PS5 Slimの発売日はいつ?性能に関する噂のまとめ(価格は399ドルくらい) #新型PS5

新型任天堂スイッチの情報に続き、SONYにもとばっちり。
小型化&軽量化で価格もお安くなりそうな「PS5 Slim(CFI-1300)」ですが、噂や情報がちょこちょこ出てきているのでダダッとおさらいです。
過去の世代を例に見てみると、PS4 SlimはPS4の発売から3年後に発売されたので、PS5 Slimもそう遠くない未来に登場するかも…といった感じで、最新情報によれば、PS5 SlimはPS5 Digital Editionと同価格帯で登場するとのこと。具体的な性能については今のところ言及されていません。
便宜上「PS5 Slim」として記事を書いていますが、CFI-1300はおそらく軽量化してマイナーチェンジされた「新型PlayStation5」と思われるため、そのあたりも考慮しておくといいかも。
※Update, 連邦取引委員会(FTC)とマイクロソフトの裁判で公開された文書により、マイクロソフトは「ソニーがPS5 Slimを発売する予定」だと考えていることが判明したので追記。あくまでもマイクロソフトの見解となるため参考程度にどうぞ。
#連邦取引委員会(FTC)とマイクロソフトの裁判で公開された文書
新型PS5「PS5 Slim」の発売日と価格、性能に関する噂まとめ

2022年~2023年にかけてちょこちょこ出ていた新型PlayStation5に関する情報ですが、もう少し具体的な情報が出ているので少しおさらいです。
※画像はPS5のコンセプトイメージ。こうなったらいいなってやつ。
PS5 Slimは2023年9月の登場が予想されており、搭載されるチップは現行の"Ryzen Zen2″から微細化。7nmプロセス → 5nmプロセスになるとのこと。
ちなみに、PS5の半導体については、ちょこちょこ意見が分かれており、DigiTimesの報道では6nm、リーカーの情報では5nmプロセスと言われてますよ。

PS5 Slimのデザインについては一切不明ですが、WYATTCOE DESIGNが良い感じのコンセプトデザインを公開してくれているのでこちらもぜひ。
PS5 Slimの噂されている性能&スペック

Image:現行モデルのPS5。でかい。
そろそろ発売されそうな新型PS5「PS5 Slim」の噂されている性能やスペックについてもダダッとチェックしていきましょう。※あくまで噂。
- 新型PS5の型番は「CFI-1300」
- デザインは現行モデルから小型化&軽量化
- コストを重視し、5nm or 6nmプロセスで製造されたチップを搭載
- 液体金属は廃止
- PS5/PS5 Digital Editionよりも性能は少し控えめ
- コスパを重視して500GBの容量が用意される?
- ディスクドライブは着脱式
PS5 Slimの性能に関する情報について、今のところ具体的な情報はありません。
PS5よりは少し性能が控えめで、それでいて買いやすい価格、小型化&軽量化されたデザインがPS5 Slimの大きなトピックになるのかなぁと。
ヒートシンクが小型化して軽くなるなど、PS5もちょっとしたマイナーチェンジがありましたが、PS5 Slimはさらに小さくて、軽くて、買いやすい価格で発売されるエントリーモデルと思っておくとよさそう。
液体金属廃止。APUはTSMC製5nm?
Rumour New PlayStation 5 Model:
— @Zuby_Tech (@Zuby_Tech) July 25, 2023
• CFI-1300 Series
• 5nm APU
• No Liquid Metal#PlayStation5 #PS5
ソニーのゲーム機や新作ゲームに関する情報に強いリーカーZuby_Tech氏によれば、新型PS5に搭載されるAPUは5nmプロセスが採用されるとのことで、PS5を冷却するため使用されていたリキッドメタル(液体金属)も廃止されるとのこと。

PS5は冷却性能を高めるために液体金属が採用。
PS5は初代PS5(CFI-1100)と2代目PS5(CFI-1100)でTSMC製 7nm、マイナーチェンジが行われたPS5(CFI-1200)でTSMC製 6nmと着々とダイサイズが縮小されてきましたが、Zuby_Tech氏は新型PS5でTSMC製 5nmになると予想しています。
#Tips |
6nm → 5nmになることで、1枚のシリコンウェハーから取れるAPUの数が増えるため、生産量の増加&コスト低下が期待できます。プロセスルールの縮小により、性能面では消費電力も小さくなって省電力。発熱も低減できるため、コスト高めなリキッドメタルも廃止できる。 |
現行モデルで採用されているリキッドメタル(液体金属)は、高い粘度とショートの可能性を制御するため、スポンジとプラスチックで出来たブラケットが搭載されていますが、新型PS5(CFI-1300)ではこういった部品も廃止できるとのこと。
つまり…新型PS5は全体的なコストダウンと製造量の増加が期待できるみたい。
PS5 Slim(CFI1300)がディスクドライブ無しの新型デジタルエディションの可能性も
もうひとつ考慮しておきたいのは、新型PS5は光学ディスクドライブが着脱式になると予想されていること。
現在のPS5はディスクドライブを搭載する「PS5」とディスクドライブ非搭載の「PS5 DigitalEdition」の2モデルが存在していますが、仮にドライブを搭載しないモデルをPS5 Slimとし、デジタルエディションのことだとすれば、ディスクドライブ搭載モデルが新型PS5ということに。
現状だと2つの製造ラインが必要でしたが、生産ラインを一本化することで量産のスケールメリットを実現できると言われています。(つまり、効率UPで生産数も上げられる)
価格は399ドルくらい
マイクロソフトによるAcitivision Blizzardの買収案に仮差し止め命令を出すかどうか決める連邦取引委員会(FTC)とマイクロソフトの裁判で公開された文書により、マイクロソフトは「ソニーがPS5 Slimを発売する予定」だと考えていることが判明。
PlayStation likewise sells a less expensive Digital Edition for $399.99, and is expected to release a PlayStation 5 Slim later this year at the same reduced price point.
PlayStationも同様に、より安価なデジタル エディションを 399.99 ドルで販売しています。今年後半には同じ値下げ価格でPlayStation 5 Slimを発売する予定です。
FTCとMictosoftの裁判で提出された文書(45page)
その文書の中でPS5 Slimの価格はPS5 DigitalEditionと同価格帯になることが言及されおり、「PlayStationも同様に、より安価なデジタルエディションを399.99ドルで販売しており、年内に同価格帯でPS5 Slimを発売する予定」と記されています。
#Tips |
裁判はマイクロソフトとソニーのコンソール販売競争に焦点を当てており、マイクロソフトは「コンソール販売競争に任天堂も含めるべき」という姿勢。「ソニーだけでなく任天堂にも後れを取っている」という根拠を裏付けるため提出された文書から、マイクロソフトはPS5 Slimの価格が399ドル程度になること、そして年内に発売予定と予想していることが判明しました。 |
PS4とPS5、PS5スリムの価格を比較
PS4 Slim | 29,980円(500GB) 34,980円(1TB) |
PS4 | 39,980円 |
PS4 Pro | 44,980円 |
PS5 DigitalEdition | |
PS5 | |
PS5 Slim | PS5 DigitalEditionと同価格帯? |
PS4~PS5までの価格を比較してみると上記のとおり。※いずれも税別価格。
あくまでもマイクロソフトの見解となるため、この情報が事実というわけではない…ということは念頭に置く必要がありますが、PS5 Slimは年内に発売予定ということと、PS5 Ditiral Editionと同価格帯で登場するということは頭の隅っこに入れておいたほうがいいかもですね。

SONYが発表したリモートプレイ専用機「Project Q」
文書では「ソニーは年内に携帯型のPS5を300ドル(約43,000円)以下で発売する見込み」とも記されており、こちらは"Project Q“のことだと思われますが、Project QはPS5専用のリモートプレイ専用機。
マイクロソフトの認識に少しだけ"ズレ"があることは考慮する必要がありそう。
#PS5のゲームをリモートプレイ。新型携帯機「Project Q」が正式発表!スペックや詳細は数か月以内に公開予定
新型PS5(PS5 Slim)の発売日は年内?
マイクロソフトによるAcitivision Blizzardの買収案に仮差し止め命令を出すかどうか決める連邦取引委員会(FTC)とマイクロソフトの裁判で公開された文書により、マイクロソフトは「PS5 Slimは2023年内に発売される」と予想していることが判明しており、事実であればPS5 Slim(CFI1300)の発売日は年末商戦あたりになる可能性が濃厚です。
PS3 | 2006年11月11日 |
PS4 | 2013年11月15日(海外) 2014年2月22日(国内) |
PS4 Slim | 2016年9月15日 |
PS4 Pro | 2016年11月10日 |
PS5 | 2020年11月12日 |
PS5 Slim | 2023年内? |
PS4~PS5までの歴代PlayStationの発売日について比較してみるとこんな感じ。発売サイクル的にも、PS5 Slimが2023年内に登場する可能性は意外と高いかも。
2023年7月時点では、新型PS5の発売日は2023年9月頃になると予想されてます。
PS5の購入はもう少し待つと良さげ
PS5 Slimについてダダっとおさらいしてきましたが、いずれにしましてもSONYがPS5の新型モデルを用意しているのは間違いなさそうなので、PS5の購入を検討している人はもう少し待つのもひとつの手。
通常版にしても、デジタルエディションにしても、PS5は決して安くはない価格なので、様々な点が改良された新型モデルが出るのならこちらを購入したほうがいいのかなと。
少なくとも、2023年9月~12月頃にはPS5 Slim(CFI1300)の情報が出てくると思われるので、気に合っているブラザーはもう少し様子見がベターです。
新型PS5(CFI1300)の続報に期待
さて、小型&軽量で価格も少しだけ安くなりそうな新型PS5「PS5 Slim(CFI1300)」ですが、まさかのライバル社マイクロソフトから情報が出てくるとは…。新型任天度うスイッチの情報も然り、マイクロソフトとFTC(連邦取引委員会)の裁判はなにかととばっちりが多いですね。
実際のところ、PS5 Slimの具体的な情報は明らかになっていないものの、そう遠くない未来に登場する可能性は高そうです。
今回の情報はあくまでもリーカーとマイクロソフトの見解をまとめたものなので、価格や発売時期については参考程度にしてもらえればと思います。発表時期については特に期待し過ぎは禁物ですよ、ブラザー。