基本的にレビューした製品は気に入ってるけど、自分には合わなかった製品もある。
今回は僕が購入した製品のなかで「新型が出たら絶対買う製品」と「たぶん、もう買わない製品」をダダっとご紹介。レビュー記事のリンクも記載していこうかと思うので、買おうかどうか迷ってるけどどうしよう?って人は参考にどうぞ。
新型が出たら絶対買う製品たち
昨年も様々な製品を購入したり、メーカーから提供してもらったり、色々と試してきましたが、「おぉ!最高の使い心地や!」って製品もあれば、「あれ、これ自分には合わないな...」って製品もちょこちょこあったので、今回はその中からいくつかピックアップ。
僕の昨年のベストバイは圧倒的な使いやすさに感動した左右分割キーボード「Keyball44」ですが、この記事では、「新型が出たら絶対買う製品」と「たぶん、もう買わない製品」についてご紹介していきます。
AirPods Pro
まずはAirPods Pro。僕は今AirPods Pro2を使っていますが、新型が出たら絶対買うと決めているマストなApple製品の筆頭です。
理由としては、やっぱり抜群のノイズキャンセリング性能と優れた音質。エントリー向けの新型モデル「AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載モデル」もレビューしていますが、ノイキャン性能は、さすが上位モデルなだけあり、AirPods Proのほうが遥かに優秀。
iOS アップデートで補聴器として使える機能が追加されたり、Appleの先進的な新機能もほぼ体験できる...というのも大きな理由です。(競合よりも比較的高めな価格に設定されがちなApple製品の中では、意外と価格と見合う性能か、それ以上の体験ができる製品と思ってる)
今のところ、AirPods Pro3についての具体的な情報は出ていないですが、しばらくは情報追ってます。
SOXAI RING
お次が国産スマートリング「SOXAI RING1」。
元々は、睡眠トラッキングのためにApple Watchを付けて寝るのがイヤで購入した製品ですが、思っていたよりも遥かに高いトラッキング精度と装着感の軽さでほぼ毎日ずっと付けているウェアラブルデバイスです。
睡眠トラッキングのほか、心拍数を計測したり、活動量を把握できたり、皮膚温度や酸素レベルなどもしっかり計測してくれるので、体調管理がしやすくなるのが最大のメリット。
アプリが反応してくれない時があったり、ギターを弾くとランニングとして記録しちゃってたり、気になるところもちょこちょこありますが、SOXAI RING1はまだ2代目なので、新型モデルはもっと使いやすくなるって信じてます。
SOXAI RING1についてはがっつりレビューしているので、以下の記事も参考にしてもらえれば。
COTSUBU for ASMR MK2
ag COTSUBU for ASMR MK2は、国内のオーディオブランド”final”の監修で生まれたASMRを聴くためのワイヤレスイヤホン。
ASMR MK2を購入するまではAirPods Pro2や、ASMR用の有線イヤホンでASMRを楽しんでいたのですが、超近接音場特化な音質は、一度体験しちゃうと戻れないレベルの気持ちよさ。小ぶりで装着時の違和感も少なく、ASMRモードをONにするとタップ操作も無効にできるので、ガチで最強の寝ホン&ASMR用イヤホンです。
ただ、ケースに収納するとASMRモードは切れる仕様になっているため、毎回ASMRを聴くたびに5回タップしてASMRモードに切り替えないといけないのはちょこっとだけ億劫。このあたりは新型モデルに期待したいところ。
近接3D音場に特化した「COTSUBU for ASMR 3D」も気になってるので、そのうちレビューしたい。
iPhone miniもしくはiPhone Air
iPhone 12シリーズとiPhone 13シリーズで登場し、iPhone 14以降でナーフされた「iPhone mini」シリーズ。日本国内では意外と人気があったようですが、世界的にみるとあんまり売れていなかったご様子。
メインストリームから外れてしまったのは、理由を考えるとしょうがないかな...と思ってはいるものの、やっぱり忘れられないiPhone 13 miniのちょうどいいサイズ感と使い心地。
スマホでゲームはしないし、SNSもそんなにしないし、カメラがぼちぼち使えて、連絡が取れればいいかなってタイプの僕にとっては、小型&高性能でまさに理想のiPhoneでした。
(miniは性能が控えめなぶん、買いやすい価格も魅力だった)
iPhone miniシリーズが復活するって情報も全然ないですし、一旦諦めモードに入ってはいますが、最近はボディが薄くなり、デザインも一新される「iPhone 17 Air」が出るかもって噂もあるので、今のところはこっちに期待。
FaceIDを搭載したiPad mini
お次は使用頻度が高いiPad mini。
昨年は性能が大幅にブラッシュアップされ、Apple Intelligenceに対応した「iPad mini 第7世代(A17 Pro)」が登場しましたが、性能以外に大きな変更はなく、現状iPad mini(第6世代)で満足しているので、僕は購入しませんでした。
iPad miniシリーズにはTouchID(指紋認証)が搭載されていますが、手汗で濡れていたりすると反応してくれないことがあるので、もし、FaceID(顔認証)を搭載したり、ディスプレイが強化されたモデルが登場したら絶対買う。
iPad miniは何をするにもちょうどいいサイズでお気に入りです。
新型任天堂スイッチ(ゲームによる)
そろそろ発表が近い新型任天堂スイッチ「Nintendo Switch2」は、ローンチタイトルにもよりますが...発売直後にせよ、しばらく後にせよ、いずれ絶対買う製品。
新型任天堂スイッチは、まず間違いなく2025年3月までに発表されるかと思われますが、8インチのディスプレイを搭載し、性能は大幅に向上。任天堂スイッチとの互換性もあるとなると、ゲームが好きなら買わない理由はありません。
ここ最近の情報によれば、2025年1月17日に発表、3月3日に発売されるという情報もありますが、信ぴょう性についてはうーん…といった感じ。直近のCESで出ていたNintendo Switch2の画像はダミーで、任天堂公式も「非公式なもの」「実機は提供したものではない」とコメントしていますし、あくまでも参考程度に。
昨年Googleが行った検索エンジンのコアアップデートで収益が壊滅し、ゲームブログのほうは閉鎖したので、ゲームのレビューとかはしばらくしていないですが...それ抜きにしても、任天堂ハードで発売されるゲームは名作も多いですし、純粋に遊びたいゲームも多いので、新型任天堂スイッチは絶対買うかなと。
新型任天堂スイッチのデザインや性能、予想される発売日や価格については以下の記事でまとめているので、こちらもぜひ参考に。
Meta Quest
あまり使用頻度は高くないですが、画質や体験も含めてシンプルに感動したのが「Meta Quest3」。
パススルーも十分使える解像度&画質で、なによりも4k超えの解像度が魅力。アップデートを重ねるごとにUIは洗練され、新機能が追加され、仮想デスクトップでの作業も十分実用できるレベルになっています。
僕はもっぱらVRゲームよりも、画面と向かい合ってゲームを遊びたい人ですが、VR彼女の最新作「VRな彼女(Steam)」はガチで、シンプルに、全力で遊びたい。
Meta Quet3はApple Vision Proと異なり、遥かに買いやすい価格も魅力です。おそらく、Meta Quest4が出たら買うだろうし、Meta Quest5が出ても買うんじゃないかなと。
2027年頃に発売されるかも?って言われている"廉価版Vision Pro"が出たら...しぬほど悩みそう。
Keybal44
左右分割の自作キーボード「Keyball44」は、昨年僕が購入した製品の中でもぶっちぎりベストバイ。
自分ではんだ付けして組み立てる必要があることには注意が必要ですが、高いカスタマイズ性とパーツ選択の自由度、なにより、左右分割で角度を付けることで、手首への負担を軽減。長時間のタイピングでも、感じる疲労感が従来のキーボードとは全く違う。
実際使い始めてみると、テンティング(キーボードに角度を付けること)を試行錯誤したり、ケーブルやキーキャップ、キースイッチで悩んだり、思っていたよりもお金のかかる奴でしたが、すべてにおいて作業効率は上がりました。
僕の友人はキーボードの基盤を自分好みに設計するところまで、キーボード沼の深みに足を踏み入れていますが、僕にそんな芸当はできないので、もし、Keyball44が改良されたり、新しいキットが登場したら絶対買う。
たぶん、もう買わない製品たち
お次は色々と試してみた結果、多分もう買わないだろうな...って製品たちをご紹介。
このブログでは、主にレビュー用に製品を購入することが多いですが、それだけじゃなくて、今必要だから購入してみたら、意外と良かったので記事にする...ってパターンもあれば、レビュー用に購入したけど、合わなかったからボツ...ってこともちょこちょこあるのですが、ここからはそんな製品たちを見ていきましょう。
BuffaloのメッシュWi-Fi対応中継器
BuffaloのWi-Fi6E対応ルーター「WSR-5400XE6」のレビュー記事でも触れていますが、同社のメッシュWi-Fi対応中継器「WEX-1800AX4EA」はちょっとがっかりした製品。
信号強度はしっかりしているし、設定も簡単。コンパクトかつ扱いやすい製品で、もしかしたら僕の環境が悪い可能性もあるのですが...とにかくよく接続が切れる。頻繁に切れる。(真夏は使い物にならないくらい接続が切れたので、熱に弱い可能性もあります)
僕はこれまでにBuffaloやTP-Linkなど、いくつかのブランドのWi-Fiルーターを数種類使ってきていて、ここ数年はずっとBuffaloのWi-Fiが安定しているし、使いやすいしで信頼していたのですが、この中継器だけは「ちょっとな...」という感じ。(ルーターはBuffaloを使い続けます)
今使っているWi-Fiルーター「WSR-5400XE6」は鬼安定しているので、この中継器を使うくらいならもう一台WSR-5400XE6を購入して、メッシュWi-Fiを構築したほうが良さそう。
折りたたみスマホ(横開きタイプ)
ここ数年でググっと進化してきている折りたたみスマホですが、これまで僕はパカパカ縦折りするタイプと本のように横に開くタイプの両方を試しています。
パカパカタイプはコンパクトに持ち運べるので、まだいいですが、横開きタイプはデカい。どう頑張っても重い。
そもそもiPad miniを常備している僕にとって折りたたみスマホで得られるメリットってあまり多くなくて、Galaxy Foldに関しては、手放す直前はほぼ開くことなく、カバー画面だけで使ってました。
購入前は、これでどこでも記事書けるじゃん!って思っていましたが、実際に使ってみると効率が悪くて。結局いつも通りってパターンになったので、製品が悪いんじゃなくて、ただ僕に合わなかった。この理由が大きいです。
12.9インチのiPad ProとMagic Keyboard
お次はガチでもう買わないと決めている「12.9インチのデカいiPad」と「Magic Keyboaed」。これもシンプルに僕の生活や使い方に合わない。それが大きな理由。
僕はMacbook Proを使っているので、大きいiPadだと用途を食い合っちゃって、結局どちらかを使わなくなりました。(僕の場合はiPad Proを使わなくなった)
絵を書いたり、iPad Proで資料を作ったり、プライベートや仕事でグイグイ活用していくならMacbookにはできない使い方でiPad Proを使う理由を見出せますが、2世代ぶんのiPad Pro 12.9インチを購入しても、iPad Proの強みを僕には活かせなかったので、iPadは普通のサイズかminiでいいかなと。
Magic Keyboadに関しては、やたら汚れやすいし、かさばるし、価格が高すぎて性能や使い心地が価格に見合わない。それだけ。※あくまでも筆者の意見です。iPadをグイグイ活用してる人には良いかも。
Apple Watch Ultra
最後にApple Watch Ultra。僕がSOXAI RING1を購入していることからも、理由は容易に想像できるかと思いますが...デカい。重い。(ごつくてかっこいいけど)
Apple Watch Series10(42mm)をレビューした時に心底思いましたが、ウェアラブルデバイスってやっぱりサイズや重さが重要なんだなと。49mm → 42mmの変化はさすがに躊躇に感じました。
Apple Watch Ultraは、画面が大きくて見やすいし、高級感もあるし、電池持ちも長いし、フラグシップに見合う性能を持った素晴らしいApple Watchですが、そのメリットがデメリットと表裏一体になっていて、サイズ感が日常的な運動や睡眠トラッキングに不向き。どうしても腕に装着している感が強いんですよね。
ランニングだと重くて腕を振る時に違和感を感じたり、ヨガなら何かしらの動作で体に当たったり、僕は自分で腕枕して寝ちゃう人なので、睡眠トラッキングでは睡眠の妨げになります。
Apple Watch Ultraは、登山家やダイバーから高い評価を得ていることからも、合う用途にはばっちりハマると思うので、これも僕には合わなかったことが大きな理由です。(冷静に考えてみるとApple Watch Ultraならではの機能を一つも使ってない)
価格も通常のApple Watchより遥かに高いですし、次、僕が買うのは...やっぱり普通のApple Watchかな。なにかしらの参考になれば!