LDAC対応で高音質&最大30時間の電池持ち。SOUNDPEATS Air4 Liteをレビュー(コスパがすごい)

SOUNDPEATS Air4 Lite レビュー 音質と使用感

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SOUNDPEATS JAPANより、新型ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Air4 Lite」をご提供頂いたのでスペックをおさらいしつつ、デザインを眺めつつ、音質をじっくり試しつつレビューをお届け。

SOUNDPEATS Air4 LiteはLDAC対応で高音質、ケース込みで最大30時間の電池持ち、最大2台のマルチポイント接続に対応するのが大きなトピックかなと。

SOUNDPEATS Air4 Liteの価格は7,380円。Amazonセール時に購入すればコスパはガチで最強です。

LDAC対応で高音質&コスパもすごい「SOUNDPEATS Air4 Lite」をレビュー

SOUNDPEATS Air4 Lite パッケージ

まずはコスパが素敵過ぎる「SOUNDPEATS Air4 Lite」についておさらいしつつレビューといきましょう。

SOUNDPEATS Air4 Liteについて知っておきたいトピックは以下の通り。

  • 7,380円で買える圧倒的コスパ
  • 対応スマホが多いコーデック"LDAC"に対応
  • 最大2台のマルチポイント接続
  • ケース込みで30時間、単体で7時間の電池持ち
  • 専用アプリ「SOUNDPEATSアプリ」

SOUNDPEATS Air4 Liteは、7,380円で買えるのにLDAC対応で高音質。最大2台のマルチポイント接続に対応するほか、専用アプリ「SOUNDPEATSアプリ」で自分好みにイコライザーを触れるのも大きなトピック。

SOUNDPEATS Air4 Lite 付属品 充電ケーブル

SOUNDPEATS Air4 Liteの付属品は、SOUNDPEATS Air4 Liteイヤホン、充電ケース、USB Type-Cケーブル、クイックスタートガイドのみ。※インナーイヤー型なのでイヤーピースは無し。

ここからはSOUNDPEATS Air4 Liteのデザインから眺めていきましょう。

つやつやブラックなデザインを眺める

SOUNDPEATS Air4 Lite 充電ケースの背面

充電ケースの背面

SOUNDPEATS Air4 Liteの充電ケースはコンパクトな丸形。ケースは光沢のある仕上げになっており、手触りはつるつる。

(指紋は結構目立つかも)

SOUNDPEATS Air4 Lite 充電ケースの前面

充電ケースの前面には手動ペアリングやリセットなどで使用するマルチボタンと充電状態を表すLEDインジケータを搭載。

LEDは「緑:100~50%、黄:49~10%、赤:10%未満」といった感じでバッテリー残量を知ることもできます。

電池持ちはケース込みで30時間、イヤホン単体で最大7時間。

SOUNDPEATS Air4 Lite ケースを開いた状態

ケースをパカッと。

SOUNDPEATS Air4 LiteはIPX4相当の防水性能を備えていますが、ケース自体は充電端子部分の基盤がむき出しになっているため、ケースの水濡れには注意しましょう。

SOUNDPEATS Air4 Lite 充電用のUSB-C端子

ケース底面には充電用のUSB Type-C端子を搭載。

SOUNDPEATS Air4 Lite イヤホン本体

SOUNDPEATS Air4 Liteのイヤーバッズはステムが長めのデザインになっていて、形状はインナーイヤー型。

SOUNDPEATSロゴはタッチパネルで、再生/停止やボリュームの調整、次の曲へ、前の曲へなど、様々な操作に対応しています。

SOUNDPEATS Air4 Lite イヤホンのデザイン
SOUNDPEATS Air4 Lite イヤホンのノズル

SOUNDPEATS Air4 Liteは"13mm ダイナミックドライバー"を搭載しており、ダイレクトに音を伝えられるようにノズルは楕円型。

SOUNDPEATS Air4 Liteは装着感も軽く、頭を振ったくらいでは落ちません。

SOUNDPEATS Air4 Liteの操作方法

SOUNDPEATS Air4 Liteの操作方法 レビュー

お次は「SOUNDPEATS Air4 Lite」の操作方法について。

シンプルで直感的な操作感になっていて、イヤホンのタッチパネルをタップするだけで再生/停止/ボリューム調整のほか、次の曲へ、前の曲へなど、様々な操作が可能です。

SOUNDPEATS Air4 Liteの操作まとめ

電源オン自動:ケースを開ける
手動:タッチパネルを1.5秒長押し
電源オフ自動:イヤホンをケースに戻す
手動:タッチパネルを10秒長押し
再生/停止/通話の応答2回タップ
音量を上げるイヤホン(R)を1回タップ
音量を下げるイヤホン(L)を1回タップ
次の曲へイヤホン(R)を長押し
前の曲へイヤホン(L)を長押し
着信拒否着信中にイヤホンのどちらかを長押し
通話切り替え通話中にイヤホンのどちらかを長押し
ペアリングケースの蓋を開けてケースのボタンを3秒長押し
音声アシスタント右側のイヤホンを3回タップ
ゲームモード左側のイヤホンを3回タップ
リセットイヤホンをケースに戻し、
蓋を開けた状態でケースのボタンを10秒長押し

2台のスマホにマルチポイント接続する方法

SOUNDPEATS Air4 Liteは、最大2台までのマルチポイント接続にも対応。

2台のデバイスとマルチポイント接続する方法は以下の通りなので、こちらも参考にどうぞ。

  1. イヤホンの電源を入れて「デバイスA」とペアリング
  2. 「デバイスA」のBluetoothをオフ
    • イヤホンは自動でペアリングモードになる
  3. 「デバイスB」とペアリングする

SOUNDPEATS Air4/Air4 Liteともに、注意したいのは自動でデバイスを切り替えてくれるわけではないというところ。デバイスを切り替える場合は一度Bluetoothをオフにする必要があります。

※デバイスとのペアリングを解除する必要はありません。

使いやすいSOUNDPEATSアプリ

SOUNDPEATS Air4 Lite 専用アプリ 使用感

SOUNDPEATS Air4/Air4 Liteは専用アプリ「SOUNDPEATS」からイコライザーを調整したり、ノイキャンやゲームモードなどの機能を切り替えたり、ファームウェアアップデートにも対応。

SOUNDPEATSアプリはシンプルかつ分かりやすくて、タッチパッドの誤動作が気になる場合はアプリで無効化することもできます。

SOUNDPEATS Air4 Lite 専用アプリ イコライザ

SOUNPEATSアプリは聴力を分析して最適化してくれる「アダプティブイコライザー」が使えるのもメリットの1つ。

僕は原音に近い音質が好みなので、プリセットのフラットなイコライザーを使用していますが…アダプティブイコライザーのオン/オフで音質が結構変わる。

SOUNDPEATSアプリはイコライザー(10バンド)の調整もできるので、音質を自分好みにカスタムしたい人にもおすすめです。

LDACの情報量と原音に忠実な音。SOUNDPEATS Air4 Liteの音質を試す

SOUNDPEATS Air4 装着した状態

インナーイヤー型なので向き不向きはあるかも。

ここからは「SOUNDPEATS Air4 Lite」の音質についてのレビューをお届けです。

視聴するのはいつものレビュープレイリスト。コーデックはLDAC。Pixel 7と接続してSOUNDPEATS Air4 Liteの音質を試していきます。

視聴したプレイリスト

SOUNDPEATS Air4 Liteは高音質コーデック"LDAC"に対応しているため、情報量の多さは当然ながら、比較的原音に忠実な音質が特徴。

音の定位感にも優れていて、例えば、乃木坂46のサヨナラの意味はピアノの伴奏やメインボーカル、コーラスをしっかり感じ取ることができますし、ピノキオピーのラヴィットもテンポ良く跳ねるベースラインを感じつつ、多様に盛り込まれたSE(サウンドエフェクト)も明確に聴き取れる…といった感じ。

ただ、全体的に低音は控えめになっている印象かなぁと。いい意味で主張しすぎないくらい。7,380円で買えるのにこれだけ高音質で音楽を楽しめるとなると…ほんとコスパは最高。

SOUNDPEATS Air4 Liteの周波数特性

SOUNDPEATS Air4 Lite 周波数特性

SOUNDPEATS Air4 Liteの周波数特性は上記のとおり。

低音域が割と抑えられていて、中~高音域にかけて伸びているため、僕が抱いている音質の印象とかなり近いですね。

SOUNDPEATS Air4 LiteをiPhoneやiPadで使用する場合はAAC。

Androidスマホで使用する場合は"LDAC"となり、対応するスマホも多いので、コスパを重視しつつ、音質にもコミットしたい場合は良い選択肢になるかも。

SOUNDPEATS Air4 Liteのスペックと仕様

製品名SOUNDPEATS Air4 Lite
サイズケース:53.5×24×58mm
重さイヤホン:4g×2
ケース:38g
形状インナーイヤー型
ドライバー13mm
ダイナミックドライバー
チップWQ7033AX
BluetoothBluetooth 5.3
通信範囲:10m
対応プロファイルHSP,HFP,A2DP,AVRCP
対応コーデックLDAC/AAC/SBC
バッテリーケース:330mAh
イヤホン:35mAh×2
連続再生時間単体:7時間
ケース込み:30時間
その他USB Type-C
マルチポイント接続
専用アプリ
IPX4相当の防水
12か月のメーカー保証

SOUNDPEATS Air4とAir4 Liteの音質やスペックを比較

SOUNDPEATS Air4とAir4 Liteの音質やスペックを比較

せっかくなので、同じくSOUNDPEATS JAPANからご提供頂いた姉妹機「SOUNDPEATS Air4」と「SOUNDPEATS Air4 Lite」の音質やスペックについてもダダっと比較。

SOUNDPEATS Air4 周波数特性
SOUNDPEATS Air4 Lite 周波数特性

左:SOUNDPEATS Air4、右:SOUNDPEATS Air4 Lite

SOUNDPEATS Air4とSOUNDPEATS Air4 Liteの大きな違いはノイキャンの有無と対応コーデック。

音質の傾向も違っていて、おおむね周波数特性が示す通りの音質の傾向になっていますが、aptX Losslessに対応しているスマホなら「SOUNDPEATS Air4」。非対応なら「SOUNDPEATS Air4 Lite」を選ぶのがおすすめ。

Air4/Air4 Liteのイヤホンの見た目はほぼ同じ。

SOUNDPEATS Air4はCDロスレス相当の音質が実現できる"aptX Lossless"に対応していますが、スマホがaptX Losslessに対応していないとポテンシャルを最大まで引き出すことはできません。

音の"情報量の多さ"って聴いた時の印象が驚くほど違うので、aptX Losslessに対応しないスマホで使うなら「SOUNDPEATS Air4」よりもLDAC対応で対応スマホも多い「SOUNDPEATS Air4」がおすすめです。

SOUNDPEATS Air4/Air4 Liteのスペック比較

SOUNDPEATS
Air4
SOUNDPEATS
Air4 Lite
サイズ
(イヤホン)
18.3×19.1×34.4mm
4g×2
18.3×19.1×34.4mm
4g×2
サイズ
(ケース)
53.5×24×58mm
38g
53.5×24×58mm
37g
ドライバー13mm
ダイナミックドライバー
13mm
ダイナミックドライバー
チップQCC3071WQ7033AX
BluetoothBluetooth 5.3Bluetooth 5.3
接続ワイヤレスワイヤレス
形状インナーイヤー型インナーイヤー型
操作タッチタッチ
再生周波数帯域20Hz~20KHz20Hz~20KHz
対応コーデックaptX Lossless
aptX Adaptive
aptX
AAC
SBC
AAC
SBC
LDAC
最大持続時間単体:6.5時間
ケース込み:26時間
単体:7時間
ケース込み:30時間
充電端子USB Type-CUSB Type-C
ノイキャン
(ANC)
×
ゲームモード
その他マルチポイント接続
IPX4相当の防水
専用アプリ
マルチポイント接続
IPX4相当の防水
専用アプリ
価格9,980円7,380円

レビューまとめ!SOUNDPEATS Air4 Liteはコスパ重視&高音質なイヤホンを探してる人におすすめ

レビュー SOUNDPEATS Air4 Lite コスパ重視&高音質なイヤホン

姉妹機「SOUNDPEATS Air4」との比較もしてきたので少々長めになりましたが、最後に「SOUNDPEATS Air4 Lite」の僕のレビューと評価をまとめておきます。

LDAC対応がやっぱり強くて。音質もほんと良いのでコスパがすごい。

SOUNDPEATS Air4 Lite レビュー 音質と使用感

SOUNDPEATS Air4 Lite レビュー&評価

コスパ重視で選ぶならこいつで決まり。

✓good!

  • 7,380円で買える圧倒的コスパ
  • LDAC対応で原音に比較的忠実な音質
  • 2台のマルチポイント接続

✓not good

  • インナーイヤー型で向き不向きがあるかも

✓Rate

音質装着感解像度定位感コスパ
SBAAS+
デザインノイキャン外音取り込み持ち運びやすさ
AS
総合評価S

※レビューの評価基準についてはこちら

SOUNDPEATS Air4 Liteの僕のレビューと評価をまとめるとこんな感じ。

ノイキャンなどの付加機能を搭載しない代わりに、LDAC対応、13mmダイナミックドライバー搭載と音質に全振りしたイヤホンになっていて、7,380円という価格ながら素敵な音質で音楽を楽しめます。

あと、客観的に見て特に気になるところが無いのもすごい。

SOUNDPEATSのイヤホンは順当に世代を重ねてきて、音質も進化しているので、コスパ重視で高音質なワイヤレスイヤホンを探していたブラザーは第一候補として検討してみるといいんじゃないかなぁと思います。

スマホが"aptX Lossless"に対応している場合は「SOUNDPEATS Air4」もおすすめなので、以下の記事もあわせてどうぞ。

#SOUNDPEATS Air4をレビュー。aptX Lossless対応で高音質&コスパ抜群のイヤホン

EarphoneReview

Posted by Yusuke Miyamoto