Apple Watch Series5 Nike(アップルウォッチナイキ)をレビュー!Series 3との比較も

今回のトピックは、Apple Watchの最新モデル “Apple Watch Series5 Nike" について。
前モデルと比べ、性能面での大幅な進化はないんですけど、使ってない時はディスプレイが暗くなって時計を表示し続けてくれるんですけど、これがほんとに良くて。
Apple Watch Series5 Nikeが届いてからずっと使ってますが、ディスプレイは常時点灯で見やすいし、画面の表示領域も大きくなったので操作も快適になりました。(僕はSeries 3からの買い替えです。)
それじゃ、Apple Watch Series5 Nikeのレビュー。いきます。
※Update, 今から購入する場合はApple Watch SEがおすすめです。アップデートも長くてコスパも良好。

最も軽いApple Watch「Apple Watch Series 5 Nike」をレビュー

まずは、Apple Watch Series5 Nike(アップルウォッチナイキ)のデザインから一緒に見ていきましょう。ちなみに、僕が購入したモデルは「Apple Watch Nike 44mm, スペースグレイアルミニウムケース」。
Apple Watch Nikeは、Apple Watch Series 5と同性能・同素材となるため、Apple Watch Sereis 5(アルミニウムケース)の購入を悩んでいる人も参考になると思います。

Apple Watch Series 5は、GPS+ Cellularモデルのデジタルクラウンに黒に赤いリングが入りますが、僕が購入したのはGPSモデルなので、黒のアクセントのみ。
(スペースグレイアルミニウムケースだとあまり目立たないですけどね。)
今回から、アルミニウムケースには100%リサイクルアルミが使用されていますが、質感や見た目に変化はなく、"さらさらな手触り" は健在です。鈍く光を反射するのもアルミケースの良いところ。

反対側はこんな感じ。Apple Watch Series 5のアルミニウムケースは、Apple Watch Series 5の中で最も軽量で、重さは44mmケースで36.5g。最も重いステンレスケース44mmの重さが47.8gなので、その “軽さ" こそアルミニウムケースのメリットなんですよ。ほんとに軽い。
Apple Watch Series 5の素材による違いについては、以下の記事で詳しくご紹介しているので、気になる人はぜひ。
▶結局、Apple Watch Series 5はどれがおすすめ?
「Nikeスポーツループ デザートサンド/ボルト」がめちゃお洒落

今回のApple Watch Nikeは、Apple Watchバンドも新しくなっていましてですね。僕は「Nikeスポーツループ デザートサンド/ボルト」を購入したんですけど、これがまたかなーり良い感じに仕上がってます。

ゴワゴワなんだけど、ソフトで手触りが良くて、軽い。通気性もあるので、湿気によるじっとり感もありません。5つのマジックテープでバンドを締めるんですけど、しっかりホールドしてくれます。
ソフトで通気性が高く、軽量なNikeスポーツループは、フィットネスのために作られています。Nikeのランニングシューズの新シリーズに合わせたカラーをそろえました。
Apple
このバンドは、光が当たった時にかすかにきらめく反射糸で織られたナイロンを採用しているそう。ほんと “かすかに" ですけどね。主張しすぎない程度に光を反射しています。
▶Apple Watchバンド Nikeスポーツループ(Apple)
バンドは、44mmと42mm、40mmと38mmで互換性があります

そうそう、Apple Watchバンドは、44mmと42mm、40mmと38mmで互換性があります。これ、結構大事。Goodです。
古いApple Watchのバンドを持っている人は、ケースのサイズに互換性があれば使いまわせると思ってもらえれば。
せっかくなので、Apple Watch Series 3とSeries 5を比較

せっかくなので、Apple Watch Series 5とApple Watch Series 3を比較しておきます。ディスプレイの鮮明さなどに明白な違いは無いですが、もう見るだけで伝わるSeries 5の画面領域の広さ。
同じウォッチフェイスでも、こーんなに違います。ケースサイズはSereis 3が42mm、Series 5が44mmなんですけど、Series 5がわずかに大きくなったかな? 程度。

背面もずいぶん違った印象ですね。Apple Watch Series 3は光学式心拍センサー。世代を重ねたApple Watch Series 5は、電気心拍センサーと第2世代光学式心拍センサーを搭載しています。
- 【Series 3】光学式心拍センサー
- 【Series 5】電気心拍センサーと第2世代光学式心拍センサー
当然と言えば当然なんですけど、Apple Watch Series 5の方が、より高精度な心拍センサーを搭載し、さらにテックな見た目の裏面になりました。
Series 5の裏面には、GPS+Celluarモデル、GPSモデル関わらず、セラミックとサファイアクリスタルの裏蓋が採用されています。

サイドを比べてみるとこんな感じ。Apple Watch Series 5の厚さが10.7mm。Series 3の厚さが11.4mm。Series 5のデジタルクラウンは、触覚フィードバックを搭載しています。
クリクリッと振動して反応を返してくれるので、デジタルクラウンを動かしていて心地良いんですよね。Apple Watch Series5って。

Apple Watch Series 5とApple Watch Series 3では、マイクやスピーカーの位置もかなり変わりました。どうでしょうか。写真上がApple Watch Series 5です。
Series 3と比較してみると、残すべきところは残し、そして確実に、着実に進化した。それがApple Watch Series 5かなぁ、と。Series 4と比較すると、ディスプレイの常時点灯くらいしか大きな変化は無いんですけどね。
Series 3からSeries 5へ買い替えた僕からすれば、驚くほどの進歩です。
ワークアウトの最高の相棒、それが「Apple Watch Nike」

Apple Watch Series 5は、性能的な面で言えばSeries 4から驚くほど変化していません。それでも、ディスプレイが常時点灯になったことで自身を持って “時計" と呼べるようになりましたし、Apple Watch Nikeのアルミニウムケースは軽くて頑丈なので、スポーツのオトモにぴったり。
ランニングや筋トレ、登山にスイミングもOK。Apple Watch Nikeは、ワークアウトの最高の相棒です。
(バッテリーライフは、まだ1日ごとに充電機に乗っけないといけないですけど、こればっかりは仕方ありません。僕はもう習慣化したので気になりませんけどね。それはそれでどうなんだろう、っていうジレンマ。)
Series 4から変わったSeries 5の機能・性能については……
- ディスプレイが常時点灯になりました。
- 処理性能は前モデルから変化無し。(Series 3と比較して2倍の処理性能です。)
- ケースに「ホワイトセラミック」「チタニウム」が追加。
- ストレージは、16GB → 32GB。
- バッテリーライフは18時間なので…こちらもSeries 4から変化無し。
- デザインにも変更はありません。
ほんと、これくらいしかありません。なので、Series 4からSeries5への買い替えはベストバイとは言えないですが、Apple Watch Series 5の常時点灯に魅力を感じた人はSeries 4からの買い替えもあり。良い感じで仕上がってます。
それじゃ、最後にApple Watch Series 5のレビューについてもう一度まとめておきますね。
Good!
- ベゼルレスで大きな画面!
- 豊富な種類の文字盤。
- いろんなファッションに馴染むデザイン。
- 全Apple Watchで共通の互換性があるバンド(サイズの違いはあります。)
- 常時点灯のディスプレイ!
Bad
- 前モデルと比べ、性能面での進化はありません。
- 深呼吸だったり、アクティビティだったり、ちょっと日常の生活に寄り添って来すぎ。(設定でオフにできるけども…)
- 1日しか持たないバッテリーライフ。
Apple Watch Series 5 Nikeのレビューまとめ
デザイン | ★★★★☆ |
付け心地 | ★★★★☆ |
アプリや機能の充実度 | ★★★★★ |
ワークアウトとの親和性 | ★★★★☆ |
性能 | ★★★★☆ |
コスパ(価格) | ★★★☆☆ |
前モデルからバッテリーライフや性能が向上していれば最高だったんですけど、常時点灯ディスプレイになりましたし、むしろ省電力化しているので、ひとまず良しとしておきましょう。
とりあえず、Series 4からの買い替えはあまりおすすめできないですが、Series 3以前のApple Watchからの買い替えは……全力でおすすめします。いいよ、Apple Watch Series5 Nike。
今から購入する場合はApple Watch Series5よりもApple Watch SEがおすすめです。
