回のトピックはi5 10400 & GTX 1650のベンチマークやゲーミング性能について。
基本的に、僕はサブPCでゲームを遊ぶことは無いと思うのですが、きっとIntel Core i5 10400+GTX 1650で自作PCを組みたいって試行錯誤中なブラザーもいると思うので、一緒にぱぱっとチェックしていきましょう。
とりあえず、はじめに一言だけ言っておきたいことがあります。6コア12スレッドのCore i5が2万円と少しで手に入るのは強い。
Core i5 10400+GTX 1650のベンチマークとゲーム性能
少し前に予算10万円で考える"i5 10400F"自作PCの構成という記事を出してたんですけど、改めまして“i5 10400+ GTX 1650″で組んだ自作PCの構成をおさらい。
基本的には古いPCからのパーツを多く流用していて、i5 10400は貰い物なので、合計の予算で言えば5万円くらいで組めたわけですが、控えめに言って……鬼快適。
一般的なタスクであれば余裕でこなし、フルHD画質で多少設定を絞ればゲームもグイグイ遊べちゃう、そんな構成になってます。
Core i5 10400+GTX 1650自作PCの構成
- 【CPU】
- 【CPUクーラー】
- 【グラボ】
- 【マザーボード】
- 【メモリ】
- 【電源】
- 【SSD】
- 【HDD】
- 【PCケース】
僕が新しく組んだ自作PCの構成は上記の通り。貰い物のCore i5 10400を使用していることと古いパーツを流用しているため、合計45,293円の超低予算で組めた"なんちゃってゲーミングPC"なんですけど、これがかなり良い感じ。
Core i5 10400のCPU性能のベンチマーク
![](https://iyusuke.net/wp-content/uploads/2020/09/cinebench-core-i5-10400.jpg)
それじゃ、まずは"Intel Core i5 10400″のCPU性能を示すベンチマークから。
第10世代のIntel Core i5は6コア/12スレッドになり、CINEBENCH R20のスコアも良い感じに向上していました。
![](https://iyusuke.net/wp-content/uploads/2020/09/CINEBENCH-R20-Benchmark-i510400.png)
参考までに、メジャーなほかのCPUたちのベンチマークと比較してみるとこんな感じ。
CINEBENCH R20のマルチスコアは3045ptsとなり、3世代前のCore i7 7700kを600ptsも上回っています。良き。これくらいの性能があれば動作や処理速度について不満に感じることはまず無いかと思います。
ゲーム性能は?fpsベンチマーク
![](https://iyusuke.net/wp-content/uploads/2020/09/fortnite-i510400.jpg)
次に、ゲーマーなブラザーたちが気になるであろう"Core i5 10400+GTX 1650″自作PCのゲーミング性能について。ささっとベンチマークを見ていきましょう。
※計測はMSI Afterburnerでログを取り、マップをぐるっと回って平均fps/最大fps/最低fpsを割り出しています。画質は「高」設定を基準。性能的にボトルネックは発生しないですし、概ね正しい数値になっているかと。あくまでも"ゲーム性能の目安"としてどうぞ。
Core i5 10400+GTX1650のゲーム性能とベンチマーク
![](https://iyusuke.net/wp-content/uploads/2020/09/Core-i5-10400GTX-1650-Benchmark.png)
高画質設定/フルHD画質(1,920×1,080)でゲームをプレイしてみたところ、i5 10400+GTX 1650は多くのゲームで60fpsに迫るフレームレートを出せているのですが、わずかに及ばずといったゲームが多い印象です。
ただ、このあたりは処理が重い「シャドウ」「モーションブラー」「光源処理系の設定」なんかを調整してやると簡単に60fps安定は目指せるんじゃないかなぁと。
※fpsとは、Frames Per Secondの略で1秒あたりにどれだけのコマ数を処理しているかを表す値のこと。例えば、60fpsなら1秒間に60回画面を更新……といった感じ。ゲームを快適に遊べる目安は60fps以上でPS4などの家庭向けゲーム機は60fpsです。
![](https://iyusuke.net/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-08-20.59.27_result.jpg)
GTAⅤや新作ゲーム「クラフトピア」、Apex Legendsも高画質/フルHD(1,920×1,080)なら60fpsでほぼほぼ安定。
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The Elder Scrolls Ⅴ Skyrimやトゥームレイダーなど、少し古めなPS3世代のゲームは上限値となる60fps張り付きなのはさすが"世代の新しいグラボ"といったところ。
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意外だったのは、PUBGのプリセット「高」は100fpsオーバーで安定していたこと。(影や光源の処理は控えめですが、十分綺麗な画質)
これくらいのフレームレートが安定して出せるなら、100Hz超えのゲーミングモニターも十分選択肢に入ってきますが、GTX 1650で100fps超えを目指せるゲームはそれほど多くないかと思うので、一般的なモニターでゲームを遊ぶには最適なグラボなのかも、ですね。
![](https://iyusuke.net/wp-content/uploads/2020/09/スクリーンショット-2020-09-08-22.01.59_result.jpg)
ちなみに、重たいゲームとして有名な"Ark: Survival Evolved(高設定)"は惨敗。はじめの島(Island)でぐるーっと回ってみたんですけど、普通に疲れてくるレベルですし、酔ってしまう可能性もありありなので、Arkクラスの処理性能が必要なゲームはかなり画質を落とさないと遊べないかもしれません。
i5 10400+GTX 1650はコスパに優れるライトなゲーミングPC
![](https://iyusuke.net/wp-content/uploads/2020/09/kuroutoshikou-gtx1650.jpg)
てなわけで、サブPCとしてバリバリ活躍してくれそうな“Intel Core i5+GTX 1650″自作PCですが、どうでしょう。良い感じの性能じゃないですか?
ゲーム性能で見た場合、i5 10400+GTX 1650はフルHD/60fpsゲーミングにおすすめできるライトな組み合わせなのかなと。i5 10400は2万円と少し、GTX 1650は15,000~20,000円程度と買いやすい価格も嬉しい。今ならどちらもかなりお得に購入できると思うので、何かしらの参考になれば。